打越通信

日記ふういろいろ

雲の上の話

2016-09-07 21:24:40 | パソコン
福岡で仕事をすることでのメリットみたいなものも当然ある。
ネット社会になりパソコンの調達も地域に関係なく平等(という表現がいいのか)になりつつある。
しかし実際のところは現物を見て、または話を聞いて雰囲気をつかむところから始まる事が多い。
社内でもすっかり機器調達係りのような存在になりつつリ、以前のじっくりと考える仕事とは違ったことになっている。
どちらかというと機器(パソコン)などのハードにはほとんど興味がなかった。
興味が無いのでハードについての専門的な知識は素人並みだった。
しかしこの会社に入り、機器(パソコンだけではなく)調達の仕事が中心になっているのが現状なのだ。
そんな仕事をしていると落ち着いてソフトの開発など出来はしない。
そんな雰囲気の中ではあるが情報屋の訪問も無いわけでは無い。
飛び込みや人伝えに色々な業者がやってくる。
しかしそんな情報屋もほとんどがハードウェアの売込みが多い。
そんな中、ヒューレットパッカード(HP)主催のセミナーに出かけてみた。
会場にはHPの製品群が並び、最新のパソコンやタブレット(スマホ)が展示してあった。
そしてセミナーを聞いた。
どうも世に中はクラウドビジネスが盛んなようで、オフィス365を始めにクラウドを利用したリアルタイムな情報交換が当たり前になって来ていると言う。
少子化により油の乗った働き盛りは会社の概念を超え、情報をリアルタイムに利用して何種類もの仕事をこなす時代だという。
博多のようなコンパクト(スモール)な地域でもあと5年もしないうちに東京のような組織にならざる終えない。
などと煽っていた。
確かに最新のハードを使いオンラインストレージやオフィス365のようなツールを使えばそこそこの情報のやり取りは出来る。
その点は一理あると思うのだが、はたしてそうなのかと首をひねることの方が多い。
まあHP主体のセミナーであり協賛はマイクロソフトというのだからしょうがないといえばしょうがない。
私の概念が古いのかも知れないが、それを使うための基礎的な要素(というのか体質のようなモノ)ができていなければならないし、ルールを徹底しなければ統制が取れなくなり情報に振り回されそうな気がする。
セミナーを聞いてそういう話(雰囲気的なモノ)は一切なかった。
まあ、それはそれとして次期システムもイントラからWEBアプリケーションの世界へどういう風に移行すべきか本格的に考えなければならない。
そのための基礎的なところ(業務の本質的)を洗い出しにかかりたいと思っている。



※弁当は続いている。
 古いブログを再開させて、左のブックマークにある「昼飯の問題」を復活させた。
 食に関してはそちらでご覧あれ。