打越通信

日記ふういろいろ

広島ウォーク2

2016-09-26 21:32:20 | 小旅行
平和公園を出て広い広い通りに出た。
車道も広いが、歩道がそれより広くまるで道自体が公園のようになっている。
その道の回りには近代的な高層のビルが建ち並んでいる。
広い広い公園のような木陰にベンチがあったので市内の地図を広げる。
地図を見ていて後ろを振り向いてみた。
NHK広島放送局の目の前にいたのだ。
並木通りを探したら近くにいることを確認した。



広い広い歩道を歩いていると外国人が多いことに気づく。
駅もそうだったが、平和公園にも、そして街中にも多い。
どこそこの観光地と違い、アジア系の人たちではない。
妻の実家がある佐世保の街を思い出す。
米軍の基地があるのかな、ついついそんな事を考えた。
オバマ大統領の訪問の影響もあるのだろうが、やはり人類史上初めての出来事があった街だからなのだろう。
そんな事を考えながら歩いていくと雰囲気のある通りに出た。
大通りから左折してその通りを歩く。
奥の方から生バンドの音がする。



音がするほうに行ってみるとお好み村の看板が見えた。
広島ウォークのもう一つの目的だ。
とりあえず看板があるビルに入り2Fのボタンを押した。
エレベータのドアが開くと、そこはお好み屋さんの楽園だった。



ビルの中に屋台がひしめいている、そんな雰囲気だった。
どのお店も客が入っているが、人がいない場所も予約席の札が掛かっていた。
お店のおばちゃんに空いてますかと声をかけると、カウンタ席の端っこのほうに通された。
当然、広島風お好み焼きを、妻はあまり食欲が無いのか普通のお好み焼きを頼む。



目の前では一気に十枚近くのお好み焼き作りが始まった。
焼き終わった頃、集団の客(たぶん関西方面から)が一斉に店に入ってきた。
添乗員らしき人が、何号車の方は、こちらのお店などと声を上げていた。



その集団の人たちと同時に焼きあがったお好み焼きが出てきた。
一口食ってやはり本場の味は違う。
ソースなのか、そばなのか、よくみるととろろ昆布が入っていた。
本場のお好み焼きを頂いて、しばらく歩き、川の岸辺のベンチで休憩をした。
風が気持ち良く、川の眺めと橋を渡る路面電車の風景、そして高層のビル、素晴らしい眺めだった。
しばらく心地よい気分に浸った。
時計を見るとまだ帰りの電車の時間には十分過ぎる時間がある。
重い腰を上げて、さてさて何処に行こうかと考えた。