さすが3日にわたって書いてくると、今まで書きっぱなしだったが読み返さなければならない。
さて、おもい腰を上げて、電車に乗ろうと思った。
せっかく買った一日乗車券もまだ1回しか乗っていない。
しかし大通りには電車が走っていない。
川の先に緑の多い、少し高い山が見えた。
雰囲気的に興味を感じたので地図を見ると比治山公園とある。
橋を渡り、川沿いの木陰を歩く。
木漏れ日が美しく輝いている歩道を歩く。
自転車(良く見るとレンタサイクルだった)に乗った白人のオジサンから、エキスキューズミイと声をかけられた。
何を言っているのか良くわからないが、妻が流暢な日本語で応えていた。
手で三角の形を作り、どうもどうもと言っていた。
今歩いてきた道のようなので、橋を指差し曲がる、あとは手を真っ直ぐにして、ストレートと教えた。
サンキューと言って走り出したのだが、持っていた地図を渡してあげれば良かったと後悔した。
地元の人と思ったのだろう、まさか博多からやって来た者だとは、外人さんには分らなかったのだろう。
綺麗な木陰の道を歩き電車通りに出た。
広島近代美術館の看板が出ていたのでいくことにした。
しかしこれがミスだった。
最初はだらだらの登り道だったが、途中から急な上り坂になった。
おまけに急な階段が待っていた。
10歩ほど歩き休む、再び歩き出すが脚に乳酸がたまって動けなくなる。
途中の公園で一休み、妻が
「二度と来ることは無いかもね」
その通り。
山のてっぺんに近代美術館はあった。
一通り展示物を見て外に出る。
近くにまんが図書館があるというので行ってみた。
こちらは家族連れで混み合っていた。
あとで知ったのだが、ここはかつて島だったようだ。
埋め立てで島がいつの間にか山になったという。
原爆の爆風もこの山を境に被害が分かれたそうだ。
ひとまず山を降り、路面電車に乗った。
乗った瞬間に眠りに入った。
着いた先は終点の広島港だった。
だだっ広い公園の反対側に船乗り場とターミナルビルがあった。
三階の展望所みたいなところに行き、港を出る船、入ってくる船をしばらく眺めた。
このあたりは宇品(うじな)という地名のようだ。
終点の広島電鉄の乗り場には色々な電車が止まっていた。
普通の電車より短いが5量編成になった車両もあった。
電車に乗り広島駅まで戻った。
新幹線の時間までまだ2時間もある。
駅周りをブラブラとして一軒の居酒屋に入った。
店内はカープの赤いユニフォームを着た客で混雑していた。
なにせ店員さんまでユニフォームを着ているので変な感じだ。
妻は時間内サービスとやらで生ビール2杯とチュウハイを頼んでいた。
店内にあるテレビでは豪栄道の全勝優勝の瞬間があっていた。
そのあとのニュースでは広島カープの今日の試合の様子が出ていた。
店内のカープファンが一斉にテレビに集中する。
妻と今回の広島について話をする。
突然、妻の目から涙が流れる。
笑いながらも何か感じるものがあったのだろう。
新幹線の待合室ではブラタモリの番組があっていた。
ちょうど終わりかけのようで広島電鉄の電車の前にタモリが立っていた。
帰りの新幹線、妻は私から取り上げたウォークマンを聴きながら、赤い顔をして気持ちよさそうに目を閉じていた。
アパートに戻り歩数計を見る。
17663歩、それほどでもなかったようだ。
さて、おもい腰を上げて、電車に乗ろうと思った。
せっかく買った一日乗車券もまだ1回しか乗っていない。
しかし大通りには電車が走っていない。
川の先に緑の多い、少し高い山が見えた。
雰囲気的に興味を感じたので地図を見ると比治山公園とある。
橋を渡り、川沿いの木陰を歩く。
木漏れ日が美しく輝いている歩道を歩く。
自転車(良く見るとレンタサイクルだった)に乗った白人のオジサンから、エキスキューズミイと声をかけられた。
何を言っているのか良くわからないが、妻が流暢な日本語で応えていた。
手で三角の形を作り、どうもどうもと言っていた。
今歩いてきた道のようなので、橋を指差し曲がる、あとは手を真っ直ぐにして、ストレートと教えた。
サンキューと言って走り出したのだが、持っていた地図を渡してあげれば良かったと後悔した。
地元の人と思ったのだろう、まさか博多からやって来た者だとは、外人さんには分らなかったのだろう。
綺麗な木陰の道を歩き電車通りに出た。
広島近代美術館の看板が出ていたのでいくことにした。
しかしこれがミスだった。
最初はだらだらの登り道だったが、途中から急な上り坂になった。
おまけに急な階段が待っていた。
10歩ほど歩き休む、再び歩き出すが脚に乳酸がたまって動けなくなる。
途中の公園で一休み、妻が
「二度と来ることは無いかもね」
その通り。
山のてっぺんに近代美術館はあった。
一通り展示物を見て外に出る。
近くにまんが図書館があるというので行ってみた。
こちらは家族連れで混み合っていた。
あとで知ったのだが、ここはかつて島だったようだ。
埋め立てで島がいつの間にか山になったという。
原爆の爆風もこの山を境に被害が分かれたそうだ。
ひとまず山を降り、路面電車に乗った。
乗った瞬間に眠りに入った。
着いた先は終点の広島港だった。
だだっ広い公園の反対側に船乗り場とターミナルビルがあった。
三階の展望所みたいなところに行き、港を出る船、入ってくる船をしばらく眺めた。
このあたりは宇品(うじな)という地名のようだ。
終点の広島電鉄の乗り場には色々な電車が止まっていた。
普通の電車より短いが5量編成になった車両もあった。
電車に乗り広島駅まで戻った。
新幹線の時間までまだ2時間もある。
駅周りをブラブラとして一軒の居酒屋に入った。
店内はカープの赤いユニフォームを着た客で混雑していた。
なにせ店員さんまでユニフォームを着ているので変な感じだ。
妻は時間内サービスとやらで生ビール2杯とチュウハイを頼んでいた。
店内にあるテレビでは豪栄道の全勝優勝の瞬間があっていた。
そのあとのニュースでは広島カープの今日の試合の様子が出ていた。
店内のカープファンが一斉にテレビに集中する。
妻と今回の広島について話をする。
突然、妻の目から涙が流れる。
笑いながらも何か感じるものがあったのだろう。
新幹線の待合室ではブラタモリの番組があっていた。
ちょうど終わりかけのようで広島電鉄の電車の前にタモリが立っていた。
帰りの新幹線、妻は私から取り上げたウォークマンを聴きながら、赤い顔をして気持ちよさそうに目を閉じていた。
アパートに戻り歩数計を見る。
17663歩、それほどでもなかったようだ。