打越通信

日記ふういろいろ

博多ウォーク

2016-09-22 20:15:17 | 写真投稿
このところ、毎朝と晩にストレッチを始めた。
腰の痛みがとれない事と正座が出来ない事への対応のつもりだ。
狭いマンションの部屋にはベッドやソファーが置けない。
長い間の生活から一変して、一部屋は座敷スタイルの部屋になった。
座布団の生活になって正座が出来ないことに気づいた。
少しずつ筋を伸ばしながら時間はかかるが正座が出来るようになった。
硬くなった筋肉や筋を伸ばしていくと通常の歩行でも滑らかに歩けるような感覚になる。
秋分の日の朝、狭いマンションの足場とシートで囲まれた暗い部屋に入るのも気が滅入る。
妻を誘って散歩に出る。
出るといっても今住んでいるところは緑がある所ではない。



オフィスビルや高層のマンションが建ち並び、公園といっても半ブロックくらいしかない狭い所しかない。
クルマに乗ってちょっとした公園にでも出かければ良いのだけど、まだそういう所は知らない。
マンションを出て、行く先は博多駅か天神、あるいはキャナル方面となる。
博多駅方面は毎日の通勤で歩いているので天神方面に歩き出す。



大通りではなく、なるべき裏道を歩く。
天神の裏通りにも飲食店が建ち並んでいる。
やっぱり人が多いのだな、これだけの飲食店がちゃんと仕事として成り立っているのだからすごいものだ。
天神まで来ると見慣れた風景で面白味は無い。
天気もぐずついてきたので地下街に入る。
妻が腕を組んでくる。
「他の人が見たら私が介護してるように思われるよ」
などと減らず口を叩いている。



天神のビルの一角で一休み。
昼食を摂りたいのだが有名店には長蛇の列が並んでいる。
裏通りとはえらい違いだ。



まあ、散歩が目的なのであきらめてそのまま大博通りまで出た。
一眼レフカメラも福岡には持ってきたが、今のところ撮る対象が見つからない。



いつか博多の街を対象に印象に残った街の風景を撮りたいと思っている。
しかしなかなか印象に残る街の風景は見つからない。
そんなことを思っていると手を引かれた。
引越しの手続きのとき来た食堂だった。



チキンライスと言ってはみたが、メニューには無いらしく、オムライスになりますと返事が返ってきたのでそれにした。
妻は私が迷ったもう一つの方を頼んでいた。
食堂を出てどうしようか迷ったが、帰ることにした。
部屋に戻り歩数計を見ると12706歩だった。
博多ウォークなどと言葉は良いが、ただの徘徊じゃないのかな。