あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

沈丁花の香りから思い出を

2008-03-07 08:48:37 | Weblog
おはよう
今日もいい天気。
確実に春に近づいているから、紅梅の花が増えている。
洗濯物を外に出しながらそう思う。
きれい。

昨日、帰宅して玄関に入ったら、ほのかな香りが・・・沈丁花。
いいなあ。
花の香りとともに、思い出が浮かんでくる。
石川さゆりさんの「沈丁花」の歌がはやっていたこと・・一緒に歩いた人・・私が23歳のときか・・・息子の年齢だぁ。
自分ではしっかりしていたつもりだけど、母にしてみればどうだったのでしょう。
あのころ、母は何を考えていたのでしょう。
若いときは自分のことしか考えず、母がそのころ何を考えていたのかしらない。
父は?

今の年齢になって、母は?父は?と思う。
私の年齢のときは母は一生懸命働いていた。教師という仕事から全く違う仕事をして。生活のためだったと思う。
ときどき、「学校に勤めてくれませんか」と頼まれていたけど、断っていたっけ。
でも、母には誇りがあった。その誇りだけは失わなかった。
篤姫の中で大久保利通の母のフクがそうであったように。
母の教養はいつもあった。すごいと思っていた。
凛としていた。母のすばらしさは言葉では表せないのかもと思う。

いつもいつも母がいる。
母に守られていると思う。
もちろん、父にも感謝。優しい父だった。
「帰ったぞ」と自転車のベルを鳴らしながら庭に入ってきた。
私と妹は縁側に駆け寄り「おかえりなさい」と父を迎えた。

なんだか沈丁花から思い出は尽きない。

今日の休みもゆっくりします。
コメント
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