あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

金木犀・・父、そして明日は母の命日

2019-10-16 22:10:37 | Weblog

台風が去って、夫が庭の手入れをしている。

地面を何気なくこの部屋からみたら、なんと、ほかの木枝といっしょに金木犀が・・・。

少しばかりの花がついていて、夫に「金木犀を捨てないで」と言って外に出れば、いつもの場所のいつもの木に・・・そう、金木犀が咲いている。

地面にあった金木犀はきれいに洗って花瓶にさした。

そんな季節だ。

駅まで歩いているときも、ほのかに金木犀の香りがしてくる。

いいなあ、父の好きだった花。

父のお棺に入れた。

そして、明日は母の命日。

年は違うけど、父も母も命日が10月。

いい季節に・・・仲いいのねと思う。

思い出ばかりが浮かんでくる。

母の写真を拭きながら、「母ちゃん、苦しかったね。自分の子どもをおいてくることがどんなに辛かったか・・いま、よくわかるよ」と話しかける。「我が子っていちばんかわいいよねえ」と・・・。

あんまり書けないや・・・。

いろんなことがあった。

でも、母は強く生きたと思う。

17日の午前3時から3時半頃だったかもしれないと医師が言ったという。

妹の家で、妹が横に寝ていて・・静かに母はお別れをした。

2001年、10月17日。

思い出す・・妹から電話があって・・すぐに鹿児島の薩摩川内の妹のところへ行く用意をした。

家族みんなで母に会った。

話してくれなかった。いつものようには・・・。

告別式の日に、虹が2本出ていたと娘たちが言った。

虹にのって天国へ行ったのね・・・父ちゃんといっぱい話していますか。

母ちゃん・・・

いろいろなことを思う。

ありがとうね。

明日は母が私たちに作ってくれていたちらし寿司を作ってお供えしようと思う。

 

コメント
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