こんばんは。
おおぎやなぎちかさんの「ぼくたちのだんご山会議」の二回目を読了。
やっと今日、アップできます。
(ちかさん、遅くなってごめんなさい)
素敵な絵です。子どもたちに引き込まれます。
ちかさんは、いろいろ書けるなあと敬服する。
「くもにアイロン」の絵本もよかったし「木があつまれば、なんになる?」の低学年ものもよかったしね。「しゅるしゅるぱん」も。
今回の本、二のだんご山をテーマパークにするという計画が持ち上がった。そのことについて物語が進む。
今回は、小学校4年生の樹(いつき)くんが主人公だけど、クラスメートの面々がいい。
戸塚くん、恭平くん、アリス、千草、それぞれのキャラクターがいい。
それぞれに生き生きしている!
だんご山での話し合い、自分の考えを臆せずに言える雰囲気っていいなあ。樹くんは迷っていたけど。
こんな会議っていいなと思う。アリスはおじいちゃんに「自然」というのをぶつける。
いろんな意見をいい、聞いて成長する子どもたち。
民主主義ってこういうことよねと思った。立場が違えば、考えも違う。でも、そこには歩み寄ったり、譲ったり、真剣に考える子どもたちがいた。
今の政治家よ、子どもたちに学べ!です。
途中のきゅうべえの昔話がよかったなあ。
物語の中にまたお話があると得した気分。
なんか、さらっと読めるのだけど、奥が深く、大人への問題提起をも感じた。
親子で読んで意見交換、感想をいうのもいいと思う。
ああだ、こうだといわずして、本の感想をお互いに言い合うことで、素晴らしい教育ができる。
だから、家庭に1冊。
親子で読める素敵な本です。
そうそう、みたらし団子を食べてだんご山を書いているところ、情景を想像するのだけど、おもしろい。
年末から帰省していた我が孫のTくんもサァーと読みました。
ちょうど4年生。
皆さまも、ぜひ、手にお取りくださいね。
今日も仕事が忙しく、追いかけられているような感じ。
新聞記事のまとめ、47ページ分も・・・優しき若人が「たいへんでしたね。とても・・」って。確かに・・・。
思いやってくださってサンキュー!気持ちがうれしい。
新型肺炎がこれ以上広がらないことを強く願います。
おやすみなさい