あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「ぼくたちのだんご山会議」 作 おおぎやなぎちか 絵 佐藤真紀子を読んで

2020-01-27 23:12:56 | Weblog

こんばんは。

おおぎやなぎちかさんの「ぼくたちのだんご山会議」の二回目を読了。

やっと今日、アップできます。

(ちかさん、遅くなってごめんなさい)

素敵な絵です。子どもたちに引き込まれます。

ちかさんは、いろいろ書けるなあと敬服する。

「くもにアイロン」の絵本もよかったし「木があつまれば、なんになる?」の低学年ものもよかったしね。「しゅるしゅるぱん」も。

今回の本、二のだんご山をテーマパークにするという計画が持ち上がった。そのことについて物語が進む。

今回は、小学校4年生の樹(いつき)くんが主人公だけど、クラスメートの面々がいい。

戸塚くん、恭平くん、アリス、千草、それぞれのキャラクターがいい。

それぞれに生き生きしている!

だんご山での話し合い、自分の考えを臆せずに言える雰囲気っていいなあ。樹くんは迷っていたけど。

こんな会議っていいなと思う。アリスはおじいちゃんに「自然」というのをぶつける。

いろんな意見をいい、聞いて成長する子どもたち。

民主主義ってこういうことよねと思った。立場が違えば、考えも違う。でも、そこには歩み寄ったり、譲ったり、真剣に考える子どもたちがいた。

今の政治家よ、子どもたちに学べ!です。

途中のきゅうべえの昔話がよかったなあ。

物語の中にまたお話があると得した気分。

なんか、さらっと読めるのだけど、奥が深く、大人への問題提起をも感じた。

親子で読んで意見交換、感想をいうのもいいと思う。

ああだ、こうだといわずして、本の感想をお互いに言い合うことで、素晴らしい教育ができる。

だから、家庭に1冊。

親子で読める素敵な本です。

そうそう、みたらし団子を食べてだんご山を書いているところ、情景を想像するのだけど、おもしろい。 

年末から帰省していた我が孫のTくんもサァーと読みました。

ちょうど4年生。

皆さまも、ぜひ、手にお取りくださいね。

今日も仕事が忙しく、追いかけられているような感じ。

新聞記事のまとめ、47ページ分も・・・優しき若人が「たいへんでしたね。とても・・」って。確かに・・・。

思いやってくださってサンキュー!気持ちがうれしい。

新型肺炎がこれ以上広がらないことを強く願います。

おやすみなさい

 

コメント (2)
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