あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

午後3時の風景

2020-04-05 22:22:34 | Weblog

こんばんは。

午前中は、ずっとやらなくちゃと思っていたバス時刻を新しい手帳の冊子にやっと書き込む。路線がいろいろだから複雑なのだ。

今は、そのたびにスマホで時刻は検索できるけど、私にはやはり一覧で書いてあるものが便利だ。

それを終えて、パスタの昼食。

それから、ゆっくりタイム。

短歌誌「辛夷」を開く。

「十人十首」を早くやらねばと、1ページずつ、読む。

ちょうど今年度から自治会の理事(順番だ)になった夫に「(地域の)公園にある倉庫に行くから行かないか」と声をかけられる。

コロナで、家にいるのがいちばんだけど、体にも心にも悪い。

散歩は大事ねと行くことにする。

ふだん、あまり、利用しない道を歩く。

静かな住宅街。

公園も「ああ、ここは、保育で来たことがあったっけ」と思う。

大木の桜、花壇の春の花々がかわいい。

 

 

夫は、倉庫を開けるやいなや、ゴミ袋を出して、公園内のゴミを拾う。

昨日、引き継いだばかりなのに(コロナの影響で多人数の引き継ぎ会は中止で、担当者同士の引き継ぎだった)よくやるなあと感心する。

「ゴミがなくなると気持ちいいだろう」と。

思わず、ブログの街のごみを拾っているHさんを思う。

彼についてはもうリスペクトオンリー。

素晴らしいと思う。

 

「もういいか~い」

「まぁだだよ~」男の子どもたちがかくれんぼしている。

大きい子に「何年生?」と訊ねてもすぐに返答がない。

学校名を訊いたときは、すぐに答えてくれたのに。

「1年生?」

「うん・・・」

なんか、はっきりしない。

で、わかった!

その子は、今度、2年生なのだ。

まだ、始業式がないから、わからないのだと結論づけた。

学校もいつから始まるのだろうか。

 

また、最近できたのか、まだ新しさを感じさせる長い滑り台をすべる子どもたち。

子どもたちの遊ぶ姿はいい。

ベンチには老夫婦が座り、若い女性ふたりが桜を背に写真をとっている午後3時の風景。

時折の風で桜の花が揺れる。

そして、こういう、ささやかに咲く桜が好きだ。

ちょっと横から芽を出して咲いている桜。

「おじゃましまぁ~す。私も見てね」と言っているのかな。

頑張っているのねと思う。

なんか、ユーモアもあったりして・・・。

 

平凡な日々がいちばん愛おしい。

そんな日を送れるのがいい。

コロナの増え続ける感染者数に、平凡であることが、どんなにありがたいかをあらためて思う。

短歌誌の「辛夷」を味わいながら・・・寝ます。

心は焦るけど(早く選ばなきゃと)

おやすみなさい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする