こんばんは。
ゆったりできる時間があるっていいなあと思う。
追いかけられている気がしない。
先日の夜、ピアノを弾いたとき、娘が「お母さん、今までストレスあったんだね。だって、今、ピアノを弾くもの」と言った。
その言葉に、はっとした。
そう言えば、そうかなと思った。
自然にSちゃんとピアノに向かっていたから。
今まではクリスマスとひな祭りはピアノに向かいたいと意識していた。だから、疲れていても弾いて、しばしの安らかさをもらっていた。
その夜は、本当に自然体だった。
振り返れば、横浜に来てから、ついこの前までの職場に20年、その前に、他所で3年勤めてきた。
だから、23年。
その前は、赤ペン先生と保育で7年位。
鹿児島での幼稚園勤めが5年。
だいたい、社会で35年位働いたのかなあ。
我ながらよく働いたね!(自画自賛)
でも、それでも夫には負ける。
夫は、何もいわずによく働いて、家族を守ってくれたと思う。
私にはそんな切実さがあったか?
子育て中は、育児を楽しんだものね。保育ボランティアをしたり・・・。
ただ、今、私は、何もしない。フリーだ。
久しぶりの自分だけの時間。
だから、創作童話に向かい合った。
ひとつの言葉にこだわり、情景を考え・・。
考えているのが楽しいのかもしれない。広い意味でね。
上手下手は別として。
本当は推敲なんて、とてもたいへんで、もう、いいやと思うときがある。
そんなときが多いかも。
でも、ゆったり、創作に迎える時間ができたことが嬉しい。
途中、テレビでノンフィクションを見て、今日は後編だったけど、札幌の北洋建設の小澤さん、素晴らしすぎる。
彼は夢に向かって、いや、自分のやりたいことを諦めずに、裏切られても(そんな表現ではなかったけど)やっている。
受刑者を受け入れ、つまり、雇い入れ、更生を担っている。自分の身体の病気も厭わずに。
彼を応援するし、私も頑張らなきゃと元気をもらった。
庭のキウイ。
日に日に芽を出し、葉も増えている。
確実に昨日と違う。
「希望だ」と思わず、呟いた。
おやすみなさい