あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

金木犀とトンボ~父の命日~

2020-10-02 23:00:24 | Weblog

こんばんは。

今日は父の命日。

41年前の今日を思い出す。

父には、育ててくれて、ありがとう。

今も守ってくれて、ありがとうです。

昨日、Sちゃんが金木犀をもらってきた。

畑に行ったら、なんでも知らないおばさんがくださったそう。

父の大好きなお花。

昨日、もらってきたことの偶然。嬉しかった。

今朝、それを花瓶にさした。

ほんのりとした甘い香り。

金木犀は、お別れのとき、父のお棺に入れた。

「父ちゃん、いい香りでしょ」ってね。

そして、今日帰宅したら、入り口から我が家の金木犀が見えた。そして、何よりも金木犀の香りが漂ってきた。

 

ああ、我が家には金木犀が2本あったんだと思い出す。

朝、窓をあけて見た大きな木にはまだ咲いてなくて・・・。

 

そして、この前、那須塩原のホテルの露天風呂にずっといたトンボ。

私は、父だと思ったから、語りかけた。

不思議な話だけど、要所要所でトンボに会う。

告別式の日に、お仏壇に大きなトンボがいたから、私は、トンボを見ると、父がきてくれた、守ってくれていると思うのです。

ふるさと指宿に帰省したとき、追突事故にあって、翌日お墓参りにいったときもトンボがやってきた。11月なのに・・・。

父が守ってくれたと思うのです。

今日は、北海道の娘たち家族も息子も、我が家に来ていたSちゃんもNちゃんも小さな手を合わせました。

父ちゃん、ありがとう。

苦労して育ててくれて、優しかった父。

父のあぐらの中の私、おぶわれた私、自転車にのせてもらった私が見える・・・。

庭掃除、拭き掃除をしたり、お仏壇のお花をかえると「きれいだね」とほめてくれた。

「また、やってね」とは言わなかった。ほめられたくて、私は、また、やっていた。

数々の出来事を胸に、父の優しさや子育てを子どもたちに伝えています。

そして、おしゃれだったし、お料理も上手だった。

父のお煮しめは、天下一品。

そんなことを書いた作文が賞をもらい、文集に載ったっけ。

 

今日は父の命日。

母と楽しく話しているかな。

母の命日も10月17日。同じ季節。

仲いいね

 

 

コメント
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