こんばんは。
今日は父の命日。
41年前の今日を思い出す。
父には、育ててくれて、ありがとう。
今も守ってくれて、ありがとうです。
昨日、Sちゃんが金木犀をもらってきた。
畑に行ったら、なんでも知らないおばさんがくださったそう。
父の大好きなお花。
昨日、もらってきたことの偶然。嬉しかった。
今朝、それを花瓶にさした。
ほんのりとした甘い香り。
金木犀は、お別れのとき、父のお棺に入れた。
「父ちゃん、いい香りでしょ」ってね。
そして、今日帰宅したら、入り口から我が家の金木犀が見えた。そして、何よりも金木犀の香りが漂ってきた。
ああ、我が家には金木犀が2本あったんだと思い出す。
朝、窓をあけて見た大きな木にはまだ咲いてなくて・・・。
そして、この前、那須塩原のホテルの露天風呂にずっといたトンボ。
私は、父だと思ったから、語りかけた。
不思議な話だけど、要所要所でトンボに会う。
告別式の日に、お仏壇に大きなトンボがいたから、私は、トンボを見ると、父がきてくれた、守ってくれていると思うのです。
ふるさと指宿に帰省したとき、追突事故にあって、翌日お墓参りにいったときもトンボがやってきた。11月なのに・・・。
父が守ってくれたと思うのです。
今日は、北海道の娘たち家族も息子も、我が家に来ていたSちゃんもNちゃんも小さな手を合わせました。
父ちゃん、ありがとう。
苦労して育ててくれて、優しかった父。
父のあぐらの中の私、おぶわれた私、自転車にのせてもらった私が見える・・・。
庭掃除、拭き掃除をしたり、お仏壇のお花をかえると「きれいだね」とほめてくれた。
「また、やってね」とは言わなかった。ほめられたくて、私は、また、やっていた。
数々の出来事を胸に、父の優しさや子育てを子どもたちに伝えています。
そして、おしゃれだったし、お料理も上手だった。
父のお煮しめは、天下一品。
そんなことを書いた作文が賞をもらい、文集に載ったっけ。
今日は父の命日。
母と楽しく話しているかな。
母の命日も10月17日。同じ季節。
仲いいね