あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

長崎原爆の日に~セミ~

2021-08-09 21:55:34 | Weblog

先ほど、いろいろな用事で金曜日から来ていた娘たちが帰っていきました。

賑やかな日々が終わり、今は、静寂そのものです。

オリンピックも終わりましたね。

選手の皆さまはお疲れさまでした。

「ありがとう」という言葉を聞くたびに、全世界の人が会場で観覧できたらどんなによかったかと思います。

こんなに多くの国の人々が集まることってないですものね。

コロナ政策、どうにかできなかったのかと思います。

たくさんの感染者は、オリンピック開催とは関係ないと言われるけど、大いに関係あると思う。

みんなが外へ出ていいと思うもの。

矛盾点などたくさんです。

 

今日は長崎原爆の日。

孫たちとともに手を合わせました。

忘れてはいけない。

酷いことがあったことを・・・。

オリンピックを見ながら、一人ひとりの命の尊さ、喜怒哀楽はどの国の人も同じ。

戦争なんかするんじゃない・・・。

生まれたきた命は、奇跡の賜物です。

大事にしなきゃ。

 

昨夜、家にセミが入ってきました。

Sちゃんの「のりちゃん、セミだよ~」という声を寝ぼけ眼で聞きました。

生まれたてだったらしい。

朝、起きてきたSちゃんの第一声「セミは?」
ちょっと探しましたが、見つからず・・・。

そのあと、用事で外出して・・・。

それが、夜、セミが出てきました。

「のりちゃん、セミがいたよ。きて~」と私の手を引っ張ります。

セミを愛おしそうに見るSちゃん。

夫がお部屋が乾燥しているからときゅうりを切ってあげました。

ちょっと見にくいけど

キュウリの汁を吸っているセミ。

「触ってみて」というSちゃん。

私がそっと触るとSちゃんも「セミさん」と声をかけて触る。

セミに素直に愛情をあげているSちゃんを嬉しく思います。

いのちへの尊厳・・・そんなことを思いました。

セミはそのあと庭に逃がしました。

Sちゃん3歳の、長崎原爆の日でした。

 

 

 

 

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