この前、京都に行ったときには、瀬戸内寂聴さんはまだいらっしゃったんだと思う。たぶん、病院だったのだろうけど。
寂庵のことも調べて、案内所でも聞いたけど、普段は閉門しているとのことで諦めた。
でも、かつて行った嵯峨野に寂庵はあったんだ・・・。
手前までも行こうかなとも思ったけど・・。行けばよかったなあ。
お昼の休憩時間にスマホを広げていると、瀬戸内寂聴さんの訃報が入ってきた。
思わず「えっ」と思った。
誰かに言おうかと思ったけど、自分一人の胸にしまい込んだ。
だって、彼女の訃報を感じ入る人がそこにいるかどうか・・自分ひとりで・・淋しさを・・・。
つい数日前もどうされているのかしらと思ったっけ。
彼女には前から惹かれていた。
自分の好きなように、思うままに、自分の心に正直に生きた人。
そして、今は、心に残る言葉をたくさんくださっていた。
今、手帳を広げると7月13日に彼女の「死に支度」を読了していた。
そこに1、2行の感想をメモしている。
「人の目なんか気にしないの。人間の幸福は自由に生きること、自分の心を見つめていればいい」と引用している。
過去に瀬戸内さんの小説を夢中になって読んだ時期があった。
いいなあと思った・・。
心からご冥福をお祈りします。
ありがとう、瀬戸内寂聴さん。
今頃は歓迎パーティでしょうか・・・。
我が家の道路側に植えてある無花果。
今年2度目の実がなっている。そのひとつをちぎった。かわいいでしょ。
甘くておいしい。
無花果とは今まで無縁だったけど、我が家になるようになって食べたら、とってもおいしい。
いろいろな果物の恩恵にあずかっています。今日も自然の恵みに感謝です。
おやすみなさい