あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

瀬戸内寂聴さん

2021-11-11 22:12:40 | Weblog

この前、京都に行ったときには、瀬戸内寂聴さんはまだいらっしゃったんだと思う。たぶん、病院だったのだろうけど。

寂庵のことも調べて、案内所でも聞いたけど、普段は閉門しているとのことで諦めた。

でも、かつて行った嵯峨野に寂庵はあったんだ・・・。

手前までも行こうかなとも思ったけど・・。行けばよかったなあ。

お昼の休憩時間にスマホを広げていると、瀬戸内寂聴さんの訃報が入ってきた。

思わず「えっ」と思った。

誰かに言おうかと思ったけど、自分一人の胸にしまい込んだ。

だって、彼女の訃報を感じ入る人がそこにいるかどうか・・自分ひとりで・・淋しさを・・・。

つい数日前もどうされているのかしらと思ったっけ。

 

彼女には前から惹かれていた。

自分の好きなように、思うままに、自分の心に正直に生きた人。

そして、今は、心に残る言葉をたくさんくださっていた。

今、手帳を広げると7月13日に彼女の「死に支度」を読了していた。

そこに1、2行の感想をメモしている。

「人の目なんか気にしないの。人間の幸福は自由に生きること、自分の心を見つめていればいい」と引用している。

 

過去に瀬戸内さんの小説を夢中になって読んだ時期があった。

いいなあと思った・・。

心からご冥福をお祈りします。

ありがとう、瀬戸内寂聴さん。

今頃は歓迎パーティでしょうか・・・。

 

我が家の道路側に植えてある無花果。

今年2度目の実がなっている。そのひとつをちぎった。かわいいでしょ。

甘くておいしい。

無花果とは今まで無縁だったけど、我が家になるようになって食べたら、とってもおいしい。

いろいろな果物の恩恵にあずかっています。今日も自然の恵みに感謝です。

 

おやすみなさい

 

 

コメント
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