紫電の成銀です。
今更ではありますが、
そもそも紫電ってどういう意味か調べてみました。
「紫色の電光。そのように、鋭い眼光、または、とぎすました刀の光。」
だそうです。
⇒Wikipedia
なるほどねー
研ぎすました刀の光、っていうのがかっこいいですね。
日向ぼっこみたいなゆるーい雅号じゃなくて、
こういうカッコいいのにしておけば良かったか?
いやいや、どう考えても似合わんやろ。。。
今更ではありますが、
そもそも紫電ってどういう意味か調べてみました。
「紫色の電光。そのように、鋭い眼光、または、とぎすました刀の光。」
だそうです。
⇒Wikipedia
なるほどねー
研ぎすました刀の光、っていうのがかっこいいですね。
日向ぼっこみたいなゆるーい雅号じゃなくて、
こういうカッコいいのにしておけば良かったか?
いやいや、どう考えても似合わんやろ。。。
裏面の彫を開始しました紫電書です。
一番画数が多い竜王と竜馬からスタートです。
太字でくるんと書いてあるので、
個人的には可愛く思えてします、
あんまり強そうに感じません(笑)。
実戦だと油断しそうです。。
一番画数が多い竜王と竜馬からスタートです。
太字でくるんと書いてあるので、
個人的には可愛く思えてします、
あんまり強そうに感じません(笑)。
実戦だと油断しそうです。。
紫電の歩兵です。
表面ですが、ようやく彫り終えました。
紫電はこの歩兵が一番難しい、
というのが私の認識です。
粗彫りなので、
目止めの前に再度仕上げを施しますが、
とりあえず、この書体の最難関は抜けたかな、
と思います。
表面ですが、ようやく彫り終えました。
紫電はこの歩兵が一番難しい、
というのが私の認識です。
粗彫りなので、
目止めの前に再度仕上げを施しますが、
とりあえず、この書体の最難関は抜けたかな、
と思います。
紫電の香車です。
以前、この書体指定で
根付の制作を承ったことがあり、
人気があるんだな、と思ったことがあります。
元々根付は「香車」を彫るのがオリジナルなので、
香車の字母を何にするか?
で迷うことになります。
当方に依頼頂いた中で一番多いのは長禄(守田)、
その次がこの紫電ですね。
以前、この書体指定で
根付の制作を承ったことがあり、
人気があるんだな、と思ったことがあります。
元々根付は「香車」を彫るのがオリジナルなので、
香車の字母を何にするか?
で迷うことになります。
当方に依頼頂いた中で一番多いのは長禄(守田)、
その次がこの紫電ですね。
紫電書の銀将です。
今回はこの駒から彫り始めました。
理由はなく、ただの気分です。
気分はモチベーションに影響を与えるので、
とても大切だと考えています。
私という駒職人を、
もう一人の自分がマネージしている感覚です。
今回はこの駒から彫り始めました。
理由はなく、ただの気分です。
気分はモチベーションに影響を与えるので、
とても大切だと考えています。
私という駒職人を、
もう一人の自分がマネージしている感覚です。
次作の準備に入ります。
書体は故・肥塚一登實氏が作られた紫電書です。
人気ありますね。
廃れない書体というのは、
日本人を惹きつける何かがあると思います。
その何かを考えながら作業を進めたいと思います。
木地はお客様からご支給頂いた、
御蔵島黄楊、斑入りの柾目です。
書体は故・肥塚一登實氏が作られた紫電書です。
人気ありますね。
廃れない書体というのは、
日本人を惹きつける何かがあると思います。
その何かを考えながら作業を進めたいと思います。
木地はお客様からご支給頂いた、
御蔵島黄楊、斑入りの柾目です。
作ほど完成しました空蝉です。
磨いたらの柾目の赤色が予想以上に強く現れ、
赤柾に近い感じに仕上がりました。
使用と手入れを繰り返すと、
艶っぽく茶褐色へ変化するでしょう。
木地を判別する修行が足りないな、と反省しつつも、
お客様にとっては良い誤算なので、
そのままお納め致します。
修正した字母もいい感じです。
よかった、よかった。
磨いたらの柾目の赤色が予想以上に強く現れ、
赤柾に近い感じに仕上がりました。
使用と手入れを繰り返すと、
艶っぽく茶褐色へ変化するでしょう。
木地を判別する修行が足りないな、と反省しつつも、
お客様にとっては良い誤算なので、
そのままお納め致します。
修正した字母もいい感じです。
よかった、よかった。
空蝉です。
漆を十分に乾燥させてから、
水研ぎしました。
木地は水分を含むと曲がったり、
割れたりすることがかなりの頻度であります。
では、何故この木地がそうならないのか、
といいますと、それは目止めの効果です。
詳しい内容は書けませんが、
一組の駒を作るために、いろんな工夫があります。
漆を十分に乾燥させてから、
水研ぎしました。
木地は水分を含むと曲がったり、
割れたりすることがかなりの頻度であります。
では、何故この木地がそうならないのか、
といいますと、それは目止めの効果です。
詳しい内容は書けませんが、
一組の駒を作るために、いろんな工夫があります。
空蝉です。
裏面に朱漆を入れました。
漆も目止めと同じで、
しっかり入れて掻き出すのが私流、
薬研の底には少し漆を溜めて、
滑らかな感じに仕上げます。
なお、漆を薄く入れて、薬研彫りの底を見せる作り方もありますが、
あれは浅彫り多くみられる手法ですね。
彫りが浅いので漆が厚いと、
細字の部分が「彫埋め」になっちゃうので、
自然にそうなる理屈です。
従って、彫埋め駒を作る時は浅く彫った方が作業効率は良くなります。
裏面に朱漆を入れました。
漆も目止めと同じで、
しっかり入れて掻き出すのが私流、
薬研の底には少し漆を溜めて、
滑らかな感じに仕上げます。
なお、漆を薄く入れて、薬研彫りの底を見せる作り方もありますが、
あれは浅彫り多くみられる手法ですね。
彫りが浅いので漆が厚いと、
細字の部分が「彫埋め」になっちゃうので、
自然にそうなる理屈です。
従って、彫埋め駒を作る時は浅く彫った方が作業効率は良くなります。