駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

せめてお名前だけでも。。。。。

2010年01月06日 | 将棋駒製作
この作者名はなんて読むのでしょうね。。。

現在オークションに出品されている駒です。

「了光」でしょうか?

小生は初めて見るお名前です。

書体はよく見る「機械彫りの名無し書体」ですね。

小生も一組所有して、普段遣いにしています。

ちなみに、将棋世界の懸賞でもらったものです。

丁寧に自分で面取りして、鏡面仕上をしたので、

今ではかなり使いやすくなっています。

話を戻しますと、仮にこのお名前が「了光」で正しければ、

昔の偉いお坊さんのお名前と同じですね。

小生が申しあげるのもなんですが、

なかなかいいお名前です。

それとも「丁光」かな?わからん。。。

ただ、個人的には作者名だけ入れて書体名が無い

というのは、なんとも寂しい感じです。

癖の無いさわやかな書体ですから、機械彫りとは言え、

名前ぐらいは付けてあげて欲しいものです。

そうですね、、、、たとえば、、、

季節ものなら
①春風(しゅんぷう)
②盛夏

人名っぽく
①升帥(しょうすい)
②逸勢(はやなり)

地名からちなんで
①白山
②霧島
あ、これは電車か?ん?お酒か?

まあ、いずれにしても

それっぽい名前があってもいいのでは。

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将棋駒製作の道具⑤

2010年01月06日 | 将棋駒製作
今度は何の写真!?

ええ、そうです。杯です。

しかも左側はちょっと欠けています。

先日リサイクルショップで購入してきました。

3個で100円という安さがまた凄い。

将棋の駒や盤の中古がないかと思って入ったのですが、

結局買ったのはこの杯たちでした。

さてさて、これ何に使うと思います?

左側のちょっと細長い方は、目止めの木工用ボンドを

溶かす時に使います。

ちょうど良い大きさ&重量感です。

それから右側の横に広いタイプの杯は、

サビ漆のパレット代わりといったところです。

サビ漆はヘラで適量をとりながら作業をするのですが、

この広口の杯がいい具合なんです。

おそらくこの2つとも、何処かのお家の神棚かなんかに

あって、ちょっと欠けたり、汚れたりしたから

リサイクル行きになったのだと思います。

新しい役目ができて嬉しそうです(うそでっす)。

そしてもう一つ使い方があります。

この杯をひっくり返すと、土台だった部分が、

小さな杯状になりますね。

ここは漆パレットになります。

便利でしょう? って言われても分かんないね。残念。。

とにかく、駒作りってすべてが手作業なので、

道具もほとんどハンドメイドまたは何かの転用だったり

します。これから駒を作る方の参考になれば幸いです。


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