駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

将棋道場へ駒を持参しよう。

2010年12月17日 | 将棋駒製作
「磨けば光る」シリーズの続編とも言えそうな内容ですが、

ちょっと思いついたことを書きますね。

全国の将棋道場が「駒持参」を奨励する運動って

展開できませんかねぇ?


皆様、購入した駒を対局に使用していらっしゃいますか?



いろんな方々に駒の使用状況をお聞きしました。

将棋道場に行かれるレベルの方の多くは、

駒(彫駒以上)をお持ちです。

しかしながら、棋譜並べや詰将棋など、

独習に使用されているケースが圧倒的多数の様です

(観賞用の駒は除きます)。

これは将棋道場にそういう空気といいますか、

そういう習慣が無いのが原因でしょう。

また、持参した人が

「将棋が弱いのに道具だけ立派」とか、

「自分の駒を自慢したいだけ」

なんて思われないかな?

という心配がありそうです。

故に道場主の役目が大きいと言えます。

道場内に「駒持参、大歓迎!!」

というポスター1枚貼ってあるだけで

かなり変わります。

それと持参した方への気遣いで、

盤駒を綺麗にする手ぬぐいを

1本ずつ盤側に置いておけば完璧です。

小生が将棋道場の経営者なら必ずそうしますね。


将棋を指す人は、

「巾着入りの駒とセンスを持って歩く」

これがスタンダードであって欲しいですね。

けっこう「粋」だと思いますが。。。どうですか?

将棋文化には「道具」も含まれています。

その発展のためには多くの方々に

見て触れて頂くことが必要になります。

インターネットが普及し、盤駒に触れることなく

将棋が指せる時代になったからこそ、

その必要性が高まっていると感じます。

皆様がお持ちの素敵な駒を、

是非お披露目してあげて下さい。

駒は使われることで、その使命を全うできると思います。

★お知らせ★
ただいま出品中です。
YAHOOオークション 日向作 十三世名人関根書 島黄楊 彫駒

☆お読みになった合図に、ポチッとお願いします☆
   ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする