駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

駒修理 栄作 ~その2~

2015年06月06日 | 駒修理
駒尻を彫っています。

正しくは「勝手に彫直して」います。

巷で良く出回っている機械彫りの

栄(栄一・栄吉)作ですが、

彫刻位置が少々ズレていることがあります。

今まで気にせず使っていたのですが、

最近どうも細かい事が気になります。

この駒の場合は、銘が「左寄り」に

なっていましたので、

ご覧の様に文字全体のバランスを

取り直してみました。


たぶん「書」としてはオカシイのでしょうが、

銘はサインみたいなもので、

そのスタイルは自由ですから、

これもまあその範囲内かと。。。。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中国黄楊知りたいです (びりたん)
2015-06-07 09:20:30
制作数が膨大な栄一作の駒ってとても興味があります。
(有)ホリコシ様制作では無さそうなので
天童将棋(株)様だったりして?とか
勝手に想像しております。

黄楊の木目は目立たないとか
磨きの番体はどの程度に見えるかとか
黄楊の香りはほとんどしないとか
差支えない範囲で教えて頂けませんでしょうか?

栄一作は機械と思われますが、
多分、手彫りと間違われて買われる
お客様も多いでしょうねぇ。
お尻に作者名が彫られていますから。
ちなみに一栄作は栄春堂様で実演をなされており、
恐らくは「数をこなせてこそ職人」を信条とされている
伝統工芸士様の作品なのですよね。
http://ameblo.jp/billytan/entry-12010114354.html

機械彫りも現在残っている方々は
「機械彫りなら私が世界一」とプライドを
持っておられるとお聞きしました。
量産の為、若干精度が落ちているのでしょうが
駒木地をクランプするアイデアを考え
冶具を制作して、人間が機械を操作して制作する
ひとつの立派なもの作りですから、
私は機械彫り駒は、もっと評価されて
良いと個人的には感じています。
https://www.youtube.com/watch?v=g_nAE7_Bdn8

「茨城木工」様の制作現場を拝見すると
新桂(アガチス)盤も魅力的に思えてきました。
返信する
RE: (日向)
2015-06-07 15:54:26
中国黄楊も産地によってまちまちです。
同じ本黄楊ですから日本産と大きな違いは無いと私は思いますよ。
返信する
ありがとうございます。 (びりたん)
2015-06-08 23:13:46
お返事ありがとうございます。
将棋道場なんかで使われているという噂ですので
機会があればチェックしてみたいです。
返信する

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