公開中ネタバレ注意!
離島から家出してきた少年帆高。しかし生活はすぐに困窮。
フェリーの中で知り合った男性の所に出向く。(西新宿の方?)
行く所がないので雇ってほしいと頼む。
(オカルト雑誌の編集のライター須賀)そこにはバイトの女性夏美もいた。
連日雨、そんな中一人の少女に出会う帆高。
ある事情をかかえ弟と二人で明るくたくましく暮らす少女陽菜。
彼女には不思議な能力があった。
「ねえ、今から晴れるよ」というと、空の一部が明るくなり、
だんだん様子が変わり晴れ間が広がった。彼女は「晴れ女」なのだ。
いいや晴れ間をおびき寄せる女だった。しかしそれは彼女にとっては
自分の魂を削るようなワザだったのだ。
(天気を左右にするワザを一人ですることは(「人柱」)命は短くなる)
消えてなくなるのだ。
ある程度"お天気屋"をしたあと陽菜の体は消耗して・・・
空の彼方に行ってしまった。
帆高は彼女が好きになり一緒にいたいと思うようになる。
雨は降り続いてどこもかしこも水浸し、新宿、渋谷も一階ぐらいゆうに水に
浸かっていたような・・・帆高は光が指している場所に向かって走る、走る。
新宿の古びたビルの屋上の祠に向かって彼女に会いたいと叫びながら突進。
不思議な光景を見ている帆高。雲の中なのか水の中なのか・・・
陽菜の名前を呼ぶ。二人は出会い「「お天気屋」をしなくてもいい。陽菜と
一緒にいたい」と告白する。雲から二人は真っ逆さまに落ちてくる。
気がつくと古びたビルに戻っていた。
帆高は両親が捜していたので島へ帰る。
3年ほど雨は続いて今だに復興できていない。
そんな中帆高は上京して再び陽菜に会えた。大体あらすじはこんな感じかな?
簡単に言っちゃえば、陽菜の特異体質がもたらした超常現象の末の
話だったのね。
なんだか最近の日本の気象を見ているような感じを受けた。
それを題材にして帆高(家出少年)と母親が亡くなってしまった陽菜の
ちょっぴり甘酸っぱい恋愛模様。
帆高の逃げる場所は拾ってくれた須賀圭介、夏美がいた場所。
当初拾った猫アメは3年後肥えていた😁
3年もたてば猫も成長するか・・・それにしても成長しすぎ。
白戸家の犬のお父さんどこにいたのか・・・全然見てなかった😅
(絵が素敵すぎてそこまで気が回らなかった)
一つ一つが描き方が丁寧で感情移入も出来て素敵なアニメだった。
「帆高と社会全体が対立する話なんだ」と新海監督は言うが、見た人の
感性によって見方は違うと思う。陽菜にしても。
二人の気持ちを素直に受け入れてしまった私はどう考えればいいの?
青春の中、一度や二度は挫折はあるさね。その中で一途な愛を見つけた
少年の気持ちを大切にしたいと私は思った。
(かなり書きすぎたね~😃)