ヤマルリソウ(山瑠璃草)、ムラサキ科 ルリソウ属 、山に咲いているルリソウの意味です。ルリソウは花の色が瑠璃色をしていることによります。花は直径が1㎝ほどです。咲き始めは淡いピンクですがやがて淡い青紫色に変わってくる多年生。鍋尻山にて。
ヤマエンゴサク(山延胡索)、ケシ科 キケマン属 、少しスミレの花の形に似ているが、ケシ科である。淡いブルーの小さな花は春の妖精といった感じがする。薬用に用いられるが、少し作用が強いので素人は用いないほうが無難。ピンク色でジロボウエンゴサクが類似。保月集落にて。
フッキソウ (富貴草) 双子葉植物 離弁花類 ツゲ科 フッキソウ属 常緑多年草 、草という字がついているが,低木です、年中葉が青々としているので,繁栄のシンボルとしておめでたい名前がついています、成長して株がどんどん増えていく様子を「富」が増すとみなし、白い宝石のような実を貴金属とみなして「貴」の字をあてた、鍋尻山にて。
イチリンソウ(一輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属 名前どおり、ほとんどの場合ひとつの茎に一輪の花を咲かせる、茎につく葉は3出複葉で、3個輪生する。花は直径4cmほどで、白い花弁状の萼片が5~6個あり、裏面はふつう淡紅色を帯びる、鍋尻山にて。