以下のようなシンポジウムを,2/19(火)の午後に,横浜で開催します。横浜国大ではなく,日本大通り駅の近く(横浜からも遠くない)の会場で行います。正式案内はこれから行いますが,基本的に私の知り合いや私の周囲の方々,どなたでも参加OKです。参加費もほぼ無料かと思います。興味のある方はとりあえずご予定にいれておいてください!
+++++++++++++++
基調講演3件
13:00~14:00 JR東日本 松田芳範 氏 「鉄道構造物の戦略的な維持管理と耐久的な構造物を建設するための技術開発と仕組みづくり」(仮題)
14:00~15:00 首都高速道路 谷 雅史 氏 「首都高速道路の構造物の現況と維持管理戦略・将来像」(仮題)
休憩
15:15~16:00 細田 暁 「山口県のコンクリート構造物の品質確保システムの説明と復興道路の品質確保への応用」(仮題)
要素技術5件 (16:00~17:15)
・表面吸水試験 (林 和彦) (10分)
・既設橋梁の復元設計 (椿 龍哉) (15分)
・ステンレス鉄筋 (愛知製鋼 中川氏) (30分)
・クリンカ細骨材による自己治癒モルタル(細田 暁)(10分)
・国際会議報告(10分)
やはり研究は楽しい。特に,私は研究の議論が好き。技術に関する議論や,我が国の将来に関する議論も好き。
15日(土)~16日(日)は,熱血ドボ研の合宿で宮崎で世界初のバタフライウェブ橋を,開発者リーダーの春日さんに直々に見学案内していただき,深夜まで議論。帰りの日曜日も飛行機の中でも議論沸騰。
18日(火)は終日,仙台にて復興道路の品質確保の議論。議論がスパークしました。私も本気で持てる手段をすべて駆使して情報提供しました。すごかった。
19日(水)の午前は,首都高のASRの現場を見せていただき,補修方法について議論しました。今後も継続的に議論させていただけるとのこと。ありがたい。
20日(木)は津波Day。午前中の土木学会の津波委員会の議論も非常に濃密でした。私は幹事長という立場ですが,多くを学ばせていただいております。もちろん,自分たちの研究室でも貢献できるような研究をしたいし,委員会報告書の取りまとめや講習会においては重要な情報を発信する責任を肝に銘じて努力したいと思います。
午後は,カイロ大学のハメド先生(東大コンクリ研の先輩)とウェブミーティング。津波による橋梁被害を数値解析していくときに強力なツールになりそうなELSというソフトの指導を受けました。元々とても仲のよい方なので,楽しく,充実した指導を受けることができました。担当学生も横に置いて,英語でのやりとりで時々日本語で解説する,という結構脳みそを酷使するミーティングでした。
こうしてみると,多くの時間を研究,研究的な時間で過ごしていることに改めて気付きます。脳みそが刺激されて,進化していくのを感じます。脳みそも疲れるので,夜はぐっすり寝ています。
さあ,あと一週間。今日は鳥取出張。24日(月)の午後はウェブミーティングの2回目,学生たちの指導の後,札幌へ出張。そのまま札幌から羽田経由で山口県の調査出張へ出かけます。すべて研究。年末年始も非常に多くの仕事をこなすことになりますが,いよいよ恒例のスクランブル体制です。心身充実しているので,突っ走っていけるでしょう。