大学の教養科目として300人を相手に「土木史と技術者倫理」の授業をしていると、あきれ返るような事態に遭遇します。土木、建築だけでなく、様々な学部からも受講に来ているためです。
この私の講義で、しかも、先週、講義をストップしてまで、バカモノの私語を注意し、さらに昨日、講義の冒頭で「講義と関係ない私語をしていた人は迷惑でした。どうにもできない自分がもどかしかったです。注意してくださってありがとうございました」という学生のレポートの記述も紹介した直後に、この私の講義で(繰り返してすいません)、私語をしていたバカがいたのですが、さすがにあきれ返りました。
階段教室を、その学生の近くまで登って行って、「よくこの私にケンカ売る気になるね。名前何ていうの。」と問いました。名乗っておられました。。。今後、レポートを読むのが楽しみです。。。バカモノの相手をするだけ時間の無駄なのですが、邪魔者なので仕方ありません。この先の人生、苦労するでしょうね。私の知ったこっちゃありませんが。
また、この講義は教科書がないと成り立たないので、50冊程度、私が自腹で立て替えて購入して初回の講義で配布しました。その教科書を受け取った学生の半分程度、教科書代をまだ支払っていない、とのこと。最終的に支払わないままトンずらする輩もいるのでしょうか。泥棒と一緒ですね。
もちろん、優秀な学生はどの時代にもいるし、この講義の受講生の中にも極めて優秀で、高い意欲を持っている方々も少なくありません。彼ら、彼女らのまっすぐに伸びようという気持ち、レポートににじみ出ていますが、それが私の心の救いです。
私語を止めないバカものには本当にあきれましたが、しかし、この講義をしていると、大学生のレベルの低いことに唖然とします。この国は終わるね。
私にできることは、YNU都市基盤(土木)での教育なので、あきらめずに頑張ろうと思います。