銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

驚いた。朝日夕刊24-5-30第二面に、四代目梅枝の六代目時蔵襲名が、特集されていた。やっとだけど良かったね

2024-05-30 06:07:24 | 歌舞伎

副題1、「珍しく、新聞の夕刊を、その日のうちに読んだら、朝日新聞が、本日、梅枝の6代目時蔵襲名について、記事を上げていた。で、この一文の中に間違った記述が含まれることとは、なったが、梅枝、ファンのわたくしは、自分のことは、おいておいて、彼のために喜んでいる』

 私は29日の夜、自分の文章を途中で切り上げました。自分の体力温存を図ったのです。雪ノ下の黒物語を書くのは、非常に消耗します。で、少しね。楽しいことをして、自分の体にエネルギーを取り込みたいと思って、Google検索に 梅枝 歌舞伎と入れました。真夜中でしたけれど。すると、初めて、彼の6月1日から、始まる六世時蔵しゅうめいについての、マスコミ的に開示されたニュースに出会いました。歌舞伎美人と言う松竹が運営しているサイトでは、この六世時蔵の誕生のニュースは、2024年一月に一回出てきた後では、一切出てこないのです。

 その一回だけあったニュース(しかも、松竹運営の、自陣内ニュースで、報道された記者会見)以降は、ニュースとして出てきていないのです。

 しかし、あと一か月に期限が迫っても、朝日新聞もNHKも全くこれを取り上げません。

 ここですが、これを音声入力として、スマホに入れたのは、2024年5月30日の午前6時から、7時の間です。音声入力は、手で、タイピングするよりも早い出来上がりですが、誤変換が多発します。私の場合だけかもしれませんが、誤変換だらけなので、公開できません。

 で、今夜も、夜10時ごろから、誤変換直しに取り組んで、半分程度、誤変換直しができたら、その後、明日31日公開しましょう・・・・・という予定でした。ところが、珍しくライブで、朝日新聞夕刊を読んだのです。つまり、午後3時には、配達されていた夕刊を、夜8時に読んだのです。すると、あった! 梅枝の記事が初めて、結構大きく。ふ、ふ、ふ。

 というピンクのフォントの挿入を、夜の8時に入れて、早朝書いた原文に戻ります。

 私に対する弾圧は、白鵬いじめと並行して歌舞伎界でも、通底して行われているのです。

 NHKは、古典芸能に関する番組を持っています。今の司会者は、女子アナを別にすると、高橋英樹と大久保佳代子です。以前のように、南野陽子と、秋村アナ(男性)が、コンビで、司会をして、毎週、歌舞伎の話題が出たころが懐かしいです。今週、その番組はなんと左団次特集でした。

 久しぶりの歌舞伎でした。しかし、左団次を、取り上げるよりも今は、梅枝襲名を取り上げるべきだと、考える私は、(左団次が、ユーモアのある人であることは、知っていて、NHKが、開示した、高麗屋・三代・襲名時の、口上も、実際に歌舞伎座で、聴いています。だけど、今週、左団次を、取り上げるとは、非常に悪意ある措置です。『まぁ、そうですか』と言ってそれを見ていましたけれど、NHKも朝日新聞も読売新聞も、家庭画報も婦人画報も、婦人公論も、なにも、梅枝の、六代目時蔵襲名について、言及していないのです。

 ここで歌舞伎専門の雑誌【演劇界】が休刊していることも、大きな損失ですが、

 梅枝にとっては、異様に情報がないです。これをね、私は例の鎌倉エージェントの2人=伊藤玄二郎と、まだ実際には生きている井上ひさしの後ろめたさの表れであろうと見ています。

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副題2、『松竹は、団十郎をつぶす気だろうか、団十郎を、金銭面・回収の為に、働かせすぎですよ。つまらない演目ばかり、地方でやらせて、団十郎のファンをも、減らしていますね。彼本人も、飽き飽きしていると思います。同じ演目を三年以上、同じ形式で、演じさせて、こき使う問い形で、働かせていますね。しかも共演者は、少ないです。これでは、勉強する機会がないと、言うのと、同じです。経営者としては、大間違いです。相撲界の八角理事長と、同じ発想ですね。もしかすると、これまた、裏に、伊藤玄二郎とか、まだ生きている、井上ひさしがいて、その、発想の通り、動いていますか? 

 あの二人は、背後にCIAのサポートを受けている、大・大特権者です。そして、わたくしのことをむしけら以下に扱っています。でも、下の写真を見ると、団十郎も、同じです。彼を労働者として扱い、自分たちは、大卒で、ダークスーツを着てワイシャツにネクタイを締めている本社サイドの偉い人間だと、役者を差別しているのがありありと、見えますね。』

 私は今まで歌舞伎に関していろいろ書いてきました。ほとんど正しいと思います。たとえば、襲名の日の記者会見のあり方についても、批判を展開しています。

 上は団十郎の、2018年の、襲名記者会見の模様で、一月十八日に、急遽行われたものです。その数日前に、私は、団十郎が、海老蔵名義で、演じた、「源氏物語が、ひどい」という個人メールを、ある女性と、交換しています。

 相手は、津田塾を出た人で、中流の上であり、頭がよくて、会話をしていると、内容が、本当に楽しいのです。しかも、CIA側陣営に立っていると、推察している女性なので、割とはっきりと、本音でものを言います。

 2017年の源氏物語はマスメディア露出は、多かったのですが、内容としては無残でした。つまり、鎌倉で、私が論破批判をしていることを海老蔵を、使って、否定して、復讐しようとした武部聡志を、肯定している舞台でした。筋書き(=プログラム)を見ても歌手の名前も、曲目の名前も出ていません。鶴岡八幡宮で、演奏された【ジャパン・オルフェ】と、まったく同じものを使っているからです。この問題について、書いたブログを後で、後註に入れておきます。海老蔵は、人が良すぎます。頼まれると、いやと言えないのでしょう。でも、演劇として、体をなしていなかったです。

 ところで上に置いた写真についての説明に戻ります。松竹の小川課長は、「松竹定款に触れるので、松竹に関する写真を一切使ってはならない」と、明言しました。しかし、上は、NHKニュースから採録したものです。NHKニュースは、一億二千万人の日本人すべてが、見る可能性のある、メディアですから、松竹が、私に「これも、歌舞伎の中の、一シーンだから、使うな」という事があったら、それは専横極まりないということです。

 団十郎の襲名記者会見の日の本当にひどい松竹の歌舞伎役者に対する取り扱いを書いているものですから、この梅枝の新・六代目時蔵の襲名披露記者会見に際してはグッと手法をかえて来ています。  

 眞秀ちゃんの襲名記者会見も変えてきました。つまり、わたくし、まさしくトリックスターであり、歌舞伎界を正常にすると言う役目を担って居るのです。まあ、まほろちゃんは父親がフランス人だし、寺島しのぶが、三宅坂の国立劇場のロビーで

 明瞭に私をいじめたので、その功績もあって特別扱いでした。8歳位の子供に、ものすごい量のマスメディア露出があったのです。それに比較すると、四代目・梅枝が、どれほど歌舞伎界に貢献しているか・・・・・その量の差は計り知れないです。

 しかし、玉三郎が大河ドラマの天皇を演じたとき、次は、梅枝が天皇役でしょうと、思っていたのに、尾上右近でした。

:::::::::まったくの余談になりますが、京橋の明治屋前で、尾上右近とすれ違いました。ちょっと、首をかしげて、考え事をしている感じで、通り過ぎました。少し、背が低いです。今般話題の、4代目梅枝の、実弟である、萬太郎も、勉強家だし、せりふは通るしで、文句のつけようもない器ですが、惜しむらくは背が低いです。兄の、梅枝が、背が高いので、反対だったらいいですが、立ち役に励む萬太郎の方が、背が低いです。富十郎の世代では、これで、いいのですが、今の役者は、以前より、長身化していますので、そこが、残念ですが、技と、引き続いてのお勉強で、頑張ってください。顔が美形なうえに、せりふが通るので、立派な立ち役になれるでしょう。そして、女形などには、あまり手を出さないのも結構です。侍女程度を、兄と、コンビで、演じることがあったが、すでに、兄が侍女役の段階を超えたので、萬太郎が、女をえんじることはないとおもいます。かれのすごい勉強ぶりが、反映していたブログが、閉鎖されていますね。残念です。

 役者の素顔を知っているという意味では、米吉も二回ほど、その素顔を見ています。大変な美形で、かつ背の高さが、ちょうどいいので、一般的に言うと、人気があります。しかし、驚くべきことに、気が強い人なのですよ。リーダーシップをとろうとする人で、素顔と、演技者としての、姿にギャップがある人です。

 さて、梅枝の素顔ですが、他の役者同様にというか、それ以上に頭の良い人です。歌舞伎座五階に、300人ぐらい入れる、ちいさな劇場があって、月に一回程度、5000円のチケットで、ファンが、役者と、交流できる、一種の講演会がありました。今は、コロナ禍で、廃止になっていて、松禄が、オンライン形式で、お客を招く、似た会を催しているらしいです。

 その往時の、歌舞伎座五階での会の、時、梅枝の発言は、言葉数は少ないのですが、お客がどっと笑う、高度なものがあり、お、お、お、やはり、別格なのだなあと思いました。

 獅童が【あらしのよるに】を、初演したときに、山羊を演じる若い役者たちが、【みい姫】を、演じる梅枝に向かって、「梅枝兄さんは、いつもの、あか姫のままでいいんです。特に山羊風の動作をしなくてもいいです」と言ったそうですが、如何にその演技力の高さが、信頼されているかがわかります。目下の、人から、信頼を寄せられるのは、得難いことでしょう。

 ところで、彼の従兄弟に中村隼人がいます。この人は、大変な人気があります。多分、精神が柔軟で、かつみずみずしいからです。特にお母さんの、心構えが、謙虚なので、こういう男の子ができたのだと思います。お父さんも、お母さんも正統派の美人ですが、ともかく、二人の間から、いい子ができました。一方、梅枝の、一般社会内での人気は隼人ほどではありません。

 しかし、役者としての、密度の濃さとしては、まだ、まだ、梅枝の方に、一日の長があります。

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副題3、『坂東玉三郎が、中村隼人と、中村梅枝を、高く評価をしているのには、歌舞伎を見始めてから、すぐ気が付いた。それで、どこかで、それを書いたと思う。すると、私のブログを否定したい輩から、玉三郎に、婉曲なる、しかし、確固たる命令が、下った。「他の、若手にも、めをかけてやってください」と。で、玉三郎はあの温厚な、姿からは、想像もできないほどの、指導的地位を、正々堂々と、獲得し、

 歌舞伎界全体を見渡す人となった。歌之助に重要な役を与えるのは、こういう玉三郎の、姿勢が反映をしていると思う。猿翁亡き後の、歌舞伎界の、棟梁である。親が、歌舞伎界の、大物では無い役者(例えば、玉朗など)を、ピックアップしいい役を与えている。

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副題4、『梅枝は、私がひいきにして、ファンとなったせいで、マスコミ露出が抑えられてきた。それを、ひそかに心配し、援助の手を差し伸べたのは、仁左衛門である。仁左衛門もまた、歌舞伎界全体を見渡すことのできる棟梁である。

 仁左衛門は、数々の当たり役を持っている、名優です。現在、もっとも、人気の高い役者の一人でしょう。彼は、悪人の役を得意としています。ただ、それは、正当なる、正義の方向の立ち役=例えば、武蔵坊弁慶とか、大石内蔵助には、それぞれ、得意とする、東京の役者が、すでに、いるので、それらに、抵触しない様に、ふるまっている、彼(または、丈)の、謙虚さの表れだと思います。

 ところで、数少ない仁左衛門の、お殿様役の中で、真山青果の、元禄忠臣蔵、第五景【御浜御殿綱豊卿】の、相手役(この場合は女性を意味する)として、梅枝を、中臈 お喜世にリクルートをしたのには、驚きました。

 2016ねん だったと思うので、今から、8年前です。二人の男 =赤穂浪士の討ち入りの覚悟を、確認したいお殿様と、ひそかに忍び入って、この夜のお客、吉良上野介を打ち取りたい、お喜世の義兄・・・富森助右ヱ門・・・・・この二人の白熱した議論と、腹の探り合いを、受け止め、助けるお喜世は、せりふも動きも少ないのですが、彼女がいるからこそ、男二人の緊迫感が、観客に伝わるのでした。富森助右ヱ門は、当時染五郎を名乗っていた、現・幸四郎です。そして、この芝居では、父、五代目時蔵が、わき役に回っていますね。また、お殿様の知的参謀は、左団次でした。面白かったです。

 でね。本日初めて、それを知りましたが、学者や、評論家からは、史実を無視していると、大不評だったそうです。しかし、仁左衛門は、関西の役者です。現在は、東京在住でしょうが、関西では、歌舞伎は一時期上演回数が少なくて、不遇だったのです。だからこそ、評論家に気兼ねなどせず、面白いものをお客に見せたいとなって、綱豊卿が当たり役となったのです。

 ところで、仁左衛門は、自分が不遇だった時代を記憶している人なので、マスコミで、取り上げられない梅枝を、ひそかに支援しようとしている存在です。

 2020年11月毛谷村というお芝居で、梅枝の、息子、大晴(ひろはる)君を初お目見えをさせています。温情あふれる措置ですが、この6月でも、昼の部、で、

 仁左衛門が端役で出るのですよ。その役は、なんと、女なのです。中年の女です。そして、オリジナルには無い、子供連れという設定です。その子供こそ、旧四代目、梅枝の息子大晴(ひろはる)君なのです。どれほど、大晴君、( =今度、五代目梅枝を、襲名する。を、かわいがって、いるかが、わかります。梅枝(=新、六代目時蔵)はしあわせです。

  なお、初期の総タイトルに入れていた【六世・時蔵の襲名幕は千住博作で赤い地色に、白い滝が流れる図案でした。素晴らしい。】は、後日書きます。

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猿之助問題は、悲劇ではなくて、希望に満ちた祝祭劇だった。団子を一門あげてスターにする為の・・・・その一

2023-05-19 21:21:06 | 歌舞伎

 これは、最初の総タイトルを、【段四郎夫妻を殺してしまったのは、伊藤玄二郎(+H.I.)=CIAAjent=と、迫水・松竹社長ですよ。】としておりました。しかし、私は騙されていたのです。

 で、真実は、5日目に描いた、

段四郎夫妻が自殺する筈がなく、真実は、澤瀉屋一門、総力をあげて、団子をstarにする大作戦だった

2023-05-22 03:02:50 | 政治

 に書いた通りで、以下の文章は、その5日前の考察で、だまされている時期のものです。まあ、仕方が無いので、そのまま置いておきましょう。

 猿之助の問題は、CIAエージェントに関係してくるので、みずほ銀行の罠は、ちょっとわきに置いておいて、こちらに、取り組みます。ただ、一回では、書ききれず、合計五回ぐらい連続させます。最後(=副題6、と、副題8)には、すごい爆弾を落とすでしょう。伊藤玄二郎よ。覚悟して、待っていなさいね。

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副題1、『昨日は、歌舞伎座、夜の部へ行っていました。実は25日に、友達が私のために同じ夜の部のチケットを買ってくれているのですが、もし、25日に体調が悪くなったら、大好きな役者、中村梅枝を見ることができないので、二重になってもいいから、まず、一回見に行ってきたのです。この体調が悪いという点ですが、自分の体は、自分がコントロールしてます。だから、25日に予定が入っていたら、自分で、しっかりと、コントロールします。だから、普通なら、友達と一緒に、いい席で楽しく見ることができるはずです。

 しかし、CIAエージェントから、急に攻撃が加えられたら、ブログを書いて対抗しないといけないので、それが、一応の起承転結を見るまで、寝られません。朝の五時でも六時でもおきています。それで、体調が悪くなります。すると歌舞伎座にもいかれません。後で、友人宅を訪問をして、彼女には謝罪をするつもりです。むろん、行かれたら行くし、行かれなかったら、自宅へ訪問をして切符代を支払い、謝罪もするつもりです。

 例えば、本日、急にAmazonの、IDが、無効だと、言います。三か月前には、買い物ができたのに、今日はできない。楽譜を買おうとしてもできない。新しいIDを造ろうと思ってもできない。これも、CIAエージェント(または、その手下としての警察)の攻撃です。こういう攻撃が、24日の夜に出来して、それが、アマゾンのIDが無効になると、言う以上の被害があるものだったら、戦わないといけないので、寝られません。

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副題2、『苦労を背負わされて、それに対して、いち、いち、戦っているうちに、私は、意外にも強くなっていた。ただし、40代ではまだ繊細だった。

 猿之助の自殺未遂(そういう語彙は、まだ、大手メディアでは、使われていないが、「遺書があった。しかも2種類」と、言う事は、そういう意味だと思う)の報道を受けて、彼の年齢に注目した。

 47歳だという事だ。慶応卒の一人っ子。それでは、まだ、まだ、おぼっちゃまだ。リーダーの役目を担って、必死に頑張って来ていたが、実際には、繊細だったと推察される。

 で、セクハラ、は、ともかくとして、パワハラの方は、繊細なのに重責がかかっていて、一種のパンクに近い状態だったので、人を指導するにあたって、簡単にこなそうと思ったので、つい、しかりつけるとか、相手の成熟を待てないという事があったのだと、思われる。

 そして、セクハラの方だけど、役者とか芸能人とか、金持ちとかは、何人もの女性と交流がある。猿之助は、女性に対しては、子供が出来たりするし、そういう女性に、マスコミに垂れ込まr他利するので、用心をしていたので、男の子への性的欲求があったと、みなされる。その是非については、後半で語りたい。ここでは、猿之助は他人が思うほど、強くなかったと、言う事だけを、しっかりと、言っておきたい。

 ところで、私は、40歳ごろまでは繊細な人だと、他人からはみなされていたでしょう。ただ、こちら鎌倉雪ノ下二丁目三番地7に引っ越してきてから、伊藤玄二郎と、井上ひさしの二人羽織に代表をされるCIAエージェントから、すさまじい攻撃を受け続けたので、非常に強くなりました。警察が、CIAの手下ですから、そちらから、ご近所二軒に我が家の合いかぎが渡されているので、泥棒被害にも散々苦しめられてきました。

 その期間が、1978年の北久里浜・在住時から、始まっていると思うので、すでに、44年間にわたります。居住地でも、昼も夜も(時には、午前四時にお隣がだれもいない二階に点灯をして)攻撃を受けるし、歌舞伎座に行けば、松竹社長から、攻撃を受けるし、夜遅く帰れば、NHKニュースが、自衛隊ヘリ墜落何とかといって、攻撃してくるわけで、24時間戦っているので、そりゃあ、強くなります。それも、44年間かけて、徐々に徐々に強くなったのです。

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副題3、『猿之助に言いたい。10年後、57歳で、歌舞伎界に帰っていらっしゃい。2,3年休んだらいいです。その間、慶応大学、または、慶応高校で、講師として、古典芸能を教えたらいいです。慶応大学理事会は、今まで、猿之助一族が、寄与してくれた功績に報いて、猿之助の生活費を保証してあげなさい。FUCALTYとして雇ってね。

 一方松竹ですが、歌舞伎界の名誉のためにも、猿之助に10~30万円の間の、給与を支払うべきです。猿之助一家には、貯金は無論あるでしょう。でも、インプットがあってこそ、アウトプットを安心してできるのです。その流れがないと、人間は不安です。猿之助が、実は繊細だと、わかってきたので、充分に保護してあげるべきです。

 まあ、慶応大学の、講師または、准教授を生業として、その間、古典芝居の、練り直しをしたり、新作歌舞伎のアイデアを練ったり、

 テレビドラマに出たり、小劇場で、現代劇に出たりしていればいいのです。猿之助が、トップだった劇団は、猿也に任せるか? 右團次に任せるか? 香川照之に任せたらいいのです。自分の立場を他人に奪われることを恐れなさんな。

 現在の玉三郎のように、自分が経営責任を負っているカンパニーは、持っていないが、ありとあらゆる役者から相手役に望まれる・・・・・そういう立場におなりなさい。そして、苦労をしている間に、近寄って来て愛してくれるパートナーが出来たら、愛情の交流の場として、家庭をもてばいいのです。同性婚でも、いいでしょう。親が亡くなったので、傍にいる人が必要です。

 家族とは、お互いに我慢が必要な間柄ですが、それだけに、終生、自分を守ってくれます。両親が亡くなったのですから、パートナーは、必要です。女性でなくてもいい。男性でもいい。しかし、パートナーと仲良くするのだって、わがままではできませんので、人間の成熟に役立ちます。

 玉三郎だって、一時期、弟子からパワハラや、セクハラを、外部に出されてしまっています。でも、役者としては、押しも押されぬ名優でしょう。あなたも、そういう生き方を選びなさい。

 歌舞伎役者として、2033年の復活を待っています。私は、その年には、90歳になって居るので、もう歌舞伎座には、行かれないかもしれないが、劇評を見て、支援をしていきます。

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副題4、『猿之助が、仮の遺書に、・・・・・遺産は、親族以外の人間に・・・・・、と書いていたと、報道をされて居ます。そんなことを報道をさせるのは、この猿之助の自殺未遂に、数パーセントから、数十パーセントの責任がある、伊藤玄二郎が警察庁(これは、警視庁の管轄だろうが?)を動かして居るからでしょうね。

 ところで、その遺書が、親族以外に、と書いてあったと、報道をされて居ます。親族とは香川照之と団子でしょう。脳梗塞後、すでに動けなくなっている猿翁にあげても、仕方がないですから。

 では、なぜ、猿之助は、香川照之を嫌いだったか? 遺書から、相続人として、なぜ、オミットしたかったか? それは、イニシャル、Mと発表をされて居る(実は、巳之助ではないかと、私はひそかに推察するのだが)相手の方が、香川照之より大切だという話でしょうが、

 実は、香川照之のセクシャル報道が、深い傷を段四郎一家に与えていたからこそ、猿之助は、女性誌の報道に深い恐怖を抱いたのでしょう。そして、おぼっちゃまだから耐えきれなかったと、思います。また、なくなった後で、段四郎をほめる人が多いです。そして、その細君(猿之助)の母をほめる人も多いです。

 実は段四郎と、その妻と、一人息子の三人家族は、深い信頼で、結ばれていた、とてもまじめな家族だったでしょうね。そして、いとこの、香川照之が壊滅に近いダメージを受けた事にも、深く傷ついていたからこそ、今般の女性誌の報道にも、大きな恐怖感を抱いたと、私は、考えています。

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副題5、『香川照之・壊滅作戦に至る、週刊新潮の記事は、伊藤玄二郎が、主導して、作り上げたが、むろん、アイデアは、井上ひさしが出し、井上ひさしが、握っている週刊新潮、または、新潮(月刊誌)、または、単行本の、編集者を動かして、作り上げた記事だった』

 連絡は、いのうえひさし自身が、(自分が、まだ、本当には、死んでいないことを、知らされている)編集者に対して、とったのか、それとも、伊藤玄二郎が、その人物に対して、働きかけたかは分からないが、その記事は、実際には、

対、私狙いのニュースだったのです。(重要なところ、その1)それを詳しくは、まだ、書いていませんが・・・・・そうだったのですよ。

 で、猿之助が、香川照之のケースにひどく傷ついていて、それと、同じ流れになるだろうと、予測をして、それを両親に告げていたので、

 両親側からの提案で、・・・・・一家心中が計画され、両親は、高齢だったので、体力がなくて、潔く、死んでしまった。だが、若い猿之助は、体力があるので、死ねなかったと、言う事が、この衝撃のニュースの本当のところだと、思います。両親は、床にきちんと二人並んで寝ていて、一枚の布団で、二人共包まれていたと、言うのは、両親自身が、一枚の掛布団を、自分たちで、掛けたのだと思います。

 したがって、猿之助が、無理心中を図って、両親を殺してから半地下の自室へ降りて行って、そこで、自殺を図ったと、言う路線は、消えました。よかった。彼が、無理に両親を殺したのではなくて。よかったです。

 では、なぜ、猿之助だけ、助かったのでしょうか? その理由や原因について、私は、午前二時近くになって気が付いたのですが、三人は、18日の夜10時ごろには、その結論に達していたと見ます。で、三人は、一階の居間で、その結論に達して、それぞれ自室へ向かいました。

 で、等量の薬を飲んだのですが、猿之助だけ助かりました。なぜか?というと、猿之助だけ、両親より、5,6時間後で、飲んだからでしょう。なぜ、時間差ができたかというと、いろいろ考えていたからです。Mが、巳之助であろうと、考えている私にとって、巳之助とのあれこれを、ずいぶんと思い返していたと、推察しています。で、遺書も書いた。財産の宛先も書いた。それまでに、時間がかかったのです。

 で、薬の有効時間が、まだ、致死に至っていなかったと、言うのが真実でしょう。ここらあたり、自慢ではないが、薬学部として、最高峰の、千葉大薬学部を出ている妹を持っているし、私自身が化学屋なので、わかるのです。薬とは、無機物質です。それが、体の中で、有機物質という、数万倍、量の大きな分子の、はじっこにくっついて化学反応を起こします。+と、-イオンの受け渡しで、血中酸素の量を減らしたりします。それは、ちゃんと長い時間がかかるのです。

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副題6、『私があまりにも深い真実を書いたがために補聴器を使った脅かしが起きた。まだ、一般庶民には、公開をされて居ない、最先端技術だったが』

 この香川照之の全滅作戦を狙った記事が、対私狙いだったと、言うのは、事実です。今、その一行を下書きとして、書いた途端に、補聴器が、突然に、短いが、言葉を発しました。

 ジャービス、ダルビッシュ、デービスなどの、アルファベット表記の名前でした。男性の名前です。ここに表記した、三つの名前のうちの一つです。

 時刻は、2023年5月20日の、1:20 AMです。

 私もこういう技術があることには、驚きました。だが、この章の総タイトルは、前日、19日の、夜9時、20分に書いています。そして、非公開で、下書きを連ねて、公開へもっていったのが、夜10時頃だったと、記憶しています。

 だから、この節=副題5で、赤字で書いた行(重要な文章、その1)に至るまで、彼らは、五時間の準備ができたというわけです。補聴器に、言葉を発する様にさせて、驚かすと、言う準備ができたというわけです。

 私に対しては、音による、攻撃と、光による攻撃の二つがあります。音による攻撃は、鶴岡八幡宮の大太鼓を利用したものが、その一つで、鶴岡八幡宮様が、ご自身で、長い時間撃つこともあれば、二トントラックに乗せた、大太鼓を我が家のすぐ下の、駐車場で、打ち鳴らして、脅かすケースもあります。これは、2005年ごろから始まって、今でも、発生する可能性のあるいじめ行為です。

 それから、2005年から、2007年にかけて、真夜中に、プリンターが起動したり、電話がワンギリされるケースも続きました。(これが重要なところ2であり、午前1時44分に補聴器が二度目の言葉を発した。いかにも外人が話す英語的発音でダルビーといった。)

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副題7、『補聴器とは、私にとって、新しい権利獲得の手段だった。主人が難聴であるのは、知っていたが、主人の補聴器も、いつの間にか盗まれている。」

 補聴器とは、私が自分で、鎌倉一大きな、湘南鎌倉総合病院へ行って、紹介状なしの、初診代7000円を払って、耳鼻科で、聴音の測定をしてもらって、その病院、出入りの業者さんに、作ってもらったものですが、敵さんから、「小癪な、そういう権利を持つのは、お前には許されていないのだ」と、言う形で、様々な、欠損が起きる器具です。自分の決意で、作ることができたのですが、私があまりにも深い真実を書き連ねているから、

 私の持っている権利は、すべて奪ってやろうとしていて、上で言っているAmazonのIDが無効になって居るのもその一つですが、補聴器にも種々の、瑕疵を起こして、実際には役立たない様にさせられています。

 まあ、こういうのも瞬間的にバグを入れ込められるという事なので、使いこんでいるうちに、彼らが攻撃に飽きてきます。で、自宅内で、夫婦間会話に使う分には、使える様になりました。ただし、劇場では、一月の国立劇場、三月のピアノ演奏会と立て続けにダメだったのです。

 補聴器とは、特に今使っている217600円もした場合では、ごく小の、パソコンなのです。だから、インターネットを通じて、ダルビーという英語の発音を送り込んでくることができるのでした。私を脅かすためには、現代最高の技術を使って、攻撃を行ってきています。

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副題8,『松竹社長、迫水氏は、伊藤玄二郎達の言う事を聞いて、種々様々な攻撃を私に対してしている。その結果、御多聞にもれず、ご自分が統括している組織に損害が起きた。私は、このことを常に発言をしているが、迫水氏は、いまだに、私のブログを読んでいないと、考えられ、したがって、段四郎夫妻の、死を招いた。

 子息の四代目猿之助の役者としての復帰も、本人の、新しい覚悟ができあがるまでは、むりで、相当の時間、待たないとだめであろう。それは、むろん歌舞伎関係の収入の減少をもたらし、若い人の歌舞伎離れも進むことに成り、大損だと、考えられる。

 この2023年5月公演に限って言えば、音羽屋の、寺島まほろの、マスコミ露出を、多大に行い、明治座(この経営者は、松竹ではないが)の猿之助の大奮闘を、マスコミに向けて、支援することがなかった。それは、伊藤玄二郎と、いまだ生きている可能性の強い井上ひさしが、菊之助に、京アニ放火の、一助を担わせていることとか、寺島しのぶが、国立劇場のロビーで、話しかけた私を(顔を知った上で)、完全に無視した過去があるので、菊五郎一家を特別に大切にしたいと思っているからである。

 一方、澤瀉屋(猿之助一族)はあたまが良い。頭が良い人間は、洗脳に従わない。ましてや、井上ひさしの、脚本など、上演はしない。それで、嫌っていて、弾圧をしていると、見ている。

 それで、迫水氏に戻れば、香川照之の週刊新潮の、記事に際しても香川照之を守る発言をしないし、今般の猿之助に関する記事にしても、松竹をあげて守ってあげるという措置を取らなかった。

 そういう事。

 総タイトルに、迫水、松竹社長にも、段四郎夫妻が亡くなったことへの責任があると、言っています。

 それは数年にわたって、迫水社長が社員へ命令すると、言う形で、私を、攻撃しているからです。もちろん、氏の攻撃とはアナログです。デジタルではありません。トイレの内側に禁煙マークを張ったりする行為です。そのほかたくさんありますが、この章では、寺島まほろを、売り込むことに熱心で、

 猿之助の奮闘を無視した、罪が如実です。

 そこに、伊藤玄二郎の悪意が、出てきています。伊藤玄二郎は、一応出版社の社長なので、対外的交渉に忙しくて、私のブログを読んでいないでしょう。しかし、彼が、鎌倉ペンクラブの会長で、日本ペンクラブの会長である、井上ひさしが、引っ越してきてから、二人は、「二人で、一人」というほどに、協力して、対私弾圧に動いています。でね。・・・・香川照之の【鬼子来了】という映画が素晴らしい・・・・・と、私が書いているからこそ、何か、私が、政治的真実を書いたときに、香川照之に恥をかかせて、私を、苦しめる報道を、作りだしたのでした。

 香川照之は、実際に銀座のクラブで、暴れたのでしょう。しかし、すぐ次の日にニュース化されたわけではなくて、半年も後でした。この時も香川照之を、迫水社長は、助けていませんね。歌舞伎界を愛する姿勢が皆無です。タワービルを二つ持っていて、多大なテナント収入が入る、不動産屋でしかないです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題9、『私はずっとい井上ひさしは、まだ、実際には生きていると書いてきた。このケースでも、二つの嘘が、新たに作り出されており、それは、井上ひさしが、提案したと、見ているが、

 ただ、韓国政府の軟化があり、それは、井上ひさしの本当の死を意味するのではないと思い総タイトルに、伊藤玄二郎だけを置いている。

 しかし、猿之助邸のご近所様主婦(プリントのワンピースを着て、テレビカメラの前では、顔を隠していた存在)は、作り上げられた偽の、ご近所様であろう。高級住宅街で、ご近所のあれこれをテレビカメラの前で、話す人間などいない。

 私の実家の北隣に真田宏之、手塚理美一家が、引っ越してきた。実家の玄関は、土間が、二畳、板の間が二畳というスペースだったが、その、一坪の土間(タイル張り)に、「あの一家が入ってくるとパーっとあたりが明るくなって、あれこそ、オーラと、言うものでしょうね」と母は言っていた。「そして、七五三だって、見たこともない様な飴をいただいたのよ」と言っていた。

 離婚の原因は手塚さんが、子供たちを大騎乗勤務のサラリーマンにしようとしていて、町内会の、周囲に合わせようとしすぎていて、町内会のお餅つき大会に、宏之さんを誘ったりしたのだと、思う。宏之さんは、小市民社会向けの生活をしていなかったので、手塚さんの方針が不満だったと思われる。宏之さんは、ご近所づきあいなどない、NYとか、ロサンジェルスとか、六本木の生活を好んでいたのだろう。

 ともかく、離婚という報道が出まわったら、テレビカメラがわんさとやってきたが、母は、絶対に玄関ドアを開けなかった。日吉の常盤台バス停傍の地域よりも、目黒の、猿之助邸、近辺の方が、家が大きい。より高級な住宅街だ。東京駅に近いからだ。そして、東京都目黒区と、横浜市港北区の差もある。住宅街ができたのが戦前と戦後の違いもある。

 事件が起きたときに顔を出すバカな主婦など、居るはずもない。という事は、19日の午後、民放のカメラに向かって、彼女が「あの家は、朝、騒がしかった」と言っているのは、嘘であろう。

 警察の発表では、訪問客は居ない。モノが盗まれていることもない。

 しかも、段四郎夫人には、すでに、死後硬直が始まっていたと、言う。それなのに、どうしてあの家が、朝、騒がしかったのですか? これは、偽物の、ご近所様で、人々の、好奇心を掻き立て、事件性があるかの如く、振り回す、役目の芝居をしているのです。

 もう一つの嘘は、マネージャーのうち男性の方が、朝の10時にやって来て、事態を発見し119番をして、その後、泣き崩れていたと、言う情報です。

 その男性マネージャーあてに遺産が、相続をされて居て「来世で、一緒になろう」と書いてあったと、言う部分です。鍵は、開いていたと、言う部分です。

 歌舞伎役者のマネージャーは、番頭という特別な名前で呼ばれています。むろん合いかぎを持っているでしょう。しかし、「持っていないで、ドアが開いていたので、入った」という方が嘘の筈です。私は遺産相続の相手は、巳之助だと、思うのですが、巳之助が、飛んできて、泣きじゃくっていたというのは、どうも嘘だと思うのです。

 または、巳之助が、実際に来ていたが、時間が、アサの八時だったというのなら可能性があります。ここらあたりについては、次章、または、次々章で、書いていきます。10時までいて、タクシーで、歌舞伎座に飛んで行った・・・・・なら、時間の整合性はありますが・・・・・巳之助が、泣きじゃくったかどうかは、疑問です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題9,『猿之助と、巳之助の間柄では、猿之助の方が大人で、芸も深くて上手なのに、猿之助の方が弱い立場だったと、私は推察している。それは、恋愛においては、愛する方が弱いからだ。愛されている方は、その愛の大切さには、気が付かない。むしろ、うっとおしいと考えたりする』

 というのも女性誌は、巳之助にも取材をしているからです。きっとそうです。猿之助は愛していて、かわいがっていた巳之助に裏切られたと思い、絶望を深くしたのです。

 でないと、一家が、心中するほどに、絶望を深くするわけはないです。

 猿之助は、財産を全部Mにあげたいと遺書を書きました。するとですね。猿之助の方が、弱いのです。愛している方が弱いのです。これは、親子の関係に似ています。最近の親子には、毒親も多いらしいですが、普通の場合、親は、子供を心配しています。

 それが、日本的な愛の表現です。しかし、子供の方は、それほどには、感謝していません。天秤は、大きく傾いているのです。

 猿之助は、巳之助に、行き場がなかったころに拾ってやったのです。父親が、早死にをして後ろ盾がなかったころです。それ以前の、父の近藤さととの結婚にも大きく傷ついていたはずです。

 この項目は、次の章で、続きを書きます。

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魂の焚火(NHK)の中で、松也の述懐を聞き、そこから、三宅坂の11月歌舞伎公演に思いがはせた私だった

2020-11-06 19:40:48 | 歌舞伎

 

最初に置いた写真の説明をさせてくださいませ。左は、2016年四月の歌舞伎座のプログラムで、たまたま、右頁中段に松也が、載っている頁です。この号は、ちょうど、今回の国立劇場、2020年11月公演、第320回歌舞伎の、第二部、通称毛谷村と、同じ演目を、主役陣が、仁左衛門・孝太郎で、行っているのです。右側は、今回の国立劇場の、解説本(歌舞伎座で言うところの、筋書き、一般の言葉でいうところの、プログラム)の、最終頁です。私が、この章でも、以前にも、問題にしていた、歌舞伎界の、閉鎖性について、語るための糸口となる頁です。

 特にこの研修所出身者の、卒業後の不遇が問題です。

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私は、政治を、分析するブログを最近連続して書いて居ます。

 その中で、急に、別の話題が入ってしまいました。NHK番組の録画を見た結果です。で、そちらを独立させたいと、思います。

 昨日火曜日に、【魂のたきび】第五弾があって、松也、趣里、副島淳が対談をした。趣里という女性を全く知らなかったのが、水谷豊と、伊藤蘭の間の子供だと、本日、初めて知った。で、アメリカ問題とは離れて、歌舞伎へ入って行きたい。

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副題1、『尾上松也が、焚火を囲んで、話した過去の苦悩をきっかけとして、小川大晴(ひろはると、読む)の初お目見えと、歌舞伎界の、問題点を語りたい』

 松也の話は、歌舞伎界の情報を相当に知っている身としては、意味があった。

 ここで、スピンオフ中のそのまたスピンオフとなるのだけれど、昨日の四日は、三宅坂の国立劇場に行って、久しぶりに歌舞伎を見た。

 そこで、私が、今、最も実力が高いうえに美しい女方だと、信じて居る、中村梅枝の、お子さん、【ひろはる】君の、初お目見えがあった。中村梅枝は、私がブログによく取り上げてほめあげているからこそ、弾圧を受けている存在で、メディア露出が、超、少ない人で、したがって、小川ひろはる君の歌舞伎界デビューも取り上げるテレビ局など皆無である。勘九郎のお子様とか、菊之助のお子様が、メディアに取り上げられる頻度と比較すると、雲泥の差だ。

 でも、子供の事だから、その方が、負担が少なくて、ひろはる君本人には、よかろうとも思って居る。お父さんの梅枝の、プログラム上の、コメントも、「こざかしく、まとめ上げたくない」と、あって、それは、結構だ。しかし、様子を見て居て、ちょっと、心配になった。というのも、舞台で、寝て居なくては、いけない場面で、薄目を開けて居たりしたので、私も、おやっと思ったのだが、斜め後ろの席のお客さんも笑っていた。歌舞伎通は、梅枝の事をよく知っているので、此の子が花道を出て来た時も拍手が沸き起こった。期待が大きいのだ。薄めを開けたなんて双眼鏡を使わないと見えないしぐさだったが、斜め後ろのお客さんも、此の子を注目して居て、双眼鏡を使っていたのだろうと、私は、推察した。ところでその時、私が思ったのは、『あれ、茶目っ気はある。だけど、これは、生意気な子になる心配もありますね』と、思って、心配した次第だ。

 あまり、ちやほやされて育つと、伊藤健太郎の二の舞になる可能性があって、そうなったら大変だから。四世時蔵の、孫は、男の子としては、今の所、此の子一人だから、相当に大切にされる可能性は、

 時蔵(五代目)さん、一家は、気を付けてほしいと、思う。この子については、私は、歌舞伎座五階のギャラリーとか江戸川文化センターのロビーで、走り回っている元気な姿を見ているので、かわいい男の子だと、思っていたが、父親と、同じくらいの名優になるかどうかは未知数だ。上手に育ててほしい。ただ、松也が、語った類の苦労(親が歌舞伎界の名門の家庭ではない)が少ない分、本人が歌舞伎界をなめてかかって、甘い、少年とか、甘い大人になる可能性は、ある。

 歌舞伎界の子役だけれど、他の世界から入ってきたお子さんは、たくさんいると、思う。しかし、御曹司として育っていく世代としては、此の子が、一番小さくて、かつ最後の世代なのだ。後は、三年は、待たないと、生まれてこないと、思う。既婚の御曹司の中で、女の子はいるが、男の子がいるのは、梅枝が最後なのだ。

・・・・・と、いったん、書いたが、私の方が、間違っていた。カンパニーが異なるところに所属している、坂東巳之助に、2018年におとこのこがうまれている。それと、すでに、歌舞伎座デビューをはたしている、歌昇の坊ちゃん(現在名、小川〇〇君=漢字が難しいお名前です)が同世代(=四歳)だと、推察される。

 この歌昇の坊ちゃまの、歌舞伎座デビュー(初お目見え)は、私がブログで、・・・・・吉右衛門が、女婿の、菊之助に、自分の跡を継がせたいと、思っているので、立ち役を演じさせているので、歌昇が、浮き上がってしまって、損をしている・・・・・と書いたことへの、反論として、急遽、秀山祭での、デビューが、決まったのだと、推察して居る。棚から牡丹餅ですなあ。と、思う次第だ。

 梅枝の坊やに戻ろう。演目は、【毛谷村(正式名称は、彦山権現誓助剣(ヒコサンゴンゲンチカイノスケダチ)】で、片岡仁左衛門が相手役だ。人間国宝が抱っこしてくれる役でデビューです。

 ここで、しばし幼子から離れて、仁左衛門と、千之助と、鷹の資に移動をします。こちらの写真では、その仁左衛門が、毛谷村六輔を演じた写真です。左は、2010年の、歌舞伎座のプログラムのもので、最後の場面を、切り取って、背景をスタジオで、撮影をしています。公演前に、準備した頁だと、推察します。右側は、今月の国立劇場の解説本で、仁左衛門は、8年前の大阪松竹座での、芝居での、六助・前半の姿です。貧乏人風のパッチワークの着物を着て居ます。でも、かっこいいですね。

 ところで、普通の歌舞伎感想文みたいなことを言えば、仁左衛門の孫の千之助が、最終演目、三社祭を、鷹之資と一緒に踊りました。二人は、一歳違いで、千之助が、今年、二十歳になったところらしいです。貴之資は、父の富十郎が、すでに亡くなって居ます。これは、きついでしょう。一方千之助は、祖父が、仁左衛門です。そして、その美形ぶりを受け継いでいます。だから、本当なら、感覚が合わない二人でしょうが、千之助は、両親が離婚をしてしまいました。それが、一種の苦労だから、鷹之資と理解しあえるでしょう。そして、深みも与えると、思います。という挿入を入れて、元へ戻ります。初お目見えの。小川ひろはる君へ戻ります。

 その子は、仁左衛門の見得と、そっくりそのまま、相似形で、小さな体躯で見えを張ります。これは、子役としては、儲けものの演目であって、そう言う演目でデビューができるのは、それは、徳川綱豊卿が主役の【御浜御殿】で、仁左衛門が、主役で、梅枝が、ヒロインを演じたのに、対する、仁左衛門の慈悲だと、思って居います。普段は、カンパニーが違うので、共演しないのだけれど、その演目での、たまたまの、共演が実現した際の、二人の演技は、素晴らしかったです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『歌舞伎界には、大問題点がある。将棋界のシステムを導入する事など、考えるべきだと、思う。先代・猿之助(現・猿翁)は、それに取り組んだが、病気になってしまったので、弟子たちが、宙に浮いた。右団次は、海老蔵の、カンパニーに参加、春猿とか、喜多村禄郎(旧名を、私は、忘れている。歌舞伎界では、玉三郎の相手役として、公演をしたほどの実力だったが?)は、新派に逃れた』

 しかし、上で述べているNHKの番組、【魂の焚火】での、松也の、告白を聞いた後では、一つ、大きく引っかかることが出来した。昔から気付いて居た事で、何度も書いてはいるが、ここでも、書かざるを得なくなった。それは、実家が歌舞伎界の、役者ではない青年たちの存在だ。親が、歌舞伎界で活動をしていない家庭で、生まれたのではなくて国立劇場の、歌舞伎研修会を卒業した若者の処遇だ。松也は、まだいい。父親世代で、そういう、課程を経験している。それと、実家が、芸者が、出入りする、家であり、そういう家には、芸ごとは、必須なので、その他、大勢の、国立劇場出身者とは、異なるのだ。

 玉三郎とか、愛之助も、こういう系列に連なる役者だ。しかし、それらの、・・・・・芸事を親世代が、実家で、やっていない家に生まれて、唯、唯、本人が、歌舞伎を好きで、研修所に入ってきた・・・・・役者の前途は、暗い。

 ただ、部屋子と言って、有名俳優に、直接弟子入りする子供がいる。莟玉は、梅玉の弟子なので、養子になって、急に主役を張ることができる様になり、NHKの、【にっぽんの芸能】にもよばれたりしている。2チャンネルとか、5チャンネルでは、梅玉の本当の子供だと、言われたりしている。だが、ご本人は、「両親は、編集者です」と、言って居る。それもあるかもしれない。編集者となると、超インテリで、東大とか早稲田を出ている可能性もあって、それで、アメリカでの、友好公演を果たしたり、ともかく、優遇をされている存在だ。

 だが、不遇なる存在もいる。

 今を時めく、海老蔵の、お子さん、堀越かんげん君が、歌舞伎座デビューした時(二歳だったと、思う)、・・・・・それは、大勢の役者が、舞台上に並ぶ、芸者と鳶を、主人公にした、吉原ものだったが、・・・・・後ろの方で、明らかに嫌な顔をしている若い役者がいたのだった。それは、国立劇場の、研修所出身の若い役者だと、推察した。

 ただ、堀越かんげん君は、その後、驚異的な成長を遂げていて、今では、大勢の三階さん(親が、有名でない人達の事)も、此の子を主役に据えることを嫌がらないと、思って居る。

~~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、『今月の国立劇場のプログラムは、100円値上げして、千円になっていた。しかし、私には、大いなる不満がある。実際に出演している役者の、思いを、載せるのを、こういう国立劇場出身者にも枠を広げるべきだと、思うのだ』

 歌舞伎座のプログラムって、超、面白くないです。ただ、私は、過去の上演記録を見たいので、買うのです。国立劇場のプログラムには、過去の上演記録がついて居ません。でも、歴史を重ねているのだから、出演者を、小さなフォントで、表している歌舞伎座のプログラムのそこは、同じ趣旨のものを、こちらのプログラムにも、採用してほしい。データづくりは大変だけれど、そこは、パソコンの上手な役者に、分担してもらってボランティアでもいいではないか?と、思う。

 上に書いた、仁左衛門が主役の演目では、息子の片岡孝太郎が、ヒロインを演じている。

 ヒロインは、お園と言って、武芸に達者な女性だ。この演目の初演は、18世紀(1786年=天明六年)大阪の人形浄瑠璃だった。とても変わったヒロインだが、人気が高かったそうだ。

 そのお園が、特に大きく、武芸の達人であることを示す場面がある。それは、合計5分から、10分の間の場面でセリフがない。しかし、重量感がある。というのも動きが派手なのだ。それは、主人公の、孝太郎が派手に動くわけではない。

 多分、役名、【忍びの浪人、直方 源八】という、人物が、派手に動くので、舞台が、見せ場が多くて、重量感があるのだ。で、五分かもしれないのだけれど、十分程度に感じる場面だった。

 そちらの、派手というのは、トンボと、言って、新体操風な、体を使う演技をするからだった。バック転とか、前方宙返りなどを、六回繰り返した。

 この通称毛谷村という芝居では、山賊というのが、大勢出てきて、それが、その他(いわゆる三階さんなのだけれど)、この青年だけは、たった一人で、ヒロインを際立たせるのだから重要性が高い。

 通常、花四天(はなよてん)とか言って、20人ぐらいで出る。

グーグル検索で、出て来た、花よてんの説明では、こうなる。

・~+=*=+~・・・~+=*=+~・・・~+=*=+~・

歌舞伎で、はなやかな所作事時代物に出る軍兵や捕り手。また、その衣装。白地に染め模様のある木綿の四天を着、赤い鉢巻きに襷 (たすき) をして、多く花枝や花槍を持って出るところからの名。

・~+=*=+~・・・~+=*=+~・・・~+=*=+~・

 其れは、たいてい、16人ぐらいは出てくる。だけど、今般は、たった一人で、主人公を、目立たせ、華やかにさせる役柄だ。もう少し、重要な扱いをしてもいいと、思う。

 筋書きの中に、二行でいいから、、「そこへ、忍びの者、直方源八が現れて、お園に襲い掛かるが、、お園は、軽く領してして、追い払った』と書いてあれば、「ああ、あの一人で頑張った若い役者は、やえ亮なのですね」と私にわかる。

 そして、2020年11月に三宅坂の国立劇場を訪れた、お客さんで、プログラムを買った、他の人にもそれがわかる。そうなると、そのお客はますます、歌舞伎が好きになるだろう。スターだけを追って居ても、それほどに、理解は深まらない。演劇とはアンサンブルが大切なので、端役も、わき役も大切なのだ。

 しかも、ヒロインの方は、余り体を動かさず、刀などを振り回すだけなので、こちらのからむ役者の方が、圧倒的に、疲労度が高いと思う。

 後で【かぶき手帖】と、言う、紳士録を見たら、やえ亮(坂東)は、27歳と相当に若い。

 だけど、私が大問題としたいのは、舞台を見ただけでは、

 その演技をしたのが、やえ亮なのか、それとも、他に、14人は居る三階さんなのかが、わからない処だった。というのもプログラムの筋書きの所に、その部分の説明が一切ないからだった。これは、『悪意を感じるね』と言うほどのものだった。

 筋書き(文章)の上に役柄名と、役者名のいちランがある。もし、本文ちゅうに、「そこへ、忍びの者、直方源八が入って来て、お園に襲い掛かるが、女ながら、武芸の達人であるお園は、軽く追い払うのだった』と、二行でよいから、書いてあれば、お客は助かる。どうして、こんなに不親切で、かつ、三階さんを、無視するのだろう。

 この青字のフォントで書いた部分が、瞬間的だけど、消えてしまった。どうしてですか?と、聞きたい。こんなことは政治でも何でもない。だけど、批評としては鋭いかもしれない。歌舞伎の批評とは、お褒目の言葉ばかりの模様だ。其れって、批評ではない。日本って、ほんとうに、本当の批評がない。美術界も、持ち上げる方向の批評ばかりだ。そう言う形で、美術評論家は大金を稼いでいるという話を聞いている。

 其れに私は、歌舞伎役者個人を、非難をしているわけではない。しいて言えば、うんえい会社、この場合は、国立劇場を批判しているわけだ。だから、誹謗中傷ではない。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題4、『たまたま、この同じ演目を私は歌舞伎座でも見た。カンパニーは、主役は、仁左衛門、孝太郎コンビで、今回と同じで、敵役が、今般(2020年11月国立劇場)では、彌十郎で、前回(2016年4月)は、歌六だった。だが、主役が、同じなので、三階さんほか、端役は、10人前後が、重なっている。同じ役をやる役者も、主役以外にも、相当数いた。

 ところで、プログラムを検証したら、ほとんど同じで、この場合は、前回は、京純(きょうすみと読む)が、今回、やえ亮が、やった役をやっていたのだが、それを、筋書き上で、説明することがない。そこが全く同じだった。全くもって悪意見え見えの、筋書きだ。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題5、『ここで、父のセリフを思い出す私だった。父は、満鉄調査部、中央試験所というところで、今でいうオイルシェール(当時の日本語で、頁油岩)の研究をしていた。チームは、カリフォルニア大学出身の根岸譲治博士(戦後は、千代田化工勤務)を、トップとして、数人の日本人と、数人の中国人科学者で、構成をされていた。

 ところで、戦時中の満州というのは、大企業に所属するインテリ層にとっては、大変恵まれた場所だった。どういうことかというと、民主主義のレベルが、本国日本よりも高かったからだ。特に父の部所は、アメリカ仕込みの、根岸博士が、トップだったという事もあって、「下からの意見を出す様にと、いつも言われていて、驚いた」と父は、よく、言っていた。で、敗戦後は、急変するのだけれど、戦時中は、日本人も中国人も一緒に仲良く働いていた。で、中国人科学者ものびのびとしていて、ある日、父にこういったそうだ。

「ニホンジン、オモシロイ、アル」「ヒトリ、強イ、アル」「ミンナ、負ケル、アル」と。

 この日本語は、やはりおかしい。文末がすべて、「アル」で、まとめられている。戦前戦時中の、中国人インテリは、いくら表面では、仲良くしていても、やっぱり征服した民族として、日本人を嫌っているので、日本語の習得が、いい加減なのだ。英語で、言うと、have , get も be動詞で、まかなってしまう、という発想の日本語だ。

 今、コンビニで働いている、中国人留学生の、日本語は、ほぼ完ぺきだが、戦前の、中国人の日本語とは、ふざけているわけではないものの、こういう語尾で、結ばれているのだった。

 其れを父は、面白がって、何時も繰り返していた。何だろうか?と、私が、きょとんとしていると、チャンバラ映画の事だと、解説してくれた。戦前の映画だから、嵐寛寿郎(通称、あらかん)、片岡千恵蔵、市川歌右衛門の時代で、戦後の、黒澤明の、【七人の侍】などとは、全く違って、より歌舞伎に近い、様式美と、ゆったりとしたスピードで、チャンバラが行われていたのだった。

 つまり、「わき役は、すべて死ぬのだけれど、そんなのは、リアルではない。現実社会ではありえない」と言いたいのが、中国人科学者の思いだった。中国には、伝統芸能としての、京劇があるのだけれど、京劇には、戦闘場面は、少ないのだと、思われる。で、歌舞伎に見られる様な、花四天の様な存在はないのだった。

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副題6、『私は、やえ亮は、国立劇場、歌舞伎研修会の出身だと、考えて居た。それで、国立劇場の、プログラム製作者(正式には、国立劇場、営業部、営業課、へんしゅう企画室)に、文句を言うつもりだった。午後、5時頃までは。

 ところが、【かぶき手帖、2019年版】を取り出して、仔細を検討すると、なんとやえ亮は、2009年に、当時の彦三郎(現在名、楽善)の、部屋子として弟子入りしており、国立劇場の研修所出身ではなかった。では、あのトンボ(バック転などの事)は、何時勉強をしたのだろうと、不思議になる。一人で、ますたーしたのですか?と、不思議になる。

 一方で、同じ演目を仁左衛門・孝太郎コンビで、歌舞伎座公演をした時に、これを演じた、きょうすみ(京純)は、研修所出身だった。そして、八重亮よりも、8歳年上なので、現在、35歳となる。で、今月は同じく、国立劇場に出演しているのだけれど、9代目坂東彦三郎が、わき役として出ている、この演目に、彼のカンパニーの一員として、参加したやえ亮が、この動きの激しい役に挑んでいるのだった。

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大・大・大スター誕生の瞬間を目撃して、涙が、8分間も止まらなかった。堀越かんげん君、お見事!

2019-07-04 18:40:06 | 歌舞伎

副題1、『涙が、八分間も止まらなかった。歌舞伎座、7月公演、昼の部に出てきた、堀越かんげん君を見ていて』

 私は海老蔵の、長男である、堀越かんげん君を、既に、三回ほど、歌舞伎座で見ています。この坊やに対して、今までは、割と否定的な感想を持っていました。が、本日=2019-7-4は、圧倒的に違う、新しい、肯定的な感想を持ちました。ああ、こんな瞬間を目撃して、何と、幸せな事だろうと、思ったことです。

 どうしてか、というと、私は、本日4日は、歌舞伎座、7月公演の、二日目、もしくは、三日目だと、思いこんでいたのです。したがって歌舞伎座に、本日漂って居た異様な、集中度があるとは、予測しておりませんでした。本日の歌舞伎座は、唯、一点、堀越かんげん君に、全員が、集中していたのです。観客もまた、ほかの役者もです。大御所も三階さんも、全員が、かんげん君に集中していました。

 私は、そんなことは、一切予測しないで、歌舞伎座へ行ったのです。ただ、大雨が降りましたね。北久里浜で、前日園芸の仕事に、没頭をしていた上、泊ったので、お洋服などは、歌舞伎座へ行く服装ではありません。ただし、前売り券を持っていない場合、三階席が、手に入らなかったら、四階で、見ることになるので、大雨だと、観客が少ない見込みがあるので、それを狙って行ったのです。4階には、同じことを言うお客さんがほかにも、いっぱいいました。

 みんな、考えることは同じねと、言いあったことです。

 私としては、洋服が、戦闘服ではないだけで、意気が上がらないです。勢いが付かないです。つまり、外へ行く、一日目と同じ服装を、二日目も着る訳です。北久里浜には、作業着しか置いていないので、歌舞伎座へ行く服装なんか、無いです。なんか、よれよれという感じ。しかし、もし、三階席A(6000円)か、B(4000円)がなかったら、雨を利用した方がいいのです。それなら、4階が買える見込みが出ますので。その為には、洋服の方は、我慢です。これで、いいと、思って出かけたのです。それほど、期待をして居なくてね。

 しかし、驚きました。圧倒的なレベルで、良い方に裏切られて・・・・・

 四階から見ると、かんげん君が、揚幕を出て来る姿は、見えません。しかし、揚幕を、この子が出て来ると、満場は大拍手です。それはね。・・・・・事前に、大宣伝をされていたからです。・・・・・と、私は、思うので、『ああ、いつもの事ね』と思って冷静でした。

 でもね、四階から見える場所、ツマリ、花道が、終わる場所で、この子が、見得を決めたのです。見得とは、ポーズです。オペラで言うと、アリア(独唱や、重唱)が終わると、歌手は、一瞬、動作をやめて観客の拍手を待ちます。あれと同じです。

 この時に、もし、見得を切っている主役が、人気がなかったら、みじめですね。だから、予定調和の世界です。絶対に大拍手が来るとわかっていて、主役は見得を切ります。その時に、大向こう(家号を、大声で叫ぶこと)が、かかることも、同時で、それが、多数の方向からかかるのが、人気の証明です。

 まあ、ね。歌舞伎座って、役者と、観客が、予定調和の、仲良しの世界で、私としては、いささか、しらけるときがあるのです。しかし、『いつものあれね』、『私は、それほど、甘くないですよ。超、冷静ですからね』と思って居たのに、突然に、涙が滂沱とあふれて、鼻水も、ず、ず、ず、ず、ずっと、垂れて来て、止まらないのでした。

 小さな、かんげん君の、全身に、一種の覚悟が見えたからです。それと、その小さな体に、注がれた大量の愛を、感じ取ったからです。直接的には、お父さんからですね。だけど、そのお父さんが、かんげん君に、大量の愛を注いでいるのは、奥さんの真央さんの存在が大きいです。その真央さんが亡くなっていること。それが、小さなかんげん君の覚悟を決めさせている。それが、わかるので、涙があふれて、止まらなくなったのでした。

 満六歳です。しかし、既に、色々なことがわかっている。そして、その上で、自分の任務を果たしている。その健気さに、撃たれて、涙が、滂沱と出て止まらなかったのでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『外郎売と、言う芝居は曽我ものの一種だけど、いろいろ、その時代に応じて、改変をなされているらしい』

 堀越かんげん君の役は、昔、父の、海老蔵が、8歳で、七代目新之助を襲名するときに、作られた、一種のヴァリエーションの模様です。歌舞伎の脚本は、がっちりした、脚本ができている明治以降の新作以外は、相当に、改変してよい模様です。

 で、曽我兄弟の、うち、弟の、五郎だけが出て来る、芝居らしいが、そこに、兄も出て来る、ケースもある模様。戦後だけで23回上演をされているが、その内、兄の、十郎が出て来る芝居が、6回あります。ただ、貴甘坊(きかんぼう)と、名付けられた子供が出て来る、のは、明治以降、二回だけで、現在の海老蔵が、子供の時に、それを立てるために、急に作られた役らしい。

 ただ、かんげん君の為に初めて作られた役ではないのが、救いです。もし、今回、この子の為に、脚本が変えられたなどと、プログラム(歌舞伎座では、筋書と、言う特殊な。呼び方をする)に書いてあったら、私は大いに鼻しらんで、バイアスがかかった見方をしたでしょうね。本日の芝居を実見する前までは、そんなことは、一切知らないことでしたが、これは、かんげん君にとって、とてもいい事でした。

 名門、市川家に生まれた男の子というだけで、特別扱いを受けるのは、あまりにも続くとよくないことなのです。ほら、大阪なおみ選手だって、全豪勝利の後で、あまりにも、多数回取材を受けて、ちやほやされすぎたので、全英初戦敗退が、大きく取りざたされて、泣きそうと、言って退出したことを責められていますね。これについては、又、別の章で、語りますが、急に集中的に、人をほめそやすのは、よくないことなのです。今は特にメディアとか、機械とかネットの力を借りているから、幾何級数的に、上昇もするし、下降もする。それは、その一人の、人間に対して、過酷な事です。気の毒な事です。

 それにね。私は昔ブログで、それを書いていますが、かんげん君が、二歳で、初お目見え(役はないが、舞台に立って、挨拶だけをした。黒の紋付きで、羽織はかま姿で、もしかしたら裃もついて居たかな。大人の、100%のミニチュアであったが、可愛さは、限りがなかった)した時に、けっして大役が付かない立場の役者が、いやな顔をしていたのを、見たのです。 

 どうしてかというと、私は歌舞伎界の発展のためには、今の松竹が取っている手法はよくないと、思って居るのです。菊之助の、おぼっちゃんと、堀越かんげん君を、商売の道具にしているのではないかと、思うほど、ちやほやしています。それでね。絶対にいい役が付かない立場の、役者(親が、有名でもないし、大金持ちでもない人達)が、どう思って居るかを、双眼鏡で、見まわしたのです。すると、いやな顔をしている、三階さんがいたのでした。

 この嫌な顔という現象ですが、菊之助の坊ちゃんが、役をつけて、登場した時には、松竹側からお達しがあったのか、それとも出演者が少なかったからか? それとも、両親の祖父、二人が二人とも人間国宝の、御大だからか、誰も、いやな顔をしている役者はいませんでした。

 しかし、NHKが、こちらの坊ちゃんのおけいこ風景を一時間の番組にして、【にっぽんの芸能】の時間に放映をしたのは、たぶん、私のブログつぶしでしょうね。だけど、それは、菊之助(パパ)と、おくさん(ママ)の、両方にとって、よくないことです。菊之助の一家には、今のところ、不幸の種がありません。だから、子供ながらに、覚悟を決めている堀越かんげん君に比べると、ぼんやりしている様に見えます。だから、かえって損ですよ。

 菊之助は、新作歌舞伎を作ること、及び、今まで、作った新作歌舞伎をも練り上げる事に集中すべきです。ほかにも子役として、活動できる名門のお子様は、いっぱいいるのだから、堀越かんげん君の立場と、同じ風にしないで、彦三郎の、坊ちゃん程度の扱いでいいです。その方がお子様ご自身にとって、幸せです。菊之助も余計なストレスや、プレッシャーを感じないで済みます。

  ところで、後から加筆をしますが、菊之助の坊やは、自然で普通なのです。だけど、かんげん君が特別なのです。それに、まずいことに、二人が、連続して、登場したのもいけなかったです。6月に菊之助の坊ちゃん、そして、7月に堀越かんげん君が登場しました。これは、さきに登場した、菊之助のお坊ちゃんの方が損です。お子さんは年齢的に、まだ早かったとも、言えます。

 その上、準備過程もダメでしたね。芝居(プロットが、あまりにもずさんで、子供を持ち上げるためだけに作ったという事が見え見えでした。歌舞伎座を私物化しないでください。吉右衛門どの。長らく待っていた、男の子(後継者たりえる)が、生まれたことがうれしいのは、理解できますが、ジジ馬鹿が過ぎて、判断力を失って居ますよと、いいたいです。

 ただし、おぼっちゃま自身が化けるかもしれない。それは、私の想定のほかです。ところで、【ナウシカ】が、歌舞伎化されると発表をされていて、その主宰者が、菊之助です。菊之助は、そういう方向で歌舞伎界の高峰の一つとなって行ったらいい。

 ところで、私は、かんげん君が二歳の時に、『危ない。こんなことをしていていいのかな?』と、思いました。しかし、本日19年7月4日に、かんげん君の、貴甘坊を見て

 『ああ、大丈夫だった。源氏物語の時から、比較しても、長足の進歩を遂げている。この子には、もう、覚悟ができている。すごいことだ。驚くべきことだ。お母さんが、小さいときに亡くなったことを、これ程、美しく昇化させた例はないだろう』、と、思いました。それで、涙が止まらなくなったのです。

 堀越かんげん君は、芝居が上手などというレベルを超えているのです。そして、それは父親の愛の結晶だから、それも涙の対象になるのでした。

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副題3、『ういろううりの売り立ての、長広舌が、始まったときに、私は、その四分間、涙が、さらに激しく出てきた。声は美しく、どこにも舌ったらずな気配というのはなくて、歌舞伎座全体に、響き渡った。

 もちろんの事、観客が、大きな集中をしていたこともある。それから、舞台上の俳優もすべて、集中をしていた。彼等は、ゲネプロで、既にこの子の、長いセリフ術を、みているはずなのだけれど、1800人以上の観客を前にして、この子が、無事に勤め上げられるかを、息をのんで、注目をしているのだった。それが、私にもわかった』

 私は事前の大宣伝を、聞き流しながら、父子で、掛け合いで、セリフをしゃべるのだと、思って居ました。一分間、父親が、セリフを言い、次に交代して、かんげん君がしゃべり、また、父に移行をして、次にかんげん君に帰って来る・・・・・その様に思って居ました。

 しかし、違いました。全部この子が、しゃべったのです。私は、揚幕を出てきたときから、時計を見ていて、このセリフの部分だけは、5分間だと、思って居ました。ただし、ネットで、は、四分間と出ていました。でもね。かんげん君は小休止を二回入れたのですよ。それは、10秒~20秒という短さでしたが、それでも、観客はみんな、息をのんで心配をしたと、思います。『あ、此処から先、忘れたのかしら?』と思って。でも、小休止の後で、続きが出てきました。結果として、思いがけないことに、小休止があった方が、よかったのです。

 私は、大・大・大スターの誕生を目撃したのでした。今まで、見た三回とは、全く違って見えました。すっきりとしたスターがそこに居ました。なお、新橋演舞場でも、一月に、かんげん君は出場しているらしいのですが、私は見ていません。私は、大昔の、ヤマトタケル以外は、2017年のお正月しか行って居ないので、そちらで、かんげん君を見たことはないのです。本日、は、ただ、唯、感動させられました。

 ところで、こんどは、大昔の話になります。1955年ごろか、そのあとです。横浜・伊勢佐木町の劇場へ、親に連れられて、アメリカ映画、【スター誕生】を見行きました。シネマスコープを、初めて、見た日です。その同じテーマは、何回もリメイクされている模様で、私が見たのは、

スタア誕生 (1954年の映画) - ジョージ・キューカー監督、ジュディ・ガーランドジェームズ・メイソン主演。です。

 其れを見た時もおお泣きをしたのですが、その時以来の、おお泣きでした。しかも、両方とも、不幸を抱えながらも、大スターになっていくという話です。で、図らずも、スター誕生という瞬間でした。初日ですからね。そう言えます。いえ、今までは、過剰にちやほやされているおぼっちゃまだと、見ていたのですが、この子は、自分自身の輝きで、スターとなったのです。大人の役者が、すべて、顔色なしで、

 ある意味で、海老蔵が心配なぐらいでした。

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副題4、『これ程の大成功を、堀越かんげん君が納めてしまうと、普通なら、父親は、嫉妬する可能性が出て来る。エディプスコンプレックスを隠して、生きて行く可能性が出て来る。しかし、此処でも、真央さんの存在が、大きくなる。真央さんが亡くなっているからこそ、海老蔵は、高い境地に達していて、その愛も種類として、高度なものなので、かんげん君に嫉妬することはないだろう。親とは、子供を生かすために一度、死なないといけないと、言うのが、私の信条だ。海老蔵だったら、かんげん君(そのころとは=14歳から、19歳ごろ=だが、その時には、既に、新之助を襲名済みだろうが)、を、許容し、自分が後ろに下がる様な気がする。それほどに、彼の愛は、大きい。無論将来、何が起きるかわからないが、今のところ、大スター誕生と、私は感じた』

(蛇足)、

 上の方で、言って居る通り、私は、3日に、普段着で、鎌倉から、北久里浜に向かったのです。そして、次の日も、3日と同じ服を着ています。ただし、園芸をするときは、作業服に着かえますので、合計、3時間程度しか、着ていない洋服ですが、それでも自分としては、自信がない服装です。

 ところが、お芝居が終わったときに、顔も素敵で、服装も素敵な奥様から「エレベーターで降りましょう」と、ピックアップをされる形でお誘いを受けたのでした。その時、いつも帯動をしているリモワのアテンダントバッグ、子供用は、ロッカーに入れてあったので、私は、「ありがとうございます。でもロッカーに寄らないといけないので」と断って別れました。

 ここで、松竹から、私が、いじめられている話をしないといけません。トイレの禁煙問題等で、いじめられきっています。添えから、児太郎と、米吉を、いい役を与え続け、梅枝を、押さえつけています。これは、筋書きの編集方針、俳優協会のホーム頁の在り方。NHKの放映方針、雑誌演劇界の編集方針など、五つのフィールドで、顕著になっていることです。ただし、本日は、その詳細には、触れません。

 私が、歌舞伎を見るのを、未就学児童期以来、65年ぶりに再会した当初は、トイレのドアに、禁煙マークなど張っていなかったのですよ。見始めてから二か月か、三か月で、トイレのドアに、禁煙マークが張られ始めたのです。急にです。歌舞伎座の女子用トイレ内でタバコを吸う人なんていませんよ。だから、無粋の極みなのです。たぶん、現実を知らない、まだ、実際には生きている、井上ひさしの提案でしょう。どんな小さなことでも、いじめてやれっとなって、います。前報=2019-07-03 22:01:40=歌舞伎とあまりにも離れているので、リンク先を示しませんが、の中に書いた、庭の草取りの、考察に対する、復讐もありますしね。大変ですが、どれも、今は、展開しないで、この章は、舞伎座だけに特化すると、

松竹は、私を個人的にいじめるために、周辺をも巻き込んでいるのです。トイレ以外にも、四階には、エレベーターが、合計3基あるのですが、其れを使わせない様にしているのです。それ以外にも、ルールを異様に厳しくして、お客を、信頼していないという姿勢を示しています。

 これは、今治のタオルブランドを高級化させていった、商店【伊織】の発想と同じで、ー「一階のお客(18000円)と、二階のお客(14000円)に比べたら、お前ら、四階のお客は、人間じゃあーねー。虫っけらなのさ」、と、言って居ることと同じなのでしょう。四階って、150人程度しか入れません。だから、三基のエレベーターで運べば、それぞれ、二回昇降するだけで終わります。

 そのほかのいじめも、全部わかっていますが、ものすごいレベルで、私は、いじめられています。「しかし、こういう姿勢でいると、歌舞伎は衰退しますよ。それに、私をいじめると不運が始まりますよ。おやめなさい」と、言っておきたいです。だってね。ほかの人だって言って居ますよ。「団塊の世代が死んでしまったら、歌舞伎座、アウトだよね。チケット高すぎだもの」と。

 今、歌舞伎座一階席および、二階席を買っている人達は、だいたい、3億円の資産を持っている人達でしょう。年功序列制度がなくなった今、40代以下の人は、大きな不安を持っています。それなのに、若い人は、ほとんどが車をもっています。

 横須賀・北久里浜で、車庫にいい車(ベンツなど)が、入っているのを見ると、『すぐ手放しなさい。ここって、駅まで、五分ですよ。東京圏では、車なんかなくても大丈夫なのに』と、思います。そして、「毎月5万円を貯金に回しなさい」と言いたくなるけれど、そういってしまうと、日本経済がアウトになるのでしょうね。トヨタ、が衰退したら、日本全国、真っ暗になるのでしょう。だから、言わないで、置いています。

 というわけで、本当は大切にしないといけない四階のお客を松竹はいじめきっています。そここそ、歌舞伎好きで、しかも外人の初心者が多いのに、いじめきっています。

 でも、そんな中で、「にっこりと笑って、エレベーターに乗りましょう」と誘ってくれる人がいるのです。私がロッカーを開けて件の場所まで、到着すると、全員がワンボックスに乗った後で、先程の、奥様が、スペースを一人分開けて、私を再び手招きをしているのです。二度目のお誘いでした。それでね。私は、「今日はこの人に神様が乗り移って居る」と感じました。しかし、「いいことは、むさぼりつくさないこと」というのも、私の信条です。彼女の二回のお誘いだけで、十分に満足した私は、さらっとお別れをしました。もしかしたら、お茶に誘ってくれて、歌舞伎談義に花を咲かせることができたかもしれないのですが・・・・・

 反対に悪魔のたくらみをも、10個程度発見をしています。家にいても台所の天井灯を不随意に点滅させるという脅かしを受けるが、外ではさらに、脅かしと嫌がらせを受けます。どうしてですか? 私が書いていることが全部正しいからですよ。

 ただし、その具体的な話は、今日は、やめておきます。堀越かんげん君の、立派な姿に敬意を表して。

 ところで、かんげん君の売り立ての長広舌を、聞くために、観客と、舞台上の役者全員が、深い集中をしたので、歌舞伎座全体が、針が落ちてもわかるというぐらいに、しーんとしました。その中で、私が鼻をず、ずっとすする音が、周辺に聞こえたのではないかしら。その音に気が付いたあの奥様は、私の方を見て、何んて純朴な人がいるのかしらと、驚いたのではないかしら。

 

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2019-3月の、三宅坂は、満員御礼です。お客は大満足の体ですが、歌舞伎は衰退するだろうと、思う人が多いのですよ。

2019-03-12 22:11:04 | 歌舞伎

 これは、未完成なので、下書きとして、保存をして置いたのです。しかし、海老蔵が、2019年七月公演を、のどの痛みで、休演をすると、聞いて、この文章を公開します。あくまでも未完成ですが。

副題1、『本日、私が何をしていたか?』

 私は、本日もまた、すごい話を書くはずです。前々報(あと注1)は、ものすごい話なのですが、たった、一日で、次の文章(あと注2)を、書いて、隠れてしまって居ます。しかし、後注2も、後注1を、さらに、説明していく文章なのです。本日も、実のところ、其れをやりたいのでした。ところが、たった、今、石段を上がっている最中に、ものすごいインスピレーションを得たので、其れを、書きましょう。・・・・・と、いいながら、本日は疲れ切って居て、その前説だけで、終わりそうですが・・・・・

 ところで、本日の、私は、三宅坂の、国立劇場(小劇場)で、歌舞伎を見て今明日。ものすごくよかったです。唯ね。老人が圧倒的に多くて、私ではなくて、ほかの人が、団塊の世代が、染んだらまた、歌舞伎も終わる。人気がなくなる。若い人が、来ない演劇だからと、言って居ました。ともかく、切符が高いしと、言って居ました。

 あのね。松竹は、鎌倉エージェントに支配をされていて、中村梅枝を、弾圧しています。私が、非常に高く評価をしているからです。この四年間、べったりと、歌舞伎を見てきました。京都や、大阪までは、追いかけないけれど、巡業なども見てきました。それでね。次世代女方トップだと、思うし、現世代女形トップの玉三郎よりも、情感があると、思うくらいです。

 素人は、玉三郎がトップだと、思って居ます。玉三郎は偉いですよ。歌舞伎界全体のことを考えています。だけど、ご本人が演じる事に対して、既に、手抜き風になっています。それ、玄人は、わかるのです。私は、玄人ではないけれど、集中力がすごいから、たった、四年で、誰と話しても、「すごいですね」と、言われるほどに歌舞伎界のことが、全部わかっています。

 繰り返します。玉三郎は偉いのですよ。

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副題2、『今の玉三郎は、会社で言えば、会長クラスの態度と行動をとっている。識見は、高い。しかし、現場作業は、もういいですと、思って居る可能性がある・・・・・でも、私はそれを責めるつもりはない』

 私はクラシック音楽が好きです。そして、相当数のジャンルのものを聞いてきました。30代は、N響アワーで、シンフォニーを聞くのも好きでした。しかし、40代から、はまったのは、歌です。あらゆるジャンルの歌を楽譜で、勉強すると、いう事にはまったのですが、と、同時に、CDで、オペラを中心に聞くと、いう時代があったのです。その次に、美術の仕事が忙しくなると、バックグラウンド、ミュージック風に聞くものに移っていって。それに、ふさわしいのは、ピアノ曲で、特に、シューベルトが、良いのでした。ショパンは、だめなのですね。音楽に聴く方が吸い寄せられすぎる。つまり、情感が豊かすぎる。

 シューベルトのピアノ曲を聴いていると、きちんと仕事もできるが、全身浴にもなっている音楽です。同じシューベルトでもお歌は、だめなのですよ。たとえば、シューベルトのアヴェ・マリアなどは、私はだめです。有名なアヴェ・マリアって、五曲ぐらいあります。美しさでは断トツに、シューベルトですが、子供のころならいざ知らず、大人になると、グノーのアヴェ・マリアなどの方が、好きになります。シューベルトは、華やかすぎて、飽きる。グノーなどは、シンプルで深い。

 で、シューベルトの人生を、丁寧に、考えてみると、彼は、36歳で死んでいます。モーツァルトのように、ステージパパとかステージママは、いなかった模様なので、シューベルトに関しては、神童としてのエピソードは伝わっていません。で、世に作品を問い始めたのが、18歳程度だと仮定すると、活躍期は、18年間です。

 それ以来、私は、天才の活動期は、18年間だと、信じ始めました。有名人、例えば、横尾忠則さんなど、長期にわたって、活躍していますね。しかし、途中で、作風を変えているでしょう。それが、何ねんで、変わったのかは調べてはいませんが、きっと、18年前後ですよ。

 そんな時間がないので、調べていませんが、ありとあらゆる人にそれは、あてはまると、思って居ます。

 玉三郎が、歌舞伎の女形として、本当に精魂込めて活躍したのは、歌右衛門が衰えたあたりから、18年間ではなかったのかなあ? その後は、踊りに、向かって、カーネギーホールで、鷺娘を披露したりする方向に、転移していますよね。

 だから、私は、玉三郎が手抜き気味なのは、責めません。玉三郎は、女方ながら、今の歌舞伎界を心配している人物です。つまり、会社で言うと、

 松下幸之助みたいなものです。晩年のですよ。または、安藤百副みたいなものです。無論、晩年のですよ。または、稲盛和夫みたいなものです。無論、晩年のですよ。つまり、巨視的に、指導、支配すると、いう立場になっているのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、

 

 

 

 

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源氏物語・18-7版・に出て来る歌手は、シャロン・スイートの弟子? もし源氏物語内で彼が歌ったのが、モンテベルディ作だったら、海老蔵はCIAに汚染をされた事になるが?

2019-02-03 23:12:23 | 歌舞伎

 以下の文章ですが、6日の午後にさらに途中で、大量の加筆をしてあります。また、章のナンバリングも整理しました。で、相当に分かり易くなったと、思います。

 今回は、歌舞伎について、書いていますが、いつもの緊張しきったテーマから、閑話休題風に、逃げているわけではなくて、こういうことを書くのが、好きだから、丁寧に、文章を、くみ上げている最中です。いや、相当に深いものを書いているはずだと、ひそかに自負しておりますし。既に、2万3千字をこえたが、まだ、書き足りませんし。

 最初に置いた写真の説明をさせてくださいませ。この章の最終節あたりで、「海老蔵は、松竹の奴隷だった」と、私は語っています。その一行に、連動し、私の感想を傍証づける写真です。海老蔵と、坊ちゃんが正座をして、頭を下げている右側が、迫本氏(❔)、と、安孫子正(この氏名を11日に安孫子氏だと、気が付いたのですが、その後、6日間も直さないで、置いて、すみませんでした)氏のようですね。松竹のお偉いさんたちです。時間が経つと、海老蔵父子にも、椅子が与えられた模様ですが、この写真に写っている最初の段階でも、松竹の、お偉いさんも、同じ高さで、いるべきです。正座は苦手なら、同席しないで、裏に控えている方がよかったと思います。もし、同席をするのなら、海老蔵父子と同じく、正座をするべきでしょう。『なんと、鈍感な事か! 世間は、きちんと見ていますよ』といいたいです。役者を利用して、その労働で、自分達が楽な生活を送っているのに、自分達は、らくちんな椅子に座って、主役を、見下ろしているとは。その鈍感さには、恐れ入るばかりです。

 私は時々、『海老蔵が、かわいそうだなあ』と、感じるのですが、今般の、大失敗作である源氏物語の裏に、鎌倉エージェントがいた事が、音楽を通じて分かったので、とても心配をしています。カウンターテナーが歌った歌は、たぶんですが、モンテベルディ作曲のものです。そこから、源氏物語が、鎌倉エージェントの、対私に対する、一種の復讐のために、利用をされたことがわかりました。鎌倉エージェントに、利用をされると、その人物が、まっとうで、善意に満ちた人間だと、不運が、ついて回る様になるので、其れを心配しています。ただでさえ、歌舞伎俳優は重労働です。三津五郎と、勘三郎が若くして亡くなった様に、健康を害しがちですが、海老蔵にも、なんらかの、まずい運命が訪れるかもしれないからです。「頑張れ海老蔵」と、言いましょう。そして、奥様と天からの、加護があらんことを、心から、祈ります。

 

 とうとう、はっきりと、したことを書いていきましょう。何についてかというと、源氏物語、2018年7月版が、何故だめなのかです。それを、副題5以降に、書いていきましょう。そして、同じ5日の夜10時から、さらに加筆をいたします。主に、モンテベルディについて、鎌倉雪ノ下の鶴岡八幡宮と、武部聡志という音楽プロデューサーについて、述べながら、やはり、源氏物語は、失敗だったと、言う論調を続けたいです。

 読者の皆様の中には、「あなたは、何様なの? 偉そうに」と、おっしゃる方もおられるでしょう。しかし、私が語ることは、海老蔵の、将来を守る為の提言なのです。海老蔵は、今、大変な、人気者です。そこに、近づいて、来る人がとても、多い段階です。それが、本当に自分の役に立つか、立たないか、其れを、判断しないといけないのですよ。そして、役に立たない人を拒否することをやっていかないといけません。できるか、できないか? 甘いレベルで、彼をちやほやする人は、結局は、彼をだめにする人だからです。

 彼のファン、及び、歌舞伎のファンは、其れを見守っていかないといけないのです。

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 うーん、これは、語るべきか語らないで、置くべきか、迷うところではありますが、松竹から、要注意人物に、ますます、されてしまうこと(苦笑)を覚悟で、述べれば・・・・・と、言うのもアフィリエイト収入さえない、私は、どこをも、恐れる心配がないので、歌舞伎に関しても、恐るべき深さで、真実を述べることができるからです。主に美術の分野で、磨いた批評眼を使えば、隠されているポイントも、すべて、見抜けますし、あまい、言葉だけを並べた、お追従文など、書くはずもないのでした。

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副題1、『海老蔵が、13代目、団十郎を、襲名するというニュースがあったが、私は、それは、稀勢の里の横綱推薦とか、琴奨菊の大関推薦などと、おなじく、周辺の、儲け主義に、影響を受けている、いやなケースだと、思って居る。未だ、襲名しない方が、いいと、思って居る』

 海老蔵の、(十三代目)団十郎襲名を、私は、反対しています。それを、個人的メールで、既に、ある人へ、表現をしてしまって居ますので、ハッキングを、している連中は、それを、松竹サイドへ、伝えていると、思います。ので、此処で、反対する理由を、しかと、述べて置きたいと、思います。でないと、私の深い真意が、伝わりませんので、さらに、無視され、弾圧される口実を与えてしまいますから。

 実は、海老蔵の襲名の記者会見の場所が、まず問題です。そこが、糸口になって、考えれば考えるほど、海老蔵が、既に、鎌倉エージェント側に汚染をされていることが見えてきました。場所についていえば、一月は、彼が演舞場で、カンパニーを率いて、出演中でした。それなのに、襲名を宣言する記者会見は、歌舞伎座で、行われました。それは、午前11時の開演前に、行われた模様です。どうして新橋演舞場で、行わなかったのでしょう。それ以外にも、疑問がいっぱいある、記者会見でした。

 突然の、発表は、二つの理由があったと、思うのです。一つは、同夜、日本テレビ(4チャンネル)で、海老蔵一家への、密着特番が、放映をされるという事。しかし、それに気が付いたのは、よほどの歌舞伎通であったはずです。または、4チャンネルを日ごろよく視聴をしている人間たちであって、日本全国民が、その特番に、影響を受けるという事はないと、思います。

 でもね、私が間違って居て、それは、日本全国民が影響を受ける大ヒット・ドキュメンタリーだったと、仮定しましょう。これから、ネットで、視聴率が、すごかったというニュースなどが出てきたら、私の推察が、二重の入れ子の意味で、当たっていたと、思います。そして、次の推定理由に入っていきましょう。その番組を放映した結果、彼の人気が、大であることがますます、わかったので、その勢いに、乗じて、此処で、急に発表をすることとなったと、言う仮定です。しかし、その日本テレビの特番の勢いを利用するつもりだったら、次の日の朝が適切です。

 私はやはり、この急な発表は、私が、前日に、知人に、個人的に送った非公開メールが、関係していると、感じています。で、拙速だと、思うのです。で、そういう、希薄な理由で、襲名を発表するのは、海老蔵にとって、プラスにはならないと、思うのです。

 「その機は、熟した」と、言う言葉があるけれど、この場合は、その機は、まだ熟しれは,いません。では、なぜ?と、問えば、やはり、私が、知人に当てた、メール内の、・・・・・海老蔵の源氏物語は、失敗だったし・・・・・という文章が、寄与していると、思います。そこに書いた、海老蔵の源氏物語は、失敗だったという私の判断に対して「そうじゃあないよ。海老蔵の、源氏物語は、失敗ではないよ」と、言いたい人間がいて、その人間たちが、海老蔵は、非常に偉い人なのだと、言いたい、わけなのでしょう。それが、十三代目・団十郎・襲名だと、思うのですが?

  ところで、その一行ですが、私は、海老蔵を、傷つけたくて、そんなことを言って居るわけではありませんよ。もっと、大きな視点で語っています。ロングスパンで、語っています。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『今の海老蔵には、処世術で、足りないところがある。このまま、おぼっちゃま(=御曹司)扱いを受けて、ただ、唯、他人から、持ち上げられる人生を送ると、表現力が、大きく落ちるであろう。今だって、2チャンネル等では、演技が下手だと、言われているのに、さらに、薄い表現力の人間になってしまう。それは、歌舞伎界にとっても、おお損だ』

*1)、今の海老蔵に、より大きな名前を与えて、彼に勘違いをさせたら、いけません。今でも、あるカンパニーのトップですが、彼が、トップであるからこそ大失敗に終わったのが、2018年度の、源氏物語でした。この源氏物語の、どこがだめだったのかは、後半(副題α)で語るとして。

 今、海老蔵に、必要なものは、自分より上の存在で、自分をいつくしみ愛し、成長への苦い注意をしてくれる人物であって、自分がこれ以上偉くなることではないのです。もし、父親の十二代目・団十郎が、生きていたら、それが、ぴったりの、人物だったのに、早世してしまったので、ないものねだりですが、・・・・・

 しかし、今、自分が十三代目・団十郎になってしまうと、まだ、自分が、修行中の身であることを、忘れがちになってしまうでしょう。そうなると、自分の、方向性が、ピント外れだと、言うことに気が付かないで、いるケースが多々、出て来る可能性があるからです。それは、巨視眼的に見ると、歌舞伎界の、大損失です。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、『ここで、一応だが、海老蔵に、愛情ある注意をできる人物が、居るか、いないかを、検討してみよう

 しいて言えば、玉三郎と、梅玉が、フリーですが、二人が、海老蔵のカンパニーに入って、重石になるはずもないので、海老蔵自身の成熟を待つほかはなくて、そのためには、海老蔵、名跡のままの方が、良い。これは、たぶん正しい』

 玉三郎は、NHKの、プロフェッショナル、特別編で、ナイナイの、岡村君を相手に、「自分の引退は、静かに、目立たない形で、(=フェイドアウトの、形で)、行いたい」と、言って居ます。しかし、それは、演技者としてであって、歌舞伎界全体を見れば、自分の、尽くすべき分野はあると、考えている人です。つまり、女方ですが、会社で言えば、社長的感覚で、歌舞伎界を眺めている人です。歌舞伎界に、5~6個存在する、サブ劇団のトップではないことで、かえって、全体像が、見渡せるし、どこの誰に対しても、口を出せるというわけです。

 で、三代目・猿之助が、病に倒れて、猿翁となり、実質的には動けなくなった今は、統率者として、機能しています。一種の改革者でもあります。中車など、演技力があるはずだと、みなす役者にいい役をつけることを、気遣ったりしています。しかし、そういう動きを始めたのが、年齢的に遅いです。また、奥さんや子供がいないので、バイタリティの面で、いささか、薄いです。それは、玉三郎自身が、よくわかっていて、主に、若手の、女方を鍛えるという方向で、自分のリーダーシップを果たしています。その玉三郎が、海老蔵の、父親役を果たしたいと、思うはずはないです。「今のところ、手いっぱいです」という感じでしょう。

  次に梅玉です。この人は、上品な、ニンのひとで、正義のお殿様でよく出てきます。インテリでもあると、言う様な役に向く人です。そういう雰囲気を示す人として、得難い持ち味があるので、インター・カンパニー的に活躍を、している人ですが、お金や名誉に対する、アクの強さを持っていない人でしょう。だから、海老蔵みたいにファンが多くて、いじったり、注意をしたりすることが、難しいと見える人物の、父親役には、つくはずがないです。

・・・・・そういう役柄の人だからこそ、新作歌舞伎NARUTOで、偉大な悪役をさせるそうです。それは、私がこれを、書いてから発表をされました。4日に入って、急にです。(苦笑)私が書いていることを躍起となって否定しようとする動きが、梅玉にまで、影響を及ぼしたのでした。

 と、なると、今、海老蔵の、上に立ち、海老蔵を支えたり、注意をしたりする人物は、いません。菊五郎、高麗屋(白翁=元・幸四郎)、吉右衛門、仁左衛門などは、自らの、カンパニー、及び、血を受け継いでいる、子孫のお世話で、精いっぱいのはずです。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 副題4、『源氏物語のどこが失敗だったのか? 結論を言うと、コラボ相手に、時間を割きすぎていて、光源氏が、ちっとも光っていなかった。それは、演劇的には、失敗である』

 源氏物語の、大きな主題に、仏教があります。私は、池田亀カン(艦)先生の直弟子に学んでいて、特別にできがいい生徒だったので、その件は、よくわかっています。

 そのもっとも、大きな特徴は、すべての女性を虜にする彼が、父の、パートナーと、セックスをして、子供ができるが、のちに、自分の、子供に、同じことをされてしまうと、言うエピソードに凝縮しています。藤原道長の権勢が、その家来【❔】だった紫式部に、この物語を書かせたのですが、藤原氏も、数世代後には、栄華の座から降りるわけで、無常観の提示です・・・・・ここで、家来というのは、娘の、教育係兼、秘書兼、コンシェルジェといういみですが・・・・・

 しかし、2018年7月に演じられた、版では、其れは、セリフでは言われたが、劇そのものとしてみれば、仏教が、全体を通貫していたわけではありません。もし、本当にそちらを優先したいのなら、宙乗りなどを入れるのは、邪道です。3時間強の時間内で、あれこれ、入れすぎていて、仏教どころではありません。

 でも、「ちらし」では、海老蔵は、美しかったです。それで、大勢の歌舞伎初心者を集めた模様です。

 で、ちらっとですが、興行収入を推定で、計算してみると、6億円を、一か月で、松竹は、手に入れた勘定になります。

しかし、その初心者たちが、それ以降もリピーターになっていくかというと、疑問が大きいです。ともかく、仏教が表現されたわけでもないし、光源氏の美しさが、表現をされていたわけでもないのです。中途半端で終わった、ごたごた感が、いっぱいの失敗作だったと、思います。

 私は、『松竹は何をしているのだろう。事前に、こういう風に、進行するのだったら、此処がだめだ。あそこがだめだと、ダメ出しをしないのかしら?』と、疑問に思いました。

 すると、その疑問に対する答えが、上にあげた、日本テレビの、特番で、出てきたのです。松竹とか、歌舞伎座サイドは、制作に関しては、何も関与していないみたいで、今般の源氏物語、2018年7月版においては、海老蔵が、すべてを統括していると、いう事がわかりました。

 そこで、突然に、海老蔵の、本当の姿が、私にわかってしまったのです。六本木で、喧嘩相手から、殴られて、一か月休演をすることとなりました。昔の事ですが、そういうエピソードから、浮かぶのは、やんちゃで、不良な、活発な、リーダー像です。しかし、実像は違うのです。やさしくて、他人へ、お断りを言ったり、他人を、自らから、遠ざけたりは、できない、人であるという事が、わかったのでした。 

 海老蔵は、・・・・・気が弱い、おぼっちゃまでしかない・・・・・と、いう事に、私の方が、気が付いてしまったのです。

 ここで、大切な事は、それで、海老蔵を、責めるつもりは、私の方には、ないという事です。名門の御曹司に生まれ、しかも、顔が、格別に美形です。周りから大切にされる度合いも、大きかったでしょう。たまたま愛する妻が、大きな苦しみを、得たまま、亡くなるという劇的なことが起きて、彼の成長を促しました。奥様の、闘病と逝去のおかげで、彼には、抜群のレベルでの、向上と、成熟がもたらされたのです。それは、認めます。それは、彼の精神の部分(=心理の、部分)に大きなプラスの、影響をもたらしました。

 しかし、それは、生活技術上の、向上をもたらしたわけではないのです。喧嘩という大失敗は、過去にあります。しかし、穏便な、普通の生活の中で、人を拒否したり、切って行ったり、「それは、やりたくありません」と、断ったりする側面では、まだ、まだ、未完成であり、足りないところがあるのです。普通の日常に、起きる、味方同士の葛藤程、難しいものはありません。その部分において、彼はまだ未熟なのです。

 これは、70歳を超えた人なら、男女を通じて、誰もが納得をしてくださることでしょう。30代や、40代って、まだ、まだ、生活技術上は、未熟だという事を。特別に苦労の多い、幼少期を送った人を別にして、現代日本で、裕福な、中流階級か、それ以上の階級で、育った人には、共通の、傾向でもあります。 

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副題5、『海老蔵は、今でも、既に、カンパニーのリーダーではある。そして、伝統的な、お芝居を演じる場合は、問題は、ないだろう。たとえば、【寺子屋】を演じたことがあるが、菊之助、松緑、梅枝などと、共演をした。それは、普段、彼が統率している、成田屋、一族の、カンパニー内で、松王丸(=主役)を、演じたわけではなくて、別の、劇団である、菊五郎劇団の中に、一種の客演として、溶け込んでいたので、成功している度合いも、大きくて、私の方に、批判をする気持ちは、起きなかった。ただ、唯、やせている。大丈夫かしら? 奥様が、亡くなった影響が大きいのでしょうと、同情をしただけだった』

 そして、私が、歌舞伎を再発見した、最初の演目である【蛇柳】も、結構でした。それは、海老蔵一家に代々伝わっているが、最近上演をされていないものを、復活して、上演した作品でした。その、作業に、おいても、海老蔵は、見事でした。だから、彼に能力がないわけではないのです。松緑、菊之助と、三之助と、呼ばれた時代から、今では、それぞれが、棟梁となって、新しい成功作を、追い求め、作り出している段階です。

 また、その少し年齢が高い世代である、猿之助、愛之助、獅童、又、年齢が、若い方である、松也、巳之助、右近(尾上)、歌昇なども、リーダーシップを取りたいタイプです。

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副題6、『源氏物語の中に、コラボとして入っていた、バロック様式の歌は、誰の作曲なのだろう。それが、明らかにされていないのは、どこか、・・・・不誠実さ・・・・・を感じるのだ。何かのだましがありませんか?と、感じるのだ。それゆえに、【闇の精】とか、【光の精】とか、いわれても圧倒的に、納得ができない』

 あの中に外人の、歌い手が二人、入っています。そのうちの、カウンターテナーのアンソニー・ロス・コンスタンツォは、平成26年の公演でも、参加しているそうです。私は、それを見ていません。

 それは、其れとして彼の経歴を見ると、プリンストン大学卒とあります。私が初めてメトロポリタンオペラを見たのは、1999年秋の、【アイーダ】でした。その時、主役を演じた、シャロン・スィートは、プリンストン大学で、教えていると、事情通(ニューヨーク在住のクラシック好きアメリカ人女性)から聞きました。だから、プリンストン大学は声楽の、メッカの一つであることを知っています。日本だと、ジュリアードが、アメリカにある音楽大学として有名ですが、声楽だと、総合大学であるプリンストン大学も、一つの、拠点なのでしょう。だから、優秀な歌手であることは認めます。

 そして、声が美しいことも認めます。しかし、クラシック音楽が大好きでもある私が、あの日は、イライラして、彼の歌唱を一切、楽しめなかったのです。なぜか? それは、メロディが当然あるのですが、誰の作曲の歌であるかが、どこにも紹介がされていなかったのです。バロック時代風だと、思うのですが、あそこまで、長く歌えば、当然、楽譜はあるわけでしょう。そうなると、作曲家は、いるわけです。

 今、念のため、バロック系作曲家というウィキペディアを開いてみました。日本語で、書いてある頁だから、実際には、世界中で、これ以上の数がいると、思うのですが、それでも、その中に、320人を超える、作曲家が記録をされています。そうなると、絶対にあのメロディには、作曲家がいるはずなのです。しかし、プログラム(歌舞伎座は、筋書きというが)のどこにも、作曲家の氏名が書いていないのです。あの日は、相当にイライラしたのですが、本日は、それから、7か月以上を過ぎて、自分の部屋で、一人だけで、もう一度丁寧に、プログラムを読んでみました。すると、62頁に相当丁寧に、「使用されたチェンバロが、どういう楽器であるか」が書いてありました。「有名な古楽器のコピーだけど、脇が、16世様式蒔絵風仕上げですって」。そこまで、丁寧に、楽器の、制作者が、その会社名(小さな個人企業めいた組織)が、固有名詞付きで、書いてあるのに、どこにも、作曲家の名前がないのです。

 また、これも、当日は気が付かず、しいて上げれば、本日、2019年2月4日に初めて気が付いたのですが、59頁に歌詞が載っているのです。日本語訳も載っています。しかし、その日本語訳なのですが、対する原詩が、英語なのですね。『え、あれ英語だった? もしそうだとすると、私のヒヤリング能力って、すさまじく、落ちましたね。でも、イタリア語、又は、ラテン語だったのではないですか?』と、思うのです。 

 最初から、これは、ラテン語だろうと思って居ました。メロディは、完ぺきにバロック調です。すると、ラテン語だと、言う風な先入観があって、私は、ハナから、意味を、聞き取ることをあきらめたので、だから、英語だとは、気が付かなかったのだと、思いますが、腑に落ちません。?????

 「でも、【闇の精霊(カウンターテナー)】と、【光の精霊(テノール)】の二人が、歌っていた時間は、相当に長くて、あの長時間の歌詞が、英語で、たった、10行だったのですか? ちょっと、納得ができないです」といいたくなります。

 さらに、さらに、プログラムを、読み込んでいくと、66頁から68頁の、木挽町百科というところで、伊達なつめさんという方が、【歌舞伎とオペラと能】と、言う解説文を寄せておられるのです。そこには写真が載っていて平成26年に、能がくわっていたのが、わかりますし、平成27年には、今回のカウンターテナー氏が、既に、参加していたことがうかがえます。

 しかし、そこにも、今回使われた楽曲が、誰の作曲で、どういうタイトルの歌かが出ていません。

 あれ、これって、わざと、つくろっている、御用学者風の文章ではないかしら?と、思います。日本のどういう場所、どういう分野にも、こういう御用ライターが配置をされています。そして、鎌倉エージェントに、都合の良いような文章を書き、サントリー学術賞、または、朝日新聞社賞をもらったりします。今、念の為に、ググってみると、伊達なつめさんとは、美術界における藤田千彩さんと、そっくりな立ち位置にある模様です。なんだ、其れでは、此処でも、利用をされたと、言う可能性が生まれますね。つまり、真実は伏せながら、しかし、まるで、正統であるかのごとく、とりつくろう為の、文章を作って、筋書き編集部から報酬をもらう。それって、本当に御用文筆家の典型です。

 しかし、私が最も頼りにしている、頁である、85頁の過去の公演記録には、その二つの公演の、記録がないのです。南座と、巡業ですが、どうしてないの? と、いぶかしく思います。

 最後(と、言っても、次の日には、後段にさらに、不審な、検討結果が出て来るのだが、初日には、ここまでを、チェックした)になりました。48頁に、やっと、少し、気持ちが収まる記述がありました。その頁には、スタッフの名前が出ています。映画で言うと、監督とか、カメラマンの名前を挙げるところです。そこに、13名の名前が載っており、その最後に、格別小さな活字で、カウンターテナー氏の名前が載っており、その下に、洋楽選曲と、ありました。

 そこで、『なるほど、プリンストン大学には、大量の楽譜が収蔵されているはずだから、彼が、そこから選んだわけですね』と納得をしました。

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副題7、『東大や、芸大の学食と比較をすると、プリンストン大学の学食は、比較にならないほどに、広くて、雰囲気が、人間尊重の精神に満ちている。日本の国立大学のそれは、養鶏場の、給餌・施設を、人間サイズに、拡大しただけのものに過ぎない』

 私は、1999年の11月に、日本人の知り合いに、お礼を500ドルプラス100ドル(計、当時のレートで、7万2千円)出して、車で、ニュージャージー州にある、【レンブラント】という美術品を扱う会社の、倉庫兼本社まで、連れて行ってもらいました。そこへ行く途中で、プリンストン大学へ寄ってもらったのです。そこで、食堂に入ってお昼を食べたのですが、『アメリカのエリートって、こういう形で、頭脳を磨くのだわ』という事が、食堂で分かったのです。車の持ち主は、「違うところ(=外)で、食べる」といったので、私は一人で、食べたのでした。しかし、一人だからこそ、判明するものが、いっぱいありました。

 平屋で、広いのですが、インテリアは、ターシャチューダーの、家、風の、アーリーアメリカン調です。そして、広いスペースを間にとって、木のムクの、正方形のテーブルが多数置いてあり、テーブルクロスがかかっています。窓には紅白の格子模様の、カーテンが下がっています。また、床もムクの木材でできています。塗装は、していないです。パリでも階段はムクの木でできていて、塗装がしてありませんでした。そして、真ん中がへこんでいました。欧米では、古いものを大切にします。また、天然素材を大切にします。

 プリンストン大学に戻ります。私から、5メートルぐらい離れた場所が、10畳分ぐらい、スキップフロアー様式で高くなっていて、そこに、たった、一つ置いてあるテーブルに座って、4人の男女が静かにお話をしていました。日本人の年齢で換算すると、助教授、助手、大学院生の組み合わせでしょう。内容については、聞き耳を立てませんでしたが、そばで見ていても、本当に静かでした。しかし、熱い研究意欲を感じましたね。・・・・・・こういう形で、研究課題についてディスカッションをするのだ・・・・・と、言うことがわかりました。テーブルにはコーフィーもなく、又、ウエイトレスが、来て追い出すわけでもありません。

 その同じプリンストン大学の講堂(=階段教室)で、数学の難問【ポアンカレ予想】を解く、解説をした、ロシアの、天才的数学者の、ドキュメンタリー番組を見たことがあります。其の講堂まで、歩いていきたかったのですが、学食前に、サッカー場より広いのではないかと、思う芝生が横たわっていたので、あきらめました。学生たちは、学内での移動に、自転車を使って居ました(苦笑)

 私は、1960年代の東大の学食を利用しています。東大卒ではないのですが、勤務していたからです。

 半地下です。そして、圧倒的に狭くて、長いテーブルが、ぎゅう詰めという形で置いてあって、お部屋は無味乾燥の極致です。窓にカーテンなどは、かかっておりません。テーブルはデコラ張りです。またはメラミン樹脂張りというのか。ともかく、白い色だが、つるつるで、冷たいものです。足は、金属パイプ製でしょう。今では、そこには用事がないので、寄りません。したがって、改良をされたかどうかを、知りません。

 が、芸大食堂には時々入ります。半地下ではないし、インテリアも、東大よりは、上等です。天井が高くて、一サイドが、ガラス張りです。だが、テーブルは、やはり、プラスチック製の、上張りのものです。ムクの木では無い。足も金属パイプ製です。テーブルクロスもかかっていません。

 こういう部分も、日本の大学が低くみられる一原因かもしれません。日本は新しい箱モノを作るのに熱心です。そして、すぐ古いものを壊します。それは、建設会社を儲けさせるだけであって、文化程度が高いとは言えないでしょう。

  ここで、今回の源氏物語へ戻ります。その開演・前のインタビューで、その歌手が、語っているのですが、「日本でサイン会をすると、オペラを見たことがないという人がいて、驚きます」と。その種の経験から、日本人の、特に歌舞伎愛好者の間での、クラシック音楽に対する、知識や知性に対して、「少ないなあ」と、思って、小ばかに仕切ってしまったのでしょうか? だから、自分が選曲した曲目に関して、作曲者名を、記さなかった?

 しかし、人を小ばかにすると、相手もあなたを小ばかにしますよ。私はあなたに対して、「真のエリートたちが集う、あのプリンストン大学卒にしては、何と、ずさんで、だらしがないのですか?」と、言いたいです。

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副題8、『しかし、此処で、もう一回転、させて、深めて、語っていこう。もし、あの曲がモンテベルディ作曲のものだと、仮定をしたら、海老蔵は、CIA連中に汚されたことになるのだ。其れって大変な事、ざーますわよ』

 私は最近、「更新頻度を抑えて、その代わり、一つ一つ、深めて書くつもりです」といって居ます。 でね。ゾフルーザ問題の分析の時、ブロックAの解釈と、ブロックBの解釈があると、言いました。このカウンターテナー氏が、明かさなかった作曲者名ですが、其れを、あの章の時の、ブロックB風に、さらに、奥深く解釈をしていきましょう。

 歌舞伎座で、アンソニー・ロス・コンスタンツォの、歌唱を聞いたとたんに、『あれ、これ、モンテベルディに似ている』と私は思いました。 で、もし、あの曲たちが、モンテベルディ作曲のオペラ・等・からとられたのだとしたら、彼が作曲者名を伏せたわけも、すっぱりと、解明できます。モンテベルディは、日本イタリア修好150年記念オペラ、【ジャパンオルフェオ】に使われて居た、楽曲です。

 そして、そちらの方は、対・私いじめの要素を含んでいました。私は鶴岡八幡宮様の、氏子の一人です。普通なら、二日間に、渡る公演の、案内ぐらい来ないといけません。雑誌を郵送で、もらって居ます。そこに、チラシ一枚でも、入れてもらわないといけません。

 入場制限があるとしても、「一応、インターネットで、申し込める席があるのですよ」と、言うぐらいのご案内をいただかないといけません。しかも、何と、そのオペラの支援団体に、三井物産があって、個人的な支援者の、お名前の中にも、私の友人があったのでした。その友人が、「近所に行きますので、事前、もしくは事後に、お茶しませんか?」と、言う連絡をくれなかったのも異様なのです。

 そういういじめ問題に、ついては、すでに、深く書いてありますので、そのリンク先を後で、見つけておきたいですが、2つも、3つもあるはずで、今は、一つだけ見つけてあり、其れを、後注1として置いておきます。

 ジャパンオルフェオは、鶴岡八幡宮を、初演の場所として、選ばれたオペラです。次に東京芸術劇場でも、演奏されたものです。

 そして、和の楽器(邦楽)を使った部分とのコラボで、有名な曲です。

 このコラボという部分が、コンセプトとして、源氏物語と同じです。歌舞伎ですから、浄瑠璃や、黒御簾・音楽の演奏家が、22名参加しています。それと、古楽器チェンバロと、バロック調メロディの歌唱とのコラボレーション。コンセプトが両者の間で、そっくりです。

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副題9、『そういうわけで、源氏物語に、関しては、海老蔵一人が、演出家にして、統率者だった・・・・・(日本テレビの番組で、其れがわかったのだが)・・・・・そこに、都会人としての、気の弱い海老蔵が居たかな?』

 私は海老蔵が、たった一人で、演出をしたという事も、今回の源氏物語が、大失敗に終わった大きな理由だと思います。というのも、光り輝く、主人公という姿を、彼自身は、演出し得ないのです。彼は、其れこそ、東京育ちです。ソサエティも上流階級風でしょう。だから、洗練をされています。それが、『俺様は、一番だ』と、は言いにくい、根本です。照れてしまうでしょう。そこが、あの源氏物語が、大失敗だった、一つの、理由でもあります。

 その点、菊之助は、外部の演出家、又は、脚本家を招いています。【蜷川マクベス・十二夜】にしろ、【マハーバーラタ】にしろです。また、獅童は、【あらしの夜に】を演出する際に、若い役者の意見を相当に取り入れています。獅童は、映画他で、外の世界の、演出に触れているので、演出の、重要性を知っています。

 シアターコックーンの場合は、私は、2018年度で、初めて見たのですが、七之助主演の【切られの与三】は、大成功でした。激情にいる人みんなが感動をしていました。脚本とか演出が、非常にしっかりと、機能をしていたからです。

 ここで、蛇足というところで、あの芝居が、どうして、大成功だったかの、もう一つの理由(梅枝の悪女としての好演が、七之助のキャラを立てるのに、大いなる、サポートをしていた)を述べますが、

 ここで、大切な事は、菊之助も、七之助も、兼ねる役者というタイプで、女方も致します。という事は、美形だと、いう事です。海老蔵と、タイプは違うが美形だと、言う典型です。

 そして、主役として、輝かしい、美しさを見せていきます。照れないで、見せていくのです。【マハーバーラタ】は、群像劇でした。で、菊之助は、最大、最高の主役というわけでもないのです。でも、気は弱いが、この世に和をもたらす、王子だと、言う気品と、輝きを見せておりました。

 そして、七之助です。私は、十八世勘三郎は、しねま歌舞伎でしかみていないのですが、二人のお子さんの、うち、将来伸びるのは、七之助の方だと、この芝居の成功で、さらに、確信をしました。お兄ちゃんの、勘九郎は、限界があるのです。性格的にまじめすぎるから。しかも、立派で、やさしい母親と、同じく、献身的な妻に囲まれて、かつ、子供二人が、既に、歌舞伎座で、デビューして居ますので、がんじがらめです。したがって、不良化方向へ、かじ取りの、できる筈もないです。

 今年の大河ドラマは、勘九郎主演で、【いだてん】です。これも裏で、鎌倉エージェントが手配したと、見ています。私が批判をしている俳優を二年連続使ってきました。で、勘九郎に、合わせた主人公を、探し出し、金栗四三にしたのです。しかし、もでるもおもしろくないだろう、じんぶつだし、演じる方も面白くない漢字の役者だから、これから先どうなることやら。

 なお、こういう事を打破して行くためには、松竹の、姿勢が、相当、高くなくてはいけないのですが、大谷信義という人物が、どうか? 相当に心配です。

 まあ、海老蔵も、六本木歌舞伎においては、演出家として、三池崇氏を招くそうですので、どうなるかな?

~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題10、『しかし、海老蔵が、自分で、アンソニーロスコンスタンツォを、見つけてきたとは思わない。海老蔵が、これほどの長時間を割いて、彼らに、お歌を歌わせると、言う、コラボ・演出を、考え出したはずはない。

 もし、彼が、其れを考え出したのなら、そこに、彼の気の弱さを感じ取るのだ。もっと、刈り取らないといけない。それは、能狂言の部門についても同じだ。

 しかし、海老蔵が、逆らえない立場の人間を通じて、鎌倉エージェントが、ジャパンオルフェの、尻つぼみ現象への復讐を図ったのだと、仮定すると、あの大失敗作の、生成も納得がいく。

というのは、私は、シャロン・スイートについては、1999年以来、今まで、何度も文章の中で、取り上げてきたからだ』

 上までが、長い、長い、副題です。で、文章体で、書いていますが、これから、先は、通常の会話体へ戻します。

 海老蔵が、A.R.コンスタンツォと、個人的に親しくなる機会はないと、思うのですね。だから、海老蔵から共演を持ち掛けた筈はないのです。

 では、誰が、・・・・・源氏物語を、対・雨宮舜用の、復讐の道具として使おう。そして、モンテベルディを、もう一回、その中で、使おう・・・・・と提案したかですが、むろんの事、鎌倉エージェントです。しかし、彼ら(伊藤玄二郎、いまだ生きている井上ひさし、成岡康司、石塚雅彦、大町在住だった、元電通マンにして、フリーメーソンらしくファンドマネージャーなど、中谷共二氏の次男等の)、七人には、音楽的知識はないはずです。だから、概念だけ、提供して、後は適切な楽曲を選んでもらう人を、選び出し、選曲を依頼をしたと思うのです、

 そのアイデアを出した時期ですが、2006年か2007年でしょう。

 ここで、その当該人物が誰であるかを、同定しないといけません。第一に考えられるのは竹部聡志です。この人はポピュラー畑の人ですが、国立(くにたち)音大を卒業しているので、知識は豊富でしょうから、モンテベルディを選びだす可能性は高いです。この人が、70%ぐらいの確率で、提案者である可能性があります。全候補の中で、もっとも度合いが、強い人間です。

 その次に、東京カテドラルで、演奏会を開く、合唱団の、指導者です。今、名前を思い出せず、東京カテドラルで、引いても出てきませんでしたが、桐朋学園卒の、笛(古楽器)の奏者のはずです。2012年ごろまでは、銀座の、新富町駅に近いギャラリー福山の入っているビルの二階で、練習をしていた合唱団がありました。そこの指揮者です。私は、その合唱団の、演奏が、あまりにレベルが高いので、驚いて、ドアを開けて訪問をしたことがあるのです。パレストリーナを練習している日でしたが、今まで、接したことがないレベルの、練習をしていました。すごい、すごいレベルの高さでした。

 私には、当時は、尾行が付いていた可能性があるので、その部屋へ、私が訪問をしたことを警察からの連絡で、知った井上ひさし等が、東京カテドラルに連絡を取ったうえで、「あの合唱団の指揮者に、選曲を、依頼をしよう」と、伊藤玄二郎に、提案をした可能性があります。

 三人目は、児島百代先生です。この方は、北鎌倉女子学園の音楽部門を隆盛にした功労者ですが、カソリック雪ノ下教会の少年合唱団、グロリアのお世話を長らくしておられたそうですから、伊藤玄二郎とは、とても親しいのです。自伝を鎌倉春秋社から出しておられますからね。その上、私は、鎌倉コールという、昔、1980年代から、参加していた合唱団に、2009年ごろ、10年ぶりに出かけたのですが、その最初の日に、百代先生に、ひどく、いじめられたので、「変だ。これはおかしい。裏に何かがある」と、思って居ますので。だって、音楽の先生が、弟子をいじめるなど、非常におかしいのです。

 あと、この三人でなかったら、あの人だろうと、思う人が三人ぐらいいますが、確率はぐっと下がるでしょう。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題11、『私は、バロック音楽としては、ビバルディと、パレストリーナしか、かつては、聞いたことがなかった。しかし、2016年、10月4日から急に、モンテベルディの、メロディを聞くこととなった。それは、武部聡志らしい人物を通じて、大いなる、地獄を見ることへつながったので、特別に、印象深いメロディとなった』

 私は、此処で、20時間以上、チェンバロ奏者の名前が出ていないと、言う、ミスを犯してしまいました。チェンバロ奏者の名前は、61頁に出ていました。それはお詫びをします。しかし、そこは、間違えたけれど、源氏物語に、使われた楽曲はモンテベルディではないかと、言う疑いは、消えません。その頁に、載っている、全8名の、演奏者の、所属や住所をグーグルで調べて、連絡を取れば、わかるはずですが、此処では、後で、訂正することとなってもいいから、そう言う調査は、抜きにして、歌舞伎座で、伴奏をつけて歌われたメロディが、モンテベルディ作曲の楽曲の中のどれかだったと、言う、推定で、ものを語らせてくださいませ。

 この副題8の二重ガッコ内に書いた通りで、私はモンテベルディについては、CDも、持っていないし、中学時代(=60年前まで)は、よく聞いていたラジオも、最近では、聞かないので、モンテベルディを、聞くこととなったのは、一重のオペラ、【ジャパンオルフェオ】の練習が、鶴岡八幡宮の境内の舞殿で、始まってからでした。2016年10月4日に、急にしたから、特徴のあるメロディが聞こえたので、私は怪訝に思って下へ降りて行ったのでした。すると、それは、練習日だという事で、自由に見ることができました。ミッソーニが、デザインした、衣装で、本番を行うのですが、其の4日前も、練習着みたいな、白地の(本番とデザインが、同じ)衣装を着けて、動きを伴鵜、練習をしていました。

 私は、実は、八幡宮様の、駐車場と、上と下という別はありますが、地境を接しています。で、八幡宮様から、広報雑誌を、郵送で、送っていただいている身ですが、事、音楽会に関しては、何もお知らせをもらって居ません。どうしてかというと、その催し類は、2002年までは、素朴なものだったからです。誰でも自由に見ることができるし、演奏をする人も、地域に根差した、半分ボランティアの、趣がある程度の音楽会でした。もっとも、音量が大きいのは、自衛隊化、県警の音楽隊で、それ以外は、かすかにお琴が聞こえますね』というぐらいのものだったのです。しかし、私が、2004年から、本を作り始めると、その音楽会が、ものすごい音量になり、入場制限が加わったり、いろいろ変化をしていくのです。

 それは、なぜかというと、私が、工業生産的な、本を作り始めて、そのデータを自宅で、作り始めたからです。私が自分を大物だというのは、その本づくりの邪魔されようが、けたたましい事、けたたましい事、アリと、あらゆる方向を使って、弾圧と、いじめの総攻撃を受けたからです。ですから、私が書いて居ることがどれほどに、彼ら、鎌倉エージェントにとっては、怖い事なのかを、指し示しており、かつ、こういうデジタル・ネット、配信よりも、紙の本(昔からのスタイルの、伝達手段)の方が、どれ程に、力強いものかを知りました。

 しかし、・・・・・パソコンがシステム破壊を起こして、其れを、処理しているうちに、壊れる・・・・・と、いう風な弾圧が起きてきたので、やがて、外で仕事をする様になり、収入がないのにノマド生活に追いやられます。本は、6種類、を、400,600,600,800.800.800部、作ったのですが、そのノマド生活を勘案すると、いつも、一冊、4,5千円になるのでした。苦笑するしかないのですが、他人に頼まないで、本づくりができるわけですから、ますます、弾圧を受けることとなります。つまり、現在でも検閲が、あるのですが、それは、出版社が、出版を引き受けないという形で行われます。しかし、自分が出版社になってしまえば、本を出版できます。ですから、私が、恐れられ、それで、かえって、さらに激しい弾圧を受けるという事になります。

 さて、その言論弾圧の、一手法として、鶴岡八幡宮様に、大騒音を出させるという、方向がありました。各種工事が、真夜中、又、昼間も大音響を上げるという事もあったし、2003年より前は、なかった、大太鼓の、長時間連打というのも始まったし、音楽会が、有料に、なり、入場制限が、始まったのも、その一環だったのです。

 そして、そういう流れの最頂点に、位置する音楽会が、【ジャパンオルフェオ】の公演でした。それは、本番は、2016年の10月7日の夜と、8日の夜に。八幡宮の舞殿横・西側を舞台として、行われたのです。しかし、それは、壮大な失敗作というべきでした。日本イタリア修好150年を記念するのなら、オルフェオを、ミッソーニの衣装で、原版のままで、公演し、そのあとで、宮城道雄の、春の海を、複数の演奏者で、演奏するというぐらいが、結構だったと、思いますよ。もし、あのジャパンオルフェオをそのまま、イタリアへもっていってごらんなさい。3時間、束縛された聴衆は、日本人の知性も、芸術性をも、両方を疑うと、思いますよ。

 歌舞伎座の方で、6億円を稼ぎ出したであろう、源氏物語2018年版も同じです。そうだいな、失敗作です。それを瀬戸内寂聴さんが、ほめていますか? 瀬戸内寂聴さんは、115%の、御用小説家です。もし、彼女が、本当に音楽とか芝居がわかる人だったら、夫の元を、去らないでしょう。特に4歳の子供を置いてはね。夫たる人は、音楽を研究する学者でした。音楽が本当に好きであったら、そんな夫を、それほど、子供が小さいうちには、裏切らないです。しかも、出奔をした後で、二人の男性と、両天秤にかける様な恋愛騒動を起こして、一人を自殺に追い込んでいますよね。または、二人ともかな?

 NHKが、よく、彼女の法話に、群がる60代の女性の群れを、ニュース映像として、流しますが、あれを見ながら、日本人は、かくも劣化したのか?と、いつも驚いて居ます。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題12、『ジャパンオルフェオは、東京公演でも盛り上がらなかったと、見ているが、・・・・・内部では、あいつ(=私の事)が、ブログなど、書きやがったので、メディアで、宣伝をしにくくなった。今般は押さえておくが、これについて、復讐してやらないといけない・・・・・という事になって、2018年の、歌舞伎座で、又、モンテベルディが、使われたという事でしょう。つまり、歌舞伎座は、6億も稼ぎながら、その本当の目的は、単純極まりないもので、単に、私に対する復讐の場として、利用されただけなのです。

 海老蔵が、どこで、このカウンターテナーと知り合ったかが不思議でしたが、鎌倉エージェントが企画をして、海老蔵には、有無を言わせぬ形で、飲み込ませたという事が、今では、はっきりとわかります。その伝達をした、人物が、この右側の二人だったと、推察しています。

 そして、私が公ではなくて、個人メールとして、源氏物語は、失敗作だったと、書いたので、又、ジャパンオルフェオの時の宣伝を行いたいのに、行えない。・・・・・と、考えて急遽記者会見を行わせ、襲名予定のことを、発表をさせたと、見ています。

、急遽、記者会見をさせて、十三代目団十郎を襲名することを、麗々しく、かつ、にぎにぎしく、発表をさせたのでしょう。

~~~~~~~~~~~~~~~

副題13、『ここで、急に海老蔵が、松竹の奴隷状態であることがわかってしまった。借金があるという事は聞いていたが、今般の、襲名発表・記者会見によって、さらに、ひどい状況で、奴隷状態であることがわかってしまった。もし彼がやんちゃな、小坊主時代のままだったら、何とかなるが、奥様の感化で、純真無比になっているので、本当に心配している。

 これから先、なお大量に加筆をする予定ですが、7日まで、お待ちをいただきたく存じます。用事があるので。

 

 なお、このブログの、2010年から数え始めた、延べ訪問回数は、5149306です。

  

後注1、

八幡宮のオペラの実行委員に、元〇庁・長官が入っていたし、日本ユニシスと三井物産が寄付をしているので、私の被害に関する謎の解明が、大きく進展した△

2016-10-07 21:50:24 | 政治

 

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菊之助と、梅枝が、2019-1の、三宅坂で二人で踊るが、菊之助の手が、・・・・・鳴神と桜姫東文章に似た行いを、するところがあって、ドキッとする

2019-01-11 16:32:31 | 歌舞伎

  以下は、ある個人へ向けてのお手紙です。したがって、主題も文体も、普段のこの世界とは、違いますが、一種の劇評になっていると、思うので、ブログの世界でも、公開をさせてくださいませ。

国立劇場の一月公演は、必ず、菊五郎劇団の公演です。梅枝(中村)は、父・五世時蔵が、菊五郎の相手役を務めていますので、たいていは、このカンパニーで、一緒に公演をします。彼は、マスメディア的には、抑えられている人間ですが、非常に実力があり、今月の芝居でも、彼が出てくる所は特別に、意味があり、面白いです。
 彼も、下に出てくる菊之助と同じく、同世代の、男性には、人気がない模様ですが、老若を問わず、女性には、大きな人気があります。
 
姫路城を舞台にする、お家騒動を、描いているのですが、並木五瓶作の原作を相当にアレンジしており、
 
没落していく桃井家の若殿様、陸次郎(=くがじろう)を梅枝が、演じるのですが、最初の方で、殺されるので、ふたごの弟【八重ぎくまる】が、いたという展開にもなっており、そちらの、役にも、梅枝が、つくという新しい補てんが加えられており、
梅枝は、二度も三度も出てきます。しかも、弟の【八重菊丸】は、男性なのに、女装をして、腰元に、変装すると、言う、三重にひねった役でも出て来て、芝居ちゅう、唯一の踊りを、演じます。彼は、玉三郎と、同じ師匠について居る役者のうち、最も若い世代の、方の女方で、彼の踊りの能力を生かそうとする演出です。
 というわけで、歌舞伎通が、使う専門用語では、踊りを、所作事と、言いますが、劇ちゅう、ただ一度ある其を、菊之助を相手として、いたします。絵の様に、美しいですよ。ただ昨年度の【ハーバーラタ】で、梅枝と、坂東亀蔵(こちらも、踊りの能力で、評価が高い役者です)に、劇ちゅう、唯一の所作事をさせたのを、余計な事だったと、言う2ちゃんねるの書き込みを読んだのですが、その意見に、私は賛成します。あそこでは、所作事(おどり)は必要がなかったです。
 
 菊之助======(寺島しのぶの弟で顔だけは、抜群にきれいな役者、女方と、立ち役を、両方を、兼ねる人物です。歌舞伎界では、大変に大切に、扱われている人で、新作、【ナウシカ・・・・・宮崎駿作】の歌舞伎化に、取り組んでいる最中です。しかし、あまりにも恵まれているので、意外とファンが少なくて、・・・・・菊之助では、切符が売れない・・・・・と、言われています。・・・・・同世代の若者には、・・・・・ふん、菊之助! それがどうした?・・・・・・という気分を与えるのでしょう。それは、その通りだ・・・・・と、私は、思いますが)と、
梅枝が演じている腰元に、菊之助が、惚れるという設定で、二人で踊るのです。そこは、菊之助が、振り付けをしたそうです。
梅枝は、細身で、しかも、なよなよとした、動きができますので、本当に浮世絵を、見るが如く美しいです。
 
 しかも、女だと、信じている、菊之助が、梅枝の胸に手を入れて、・・・・・あっと、言う展開がある処・・・・・など、【鳴神】や、【桜姫東文章】のパロディになっているのですが、梅枝が、あまりにも、妖艶なので、観客の一人である、私も、本当にドキッとします。 
 梅枝は、玉三郎ほどには、顔は、きれいではありません。唯、肉体の、ある女で、血が通っていると言う感じが、あります。玉三郎は、もう、美が完成しすぎて居て、博多人形みたいに、見えて、肉体がある女だとは、私は、感じません。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 さて、これは、私固有の感想なので、お友達にも送っていない文章ですが、
 菊之助がやせています。
 
 彼の、双肩に、掛かっている負担が、大きすぎるのです。でね。私のおせっかいですが、吉右衛門との共演を減らすことと、
 お子様、和史君を、少し、放っておいた方がいいです。
 
 今月のカンパニーでは、坂東彦三郎の、お子様、亀三郎君も、演じようと思えば、その役を演じられる、年齢に、成っていると思います。また、松緑のお子様は、少し、大きすぎるかな? また、梅枝の、実子が、三歳か、4歳なので、親子が、実の父(陸次郎)と、実の子(国松)として出て来ても、よかったと、思います。
 
 子役で、今、とても上手なのは、子役専門で、おやが、歌舞伎俳優でない、お子さんが、何人もいますが、
 
 それと共に、右団次の、お子さんとか、親がブランドを持っている家でも、何人かが居ます。菊之助は、自分自身が、今、新作を創作すると言う、負担が、大きな時代だから、お子様の事は、あまり、気を使わないほうがいいです。
 菊五郎の孫だから、どこかで、なんとかなります。ご本人に、自覚や、意欲が出てくるまで、待って居た方がいいです。
 
 十八世、勘三郎と、三津五郎が、早世しましたね。菊之助が、やせてきたのは、とても、心配です。
 そして、菊之助、一家だけに光を当てたりするのは、必ず歌舞伎界に、マイナスをもたらします。
 和史君の背が伸びて、吉右衛門の血筋を感じますが、真秀(まほろ)君と、同じ背丈になっているのには、驚きました。
 まほろ君の方は、寺島しのぶの、怨念に近いサポートがあるので、ご本人がつぶれないでしょうが、
 
 菊之助の、お子さまの和史君には、何のマイナスポイントもないので、却って、育てるのが、難しいでしょう。人は、劣等感があると、なにくそっと、思って頑張ります。父親が歌舞伎俳優を、やめてしまったので、頑張った獅童、
 父親が、清元の人なので頑張る、尾上右近、
 父親が、病気で倒れたので、頑張る児太郎、
 
 父親が、わき役専門の人だったので、頑張る尾上松也とうとう、
 なお、これは、12日の午後書いたことになっていますが、11日に書いたことへ転移させてくださいませ。
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【降るアメリカに袖は、ぬらさじ】を、見てきました。

2018-11-13 01:56:39 | 歌舞伎

・・・・・・玉三郎は、美貌だけが、売りの人ではない・・・・・・

【降るアメリカに袖はぬらさじ】を見てきました。大変満足をしました。玉三郎が文学座の演目を歌舞伎に移行させるのは、【牡丹灯籠】で、既にみていることでしたが、こちらも見事でした。セリフが膨大で、杉村春子を想定して書かれた戯曲だと、言うのは、よくわかりました。

 玉三郎は、この戯曲内では、その美貌よりも、主人公の人柄や、世間の、有為転変に、翻弄をされるところを表現することに専念をしていて、其れが、かえって、美しく見えましたよ。阿古屋や、助六などで、傾城の、重い衣装を着ているときよりも、小紋程度、または、付け下げ程度が、とても、きれいでした。

・・・・・福助を見直しました。・・・・・・
【降るアメリカに袖はぬらさじ】の追加ですが、福助を見直しました。私は福助が現役時代には、歌舞伎座へは、行って居ないのです。で、衛星放送で、見るだけですが、『きれいだけど、情緒が豊かではないなあ』と、思っていたのです。しかし、【降るアメリカ…】では、思い切ったレベルで、汚れ役=道化役を担当しているので、びっくりです。普段は主役を張る人です。で、今回は、扮装や、化粧が、特別に、おかしく(例えば、口紅が、三倍ぐらいにはみ出している)ても、すぐ福助だと、わかりました。が、ともかく、この手の、特殊なわき役の、演技が、上手でした。
 自意識皆無の、没頭状態であって、それには、びっくりしました。演技者として優れているという事なのでしょう。汚れ役というのは(一種のネタバレですが)、横浜の芸者の仲間内で、外人の相手をするのは、日本人の相手をする、グループより下だと、みなされていたことを指します。それも、尊王攘夷思想の影響で、ですがね。

なお、このブログの2010年より数え始めた延べ訪問回数は、4996848です。

   雨宮舜(本名川崎千恵子)

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国立劇場も井上ひさしの私兵化したか? + パリ祭で、自衛隊は、旭日旗を持って先頭を歩いたが? なぜか?

2018-07-20 21:37:38 | 歌舞伎

    これですが、夜の、7時から、加筆を始めます。昨日、12時間ぐらい上げていたのは、もう一度、加筆をしたのちにさらします。お待ちいただきたく。

 この文章は、完ぺきにあと注1の続きです。石井国土交通大臣が、天災を招く人であることの続報は、別の日にいたします。後注1には、松葉づえというキーワードは、入っておりませんが、それが、ナンバー五にあたるものとして、2018年7月8日の一日中数多くあった攻撃に付いて述べております。実は、似た様なものとして、その次の、大攻撃は、19日(木曜日)にもあったのですが、そちらで、起きたことは、すべて、以前書いていた事案の繰り返しです。

 ところで、この一文ですが、文章が面白くなり、新しい案件が現れてから、しかも、カレンダーが、次の日になってから公開したいと、思っているのに、激しい攻撃を受けているので、未熟な段階でさらします。せっかく書いてもすっと、全部消えたりしますので、安全のために、いつもの通り、少し書いては、公開し、少し書いては、公開するという手法をとります。

 ギャルリーユマニテ以外の画廊がトイレの鍵を閉めるとか、ギャルリーユマニテのトイレから、長い髪を結わえた女性スタッフが、まるで、狙った様に出てくるとか、(それは、金成さんであろうとは思うが? 佃さんだったかな?)、本江邦夫さんが、私が署名する直前の人として、芳名帳に、その名前を記載して歩くとか・・・・・コバヤシ画廊を出た途端に、警察官替わりに、いやがらせをして歩く、駐車違反監視員が、二組も出てきて、合計、四回ほど、出くわすとか、は、すべて、過去数年にわたり、行われてきた攻撃事案です。だから、それほどに、書く意欲がわきません。それにそれについて書くと、せっかく書き始めている、8日の鎌倉駅での、異変が中途半端になります。だから、それに触れてはいけません。

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副題1、『国立劇場は、支配人が変わったかな?・・・・・四月から本当に変わっていた。しかも文部官僚で、しかも女性だ。これは、困ったことになった、安倍総理大臣が、容易に支配できる相手となったからだ。その安倍総理大臣が、鎌倉エージェントの支配を受けているので茂木七左衛門氏よりも、ずっと、低い精神で、上からの命令通りに、動くはずだ。となると、警察が、私兵化しているのと、同様に、国立劇場も井上ひさしの私兵化する可能性がある。いや、もう、していると、思う。こまったものだ、』

 上で言っている通り、すでに経験隅の攻撃については、書かないで、鎌倉駅のブス♀駅員について、書き続けた方がいいのです。ただ、『これは、新しい攻撃手法=弾圧手法)かな』と思うのは、国立劇場が・・・・・絶対に空席があるはずなのに、「二枚しかない」といったことです。それも「車いす様の席だけが残っている」と、言ったことです。

 それは、ありえないです。というのは、今月は歌舞伎鑑賞教室」と言って、高校生が学校単位で来る月で、演目自体も、去年から、単純なのですが、今回は特に二か月続いて、舞踊劇だけなので、セリフがないので、一般市民は、あまり、見に行かないはずなのです。去年の同じ月は、

【良弁杉由来】という親孝行もので、二階席はガラガラでした。ただ、中村隼人が、写真を撮っていいですよ。自分のこの舞台は」と、行ったのがサービス精神にあふれていて、それは、珍しいことだったが、芝居そのものは、面白いものとは模われなかった。ただ、その前の月は、有名な俳優が何人も出る毛抜きだったので、(あと注2)面白かったのだが、今年は、6月も、舞踊で、しかも、出演者が、メインは、四人だけだった。今年は、メインは、二人だけである。

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副題2、『この・・・・演目が突然に、シンプルなものになってしまった・・・・・のは、私が「国立劇場と、歌舞伎座は、客層が異なっていて、国立劇場の方が、やや、ハイクラスである」と、書いたことへの、いやがらせであろう』

 私が国立劇場に、通い始めたのは、2015年です。その2015年度中のある月の休憩時間のことです。「〇〇弁護士会の会員の方。△△食堂にお集まりください」という放送があったのです。弁護士会には、下部組織があって、東京だけでも第一、第二、第三とあるのを知っていますが、それ以外にも主義主張が異なっている人々の、集まりとか、卒業大学別の集まりとかあるはずで、そのどれかの会が、親睦を兼ねて、夫人や子供も参加できる鑑賞会を催したのだと、思われます。

 その放送を聞いたから、お客のレベルが高いと、言っているのではないのです。それ以前にロビーで高齢の夫人と話したり、帰りのバスの車中で、知り合い同士が感想を述べあったりしているのを聞いて圧倒的に、インテリ度が高いと、思うのです。なお、帰りのバスというのは、新宿駅、東京駅丸の内口、新橋駅に向けて都バスが、直行便を、四本出すのです。切符代はとりますよ。だけど、全員が国立劇場を見た人だから、いいお芝居だと、その感想を言い合う声で、満ち溢れています。

 一方の歌舞伎座ですが、「自分は、富裕層ですわ。きれいなおべべを着て、やってきましたのよ」という層が多いのです。そして、松竹側の、役員も、そういう客層に迎合していて、演目が切れ切れで、よくわからないものが多いし、かつ、繰り返しが多いです。ちょっと努力が足りないです。その上、鎌倉エージェントの意向を、判断なしに受け入れているので、これは、没落に向かう可能性すら感じています。彼らの言うことを聞いた団体・組織・個人には、必ず、不運が付いて回るので、本当に危ないと、思っております。

 谷垣禎一さん、瓜南直子さん、浅尾慶一郎氏については、すでに書いていますね。

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副題3、『松竹は安易すぎる。たとえば、今月の海老蔵だけど、・・・・・人気者にすり寄ってくる、人間をすべて受け入れているので、劇が、劇として、成立していない』

 そういえば今月の海老蔵ですが、最後の四分の一(=源氏物語の後半)を見ただけだけど、『だめだ。こんなことをやっていたら』と感じましたよ。他分野の人と協力して作り上げたと、言っています。プロジェクションマッピング、イタリア系・古曲をうたっているオペラ歌手(そういえば、パレストリーナとか、モンテヴェルディの時代の作曲家のものだと、思うのだけれど、それが、筋書き(プログラム)に書いていないです。これは、困ります。

@@@@@@ここが、第一の書きかけ中の最先端です。

  なお、午前一時となりました。これから先に書く予定をメモとしておきます。

*1)、文化庁は、半日映画【靖国】とか、映画【メルド(TOKYOの第二部)】へ、800万円を出している。後者は、レオス・カラックスに監督を担わせているが、ひどい侮日映画である。【靖国】は、大勢に人がみたし、批判的精神を持つ人が多いが、メルドの方はほとんど観客がいなかったうえに、レオスカラックス監督が、成功した人なので、批判をする人がいない。しかし、その両者に、文化庁は、800万円の支援金を出している。

 それを【メルド=TOKYO】の関係者は、誇っている。「これは、大問題だ」と、私が言うと、その証拠品の、プログラムが、我が家から、盗まれてしまった。川喜多かしこさんの、会社が制作したこととなっているので、どうせ、鎌倉エージェントが考え出したことであり、その筋は、井上ひさしが案出したとみている。

 ところで、メルドが、大問題なのは、死刑場が、写っていること他、東京の地下に、戦車がいまだ保存をされているとか、その車体に、旭日旗が張り付けてあるとか、・・・・・種々の問題があって、それゆえに、谷垣禎一さんも、瓜南直子さんも死んだと、見ている。谷垣氏は、死刑執行の数を、8人だと、誇った。

 今回、上川法相は、一日に八人執行をした。これも、井上ひさしたちに命令されて行ったことだろうが・・・・・

 そして、瓜南さんは我が家から、プログラムが盗まれていることを知らないとは思うものの、伊藤源次郎たちに、そそのかさされて映画のプログラムについて、FBほかで、大量の投稿をし始める。2011年の秋からである。

 ここ以降は、後刻に大量の加筆をします。お待ちいただきたく、ぞんじます。

  なお、今、21日の午前、1時15分ですが、本日は本物の爆走族が、南から北へ、向かっています。轟音が鳴り始めてから、8分以上続いたので、そうだと、思います。

 

私はその、時、2時40分だったので、よほど、今から、食事でもして、それから、数軒の画廊により、絵を見て、そののちに、自宅にいる主人に電話をかけて、今月は、何時に終?と、質問をして教えてもらい、その時刻へ、三宅坂へ行って出てくる人たちを捕まえて、「二階席はどうでしたか? 空席がありませんでしたか?」と、質問をしてみたいと、思ったほどです。

 しかし、そう言ういじめを受けることは、十分に事前に、想定しておりましたので、別に三宅坂にまで行って、確認をする必要もないと、思いました。もし、いつも通り、新橋を折りて、さっと、タクシーで、向かってしまったら、三宅坂についてから、一枚も切符がないといわれたでしょう。私の言っていることの方が正しいでしょう。事前に、ネットで、切符を手に入れようとすると、18日以降は、

@@@@@@@@

拒否されたわけではありません。そうなのか? と、すっと受け流しました。事前の、想定通りなので、別の手法で、横浜公演の切符を手に入れたというわけです。横浜公演は、東京に比べると、十二分の一しか日程がありません。しかも座席数は、七百席ですから、神奈川県の、人口を考えると、こっちこそ、席がなくなってもいいのでしょうが、思いがけず、スムーズに手に入れることができました。

副題1、『歌舞伎座が、。2018年7月18日に、ドアをありえない形で閉めるという形で、とんでもない意地悪をしたのだが、それゆえに、今般の、いじめ事案の、発案者は、やはり、井上ひさしであり、歌舞伎座への連絡は、伊藤玄二郎が、行ったと、見るのが正しいだろう。

歌舞伎座の一幕見が、夜の部の、第一幕目が、まだ、絶対に空席があるはずなのに、一回側もロープと、ドア閉めで、絶対に入れない様にしてあるとか、・・・・・それは、十分に想定していたのでb、別の方法で、券を入手しようとして、そっちもダメだったとか、種々の、私へのいじめ策があったのです。普通は、休日ではないので、四階の窓口で、空席を買える時間帯だったのです。というのも、次の幕のための待ち人が一人もいないのですよ。これは、その前の幕も意外と人気がなかったということを示しています。休日ではないし、猛暑の日だったので、一幕身を飼うのは、冷房のない外で、待たないといけないので、事情通はだれも来ていなかったのでした。私は、歌舞伎美人が読めないので、行ってみたのです。それは、8日と、似ています。ので、空席はあるはずなのですが、・・・・・というのも、昭和通り側のエレベーターを、利用して、四階の窓口を目指したら、絶対に買えるはずなのです。ところがです。まるで、火事の際の防火シャッターが下りているという感じでした。頑丈なドアが閉まっていたのですよ。二人だけ、事情通のお客さんが、そこにいました。が二人は、すでに、一幕見の切符を、勝っていて、ただ、冷房のある場所で、待っていたいと、言う風情なので、別に困らないと、見えました。

副題1、『 

 

その鎌倉駅駅員は、ありえない行動様式の数々で、簡単に偽物と判明。だが、同時に雪ノ下での攻撃が重なっているので、大きな研究対象となる

2018-07-15 21:53:03 | 政治

 

有楽町駅の禿頭・高橋某が、100%の嘘をついて、運賃を二重に取ったので、鎌倉の安野夫人(=CIA)の悪辣さがますます明瞭に!

2018-03-01 20:48:19 | 政治

副題1、『最近の私は、書いた文章がぽんぽん消えると、言う妨害に出会っている。本日は、特に妨害を受

証拠写真を公開します。有楽町の嘘つき駅員が、刑事の変装だった事と、私が、理不尽な被害を、日頃24時間に亘って、被っている事を語る為に

2018-03-02 23:50:26 | 政治

今は、日曜日(4日)の夜11時です。推敲と加筆のだいたいが完成をしたので、

 

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私は旭化成建材疑惑以来、石井国交相は、神に呪われた人物となったので、辞めさせるべきだと、言い続けてきているが?

2018-07-18 09:45:14 | 歌舞伎

副題1、『本日の私は、メモという部分を書くことに力を注ぐつもりです』

 私の最近の文章群は、すべて、鎌倉エージェント、特に、・・・・・一般民衆には、自分を死んだことにしていて、絶対に、自分に責任が押し寄せない様に取り計らいながら、数々の悪事を、考案している・・・・・井上ひさしに向けて書いている文章が多いのです。彼がどれほどに、私を意識しているかについては、種々の復讐的ニュースがNHKに出てきているので、確認がとれいているのですが、それを無視して、

 例の鎌倉駅駅員問題を引き続き書いているわけです。しかし、本日だけは、それについて、長い文章を書くのをやめて、内内のメモを長く書いていきたいと、思っております。パソコンに、くっついている時間は、10時間以内にとどめたいと、思っております。で、本日は非公開のメモを書こうと思っているのです。非公開だと、中断したり、再開したりが自由にできますので、自分としては楽なのです。

 しかし、それは、井上ひさしは、読んでいるのです。で、伊藤玄二郎も読んでいます。また、彼らの私兵として行動する警察の特殊部隊(=殺人用別動隊)も読んでいます。したがって、自分としては、公開のブログを書くのと、同じぐらいの意味合いがあるのです。

 ハッキングは、今思うと、1999年の9月、初めてパソコンを使い始めて以来、ニューヨークから始まっていたと、考えておりますので、ハッキングを盗聴と同じ程度に、こちらも利用しようというわけです。

 しかし、読者様へのサービスを忘れない私は、短く書けるが、もう少し、大きなことを書きたいと、思います。鎌倉駅のブス駅員に比べると大きな話題となります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『2018年7月の第二週に、中国地方を中心にして、西日本に大きな災害が起きた。60年ぶりの大雨だとか? 異常気象のせいだと、言われている。中小の河川が氾濫をして、流れに沿って、自然に置かれていた石や、自然に生えていた、樹木類をなぎ倒しながら強い速さで、下って行ったので、被害が甚大になったのだ。誰もが、これは、天災だから、仕方がないと、思っているだろう。しかし、私は、数年前から、石井国土交通大臣がその席にいる限り、日本に災いは降り注ぐと言っている』

  私は、石井国土交通大臣について、大量の文章を書いて来て居ます。 ここで、以下のものが見つかったので、リンク先としおいておきます。後で、もっと、大切な部分を見つけます。

さて、ここで、7本、あつめていますが、い〇番、先に、読んでいただきたいのは、

 熊本大地震は、旭化成をいじめたことで起きた-2 +エンブレムが決定し、林文子市長が登場

 

で、それ以外の下の物もお読みいただきたいと、おもっております。

石井国交相は、常総市で地鎮祭を行ったが、神官が居なかった理由は、創価学会員だから?

2016-01-11 22:15:50 | 政治

 熊本県と、くまモンと、樺島郁夫さんについて+小山薫堂氏と、大宅健一郎△△

2016-04-17 06:29:45 | 政治

 「ああ、嫌らしい」と、私は、林文子横浜市長が訓辞を垂れている姿を見て感じた

2016-04-27 22:37:41 | 政治                                           

八幡宮様所有の鶯吟邸をめぐるあれこれから、熊本大地震の異常さを、考え始める私だった。

2016-04-22 20:23:14 | 政治 

鎌倉ー新橋間はSuicaを使うと長距離なのに1円引きで、有楽町ー新橋間は短距離なのに7円引き・・・・・と言う事は、この国が、非・法治国家だという事を証明している。

2017-06-13 11:40:27 | 政治 

九州の大災害について、思うのは、くまもんとななつぼしが禍の元凶だと言う事・・・・・鹿児島で、大地震が起きたし、私のいう事の方が真実です

2017-07-10 15:00:01 | 政治

 

 

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江戸川区民センターでの怪異現象ー3・・・・・それは、やはり大きな問題(スタップ細胞疑惑など)に繋がっていた

2018-07-04 00:10:21 | 歌舞伎

 最初に置いた写真を説明をsasete、kudasaimase。 今、書いている文章を、検証するために過去ブログを探している最中に見つけたモノです。私は現在75歳ですが、これまで、五匹ぐらい飼った猫のうち、最も賢いタイプでした。それで、猫好きな、ご近所様、石川和子さん(かまくら春秋窯の先生・・・・・しかも、大エーエジェント伊藤玄二郎の、愛人だったと、公言する女性)が、惚れて惚れて惚れ抜いてしまったので、警察を巻き込むおお騒動になった猫です。私が警察を呼んだのではなくて、石川和子さん側が、盗んでいる方なのに、警察を呼んで、しかも、その時やって来た警官が大失敗をしたせいで、

  私の今の苦境もあると言った猫です。でも、いい表情をしているとはおもいませんか? 「一緒に遊ぼう。お母さん」と、呼びかけてきている顔です。左側の丸いものは、私の右膝です。今は痛めているので、正座ができませんが、これは数年前の写真で、正座をして、新聞を読んだり、洗濯ものを畳んだりしていると、遊んでもらえると思うらしくて、すぐ、真横に、飛んでくるのでした。そして一緒にライオンごっこをして遊んだものです。つまり、お互いが子猫時代に戻って、激しくじゃれ合うという事。で、わたくしのひざは、布を通して、侵入してくる彼女の爪で、いつも赤くなっていたものです。最初は上の様に、手を折っていて、「ひっかかないから遊ぼう」と言って来るのに、遊びに、夢中になると、すぐ事前の約束は、忘れるみたいです。(笑い)

副題1、『さて、怪我の功名と言うのは、本当に起きる話だった』

 私は、前報(後注1)を書きながら、ひそかに、深い自信に満ちていました。自分がとても重要なものを書いているという自信です。しかし書くのがとても難しいことも確かであり、したがって、そういう懸念も正直に出しているという点と、敵側の人間としてこのブログを読んでいる人は、「あ、彼女は足が悪くなったので、負けたのね」と思って安心しきって、このブログを読まないことになっているとも、推察され、従って、自分の予想ほど、盛り上がっていない感じがします。

 sikasi,7月3日の夜の仮眠状態の中で、ものすごい夢を見て、この問題の本質が示唆されました。と言うのもこの怪異現象は、堤義明さんと、石塚雅彦さんが、サントリーの、社長二人

のうちのどちらかを動かして、相当前から仕組んでいた謀略だと、判って来たからです。一種の復讐劇として仕組まれていたと、推察しています。アサイケイタ(浅井圭太)という若い男性は、将棋の駒まで例えると、一種の・歩・です。が、敵(=私のこと)が自陣の王将(佐治さんか、新浪さんかのどちらか)を討ち取る役目を果たしています。しかし、それは、私がこの章、及び、次の章で、丁寧に丁寧に、事情を書かないと、読者の皆様は納得をなさらないでしょう。次の章で、それを始めるつもりです。

 ところで、アサイケイタが悪人かどうかを、私は知りません。また、佐治さんや新浪さんが、悪人かどうかを知りません。しかし、この現象の裏にいる、石塚雅彦さんは、私に対してどえらい悪をなしている人です。また、その石塚さんと表裏一体で動く古村浩三君は、私のパソコンへ対して多大なシステム異常を起こし続け、そこからくる、金銭的、また、時間的浪費は、恐るべき量だと、思っています。二人がやっていることは、私もそこの卒業生である国際基督教大学の、卒業生同士としては、あり得ない現象ですが、それでも、実際にやって来ているのは、これらのアイデアを出す連中が頭が悪すぎるからです。ベイカーさんと言うアメリカ人大学生と、その支援者であるロックフェラー四世も、ベイカーさんを考える限り、頭が悪いし、おっちょこちょいの典型です。

 また、日本人側人材ですが、鎌倉エージェントと私が呼ぶ伊藤玄二郎も、まだ、実際には生きている井上ひさしも、それに協力する、警察内スタッフも、頭が悪いと、私はおもっております。2014年6月3日から始まって、25日まで続いたシリーズ【トカゲの脳味噌】(後注3に置いた、α本)は、それらを解明している文章ですが、書いても書いても、彼等は、ちっとも反省せず、今般でも、堤義明氏と、サントリー側の二人のうちのどちらかを動かして、アライケイタの異様な行動を導き出しています。

 特に、この江戸川区民センターシリーズを、6月30日の深夜に、書き始めてから、ワードに対して、異様な攻撃が続いていますが、soreha,komura浩三くんが行っている可能性が高いです。または、彼が指導しているグループが行っている可能性が高いです。アルファベット化されている処は、最も重要なところです。そのまま残しておきましょう。ローマ字として読んでやってくださいませ。

 さて、事は前後しますが、これほどのはっきりした結論をポンとここに置いたのは、睡眠中に、ここまでのことが頭に浮かんできたからです。私はそういう現象を良く、「神様が教えてくださった」と、述べておりますが、まあ、換言して、それと同じことを、科学的に言うと、睡眠中に脳が激しく働いた結果だと、推察しています。昨晩は、夕方の6時40分から8時40分まで、二時間ほど、熟睡をしたのですが、その間、詰め将棋大会で、一位だった藤井聡太君並の、脳内シナプスへの、イオンの流れがあって、過去に起きた現象をすべて検証しなおし、かつそれを演繹して行った結果だと、おもっております。

 怪我の功名と言うのは、怪我をしていて、外出ができないとなっているので、いつ寝てもいいわけです。本来なら明日は、主人の通院に、家族として付き添うべきなのです。そうなると、夕方6時半に寝入るのはまずいはずです。明日の午後四時ごろまで、起きて居ないといけないからで、早すぎる入眠は、そこまで、もたない可能性があるからです。しかし、重病後の非常に体力の少ない主人に、この三日ほどは、こちらが介護してもらっているほど、私の方が、動けなかったので、外出は無理であって、それは、既に主人には判っています。で、こちらも病人なので、主人が「睡眠をとれ、とれ」と、言います。私は今まで、あまりにも多くの無理を重ねてきています。だから「寝ますよ」と言えば、御の字で、OKが出ます。夕食のお茶碗を洗わなくても、寝ていいのです。なお、これは、できるのですよ。お茶碗を洗うくらいは。それは、まっすぐ立っていて、できるからです。ただし、洗った茶碗をしまう事が出来ません。体を回転させるのが無理なのです。じん帯か、腱を痛めていると、思うので、少しでもひねるとだめなのです。しかし、ともかく、いつ寝てもいいという形であったので、朝起きてから、13時間後に入眠し、二時間熟睡した間に、結論まで、脳が到達したのでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『しかし、歌舞伎を舞台としているので、鎌倉側の、CIAエージェントである、伊藤玄二郎と、未だ、実際には、生きている井上ひさしは、重要な役割で絡んでいるので、この現象は相当大きなものであると、考え点いて来た。江戸川区民センターに居て、この事案を知っている人間が、10人はいると仮定仕様。一方で、この巡業のメンバーのうち、菊之助は、相当に委細を知らされていると、考える。それから、チラシ原案を作ったスタッフ、および、この巡業の、宣伝用動画を、撮ったスタッフ、及び衛星劇場でそれを流したスタッフなども、相当に、からんでいると思われるので、総勢50人は、この件を知っている。ただし、やまゆり園事件とか、スタップ細胞疑惑程、派手なものではない。NHKニュースにも乗らない。

 しかし、経済畑に居て、自分は身を隠しながら、arekore,経済界が、落ちて行く方向で、指図をしている石塚雅彦さんと、鎌倉エージェントが結びついている事案なので、相当に、大きなものなのです。すたっぷ細胞疑惑とスケールは同じです。

 ところで、今般の巡業のトップは菊之助です。この人は、相当な現代人だと思います。で、巡業とは、組みを作って、全国を回るのですから、チームワークは、大切です。そんな中で、自分が突出することが、いいことではないと、判っている筈です。しかし、事前のプロモーションビデオでは、単純に彼一人が出演する形式でした。これは、私としては、初めて見る形式でした。彦三郎とか、団蔵とか、梅枝、萬太郎、米吉の六人が、横並びになって、おのおの、数言述べるのが、適切なのです。しかし、梅枝を隠すために、菊之助が一人だけ、語るという形式でした。だから、菊之助が、ちょっと青ざめているというか、何かが裏にある事をにおわせる、表情の動画でしたね。

 ただね、何度も繰り返しますが、梅枝、who? と、おっしゃる方もあるやもしれず、そういう方には、副題3を、お読みいただきたいと、存じます。特に副題3を、をお読みいただきたいがために、それを、直下に置きます。順番を変えておりますが、それは、後注1よりも、後注2よりも、それを、読んでいただきたいからです。それが、この章の副題2の意味合いを解説する文章となっているからです。未だ生きている井上ひさしの、こすっからい、性格の反映が、出ている増す。彼は、自分を死んだことにしてますので、ばれない筈だと、信じて居て、こすっからく、いやみたっぷりな事を平気でやり続けています。事、梅枝に限らず、随所に現れている例として、それを、あげておきましょう。

後注3

何故、菅原文太と、千代の富士に対する追悼番組をNHKは、作らないのですか?  2016-12-30 05:39:54 | 政治

 後注1

江戸川区民センター、Suntory Publicity、梅枝、岡田武史、岩合光昭、石井国交相、玉三郎、中車 ☐  2018-07-03 08:43:44 | 政治

 また、そのひとつ前の文章(下)も重要です。

サントリー、ベネッセ、公文・・・・・茂木七左衛門・・・・・・大来佐武郎、寿子、洋一  2018-07-01 03:55:02 | 政治

後注2、 

井上ひさし=CIAは、ビルゲーツに、多大な損害を与えている。悪人は共食いをするの一つの例だ。XP終了について、今、纏めてみる  2018-04-22 14:59:14 | 政治

後注4

銀座の通が利用する休憩所+例の悪人達の脳は、とかげでは無くて鰐だったかな?△  2014-06-03 10:51:48 | 政治 

トカゲか、鰐か?-2・・・・・湘南信金と言うキーワードから、騙されていた事が解ってくる  2014-06-07 3:01:50 | 政治 

FBに入れなくなった頃から、2ヶ月、爆発的に書いた144章の、私が見た世の中と政治△  2014-06-08 02:42:01 | Weblog 

トカゲか、鰐か?-4・・・・鎌倉では将来は、一軒ごと個別にごみを回収するらしいが?   2014-06-0918:55:05 | Weblog 

トカゲか、鰐かー5.......精神病院に強制入院させ様と言う罠には、はまらなかった私   2014-06-10 01:10:40 | Weblog

 保土ヶ谷のネットカフェ内での、罠   2014-06-13 00:40:11 | Weblog 

12日は、読みにくかったと思います。申し訳ございません。  2014-06-14 00:41:40 | Weblog 

制裁金、初日は支払われず・・・・・13日に若干加筆      

2014-06-15 01:50:27 | Weblog 

私が、画家・長瀬いずみを、ランナー野口みずきと、誤記した理由は?、金・島田章三・暗殺の三題話  2014-06-19 20:07:14 | Weblog 

厚生事務次官殺しに死刑が下ったが、メディアの報道が少なすぎるのは何故だ?△   2014-06-21 14:01:50 | Weblog

 鎌倉で、我が家近辺の街灯が、最初にLED化された影に我が家への盗聴があったかな?  2014-06-23 14:24:03 | Weblog 

サディズムと性欲の結びつきをメディアは取り上げないが其は拙い(中尾知佐、飯島愛、石川和子他)  2014-06-24 14:30:05 | Weblog

げらげら(保土ヶ谷店)の未来は? 福屋書店と、アサヒビールのレストランは?△△  2014-06-25 20:16:58 | Weblog

 

 後注2

NHK ETVのオイコノミアが総持寺で収録し、100分で名著が歎異抄を再放送した・・・・その理由を語りたい

2017-10-07 21:46:47 | 政治 

伊藤玄二郎は、甘い浄智寺さんを動かして、実家の法事を滅茶苦茶にした。浄智寺さんを悪利用をした挙句に、救済する為に、BS4を使っている。それは、NHKより前の話だ

2017-10-08 02:42:29 | 政治 

朴璐美の総持寺と言うAccentが変だったので、又NHKを使って謀略が行われた事に気が付いた。100分で名著も歎異抄、再放送だし。そして猿之助の大怪我!△

2017-10-09 17:56:43 | 政治

 

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足を怪我してしまいました。で、長期間、これを、書けないかもしれません。

2018-07-02 01:27:41 | 歌舞伎

6月30日の早朝、5時15分ごろ、庭で、転んでしまいました。転んだ場所が、コンクリート打ちされていた場所なので、両膝に激しい衝撃が起きました。庭掃除をしていて手にごみを持っていたので、どこにも捕まる事が出来なかったのです。しかし、骨折ではない模様です。正確なところは、分かりませんが、多分、筋肉の腱をどうにかしたのです。しかし、歩けません。

 実は右足がもともと、悪くて力が入りません。多分、腱のどこかに問題があると思うのですが、転んだ時に、神経が、股関節の処から、足首辺りまで、びびびびびっと、成ったので、原因を見つけるのが難しい様な気がします。で、すでに、お医者さんに通っています。診察券があるのですが、ここで、大問題が起こりました。診察券は、鎌倉の病院と、そちらから紹介をされた武蔵小杉の大病院と二つあって、今は、武蔵小杉の病院の方へ、かかっています。

 ともかく、家から、平地まで、160段位以上の階段があって、それが大問題です。鎌倉市の救急車にお願いをすると山が多くて、簡単には、降りられない地形が多いので、椅子状に折れ曲がる形の担架で、運んでもらえます。で、相当な日数、このブログを訪問できないかもしれないのです。それをお断りをさせてくださいませ。スマホから、短い文章を入れると思いますが、今まで通りの雰囲気のものは書けません。

   2018-7-2  雨宮舜 (本名、川崎千恵子)

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宮本和雄と、秋山裕徳太子が、目配せを交した際に、悩めるmy friendの、PCを使ったなぶり殺しが証明された

2018-06-10 15:40:44 | 歌舞伎

 最初に置いた写真の説明をさせてくださいませ。この写真は、この章ではなくて、後注1に置いてある前報に、使いたい

 

 ものですが、前報を、わざわざ引っ張り出して、再読してくださる方が、少ないと、思うので、そちらにもこちらにも張り付けておきます。

左が、私が自分一人で、造った二冊目の本で、右が三冊目です。この二冊を、国際基督教大学・1966年卒の、同期生に、それぞれ、2004年から2005年にかけてと、2007年から、2008年にかけて、献呈をしているので、

 それを、読んでいてくれる、友人は、私の本が面白いという事は知って居て、それで、榊原節子さん、一辺倒の会の中でも、私の本を受け取ってくれたのでした。今、新幹線内殺人事件についての、調べ物をしている最中にふと、これが、見つかったので、ここに置きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~ 

副題1、『非常に重要な文章が消えて居て、それについて、私は、今、心底、ドキッとしている。しかし、努力をして、復活に取り組もう・・・・・その前に、敵がそれを消滅させて、従って、・・・・・やったぜ、勝った・・・・・と、思い込んでいるそういう状況についても説明をさせていただきたい』

 今は、日曜日の午後五時です。前報(後注1)の推敲を行い、やっと完成に持ち込みました。それで、読者におかれましては、そちらを、読んでいていただきたいところです。

 しかし、前報を推敲中に、非常に重要な部分、副題9が消失していることに、午後4時半ごろに、気が付きました。それを、書いたのは、土曜日の早朝、4時から、5時の間でした。で、書いてから、36時間後に、初めて、消失に気が付いたのです。消えた文章には、私の悩める友人が殺された・・・・・真の、いきさつ・・・・・が書いてありました。

 後注1に、置いた前報の中の副題8の最後で、「それについて語るのは後、10年かかります」と、言っています。だから、敵さんたちが何らかの方法で、それを消去させても、読者にとっては、文書には、矛盾がないわけです。そのうえ、それを書いたのが、午前4時から5時の間ですから、dいっぱんの読者様が、読んでいる時間帯ではなかったわけです。

 私ね、今、結構、ドキドキしているのは、いったん書いてしまうと、微細な処は忘れてしまうからなのです。そこに、保存したよね』と、脳内で、思うので、安心して、その部分消えてしまうのです。

 現象は覚えているのですよ。しかし、それを、他人が読んで、意味が通る文章にして、しかも、読んでいる人が気分が悪くならない内容の、文章に仕上げることは、非常に難しい事なのです。書いてあることが、恐ろしい事である場合は、文章の構成力とか、使う語彙とかが、難しくて、昨日早朝、それが書けたのは、稀有の幸運と言ったものでした。自分の力ではなくて、他者の力が、加味して居たと、考えます。

 ここで、言う他者とは、いうなれば神様と言う様なものですが、しかし、そこに逃げはせず、末尾にも、どうして、この文章が書けたのかを、理性的に分析しています。

 「時々、徹夜明けで、文章を書いている時にこういう事が起こります」と。「しかも、間に、労働をしていると、こういう風に、フッと、と言う形で、書けることがあるのです」とも。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2、『私は土曜日には、安心しきって居た。で、心が穏やかだったので、夜11時には、眠くなったのだった。それに、素直に従ったのだった。・・・・・早朝に、重いものを書いたので、こう成っても、それは、致し方がない・・・・・と、思っていた。全体を通してみれば成果は、12分以上に上がっていると、思った。

 しかし、敵は、大きな、勝利感に酔っていたらしい。夜の、10時45分から、井上ひさしと、見られる人物から立て続けにコメントが届いた。が、重要な文章を書き抜けたと、思い込んでいる私は、さして動揺をせずに、居た。ほとんど相手にせずと、言う感じだった。それを発見する前にも、点検すればいいのに、あれほど、重いものを書いた後だから、少し、自分を休めようと感じて居て、税務申告他、ブログに関係のない事ばかりやっていたのだった。・・・・・しかも、夕方六時半から、三時間も鎌倉を、買い物を兼ねて散策して歩いていたのだった。敵方にしてみれば、・・・・あいつ、何も知らないで、居やがんの。面白い、面白い・・・・・・と、ウハウハの境地だったと、推察される』

 昨晩、井上ひさしからと、思われるコメントが三本連続して、届きました。で、私はすこぶる冷静に、それを処理しました。こちらのブログで、それを取り上げず、ただ、お返しと言う別のコメントを書いて、居ただけです。そして、彼だけが読めばいいと、思っておりました。そして、このブログの下書きに、・・・・・やはり、出版界を悪利用した、攻撃は、彼(=いのうえひさし)が大きく絡んでいるなあ。特に、私の小学校時代の友達が死んだ頃には、彼は、公的には、自分を、死んだことには、まだしていなかったわけだし・・・・・と言う事を書こうとして居たのです。それは、眠たくなって寝てしまったので、未だ書き込んでいないのですが、

 頭の中では、・・・・・やはり、自分が書いたことは正しくて、彼は、衝撃を受けて、必死に、防衛に走り始めていますね。本日のブログは、今までとは、まったく異なった特徴がありますから、そこを検証すると、そうなります。・・・・・とも。また、

 ・・・・・彼が、コメントをよこした文章全部が、私が書いている方向が、真実で、かつ、彼が発案した謀略だったわけだし、それが、露顕を、しましたね・・・・とも、考えて居たのです。

 これは、半分は正しくて、半分は間違っています。彼らが、私が書いた文章に参って居たのは、真実です。しかし、彼らが、それを盗み取って居て、一般の読者に届いては、居なかったわけなので、余裕を持っていて、全文を点検しなかった私を見て、相手方は、笑っていたでしょう。ですから、どちらが勝利感に酔って居たと、言えば、向こうだったのですね。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、『井上ひさしは、今までの例だと、今書いている文章とはかけ離れた時点に書いた古い文章に、コメントを引っ付けてくるのだった。あくどい文章の時があって、そういう際には、非公開に成る様な後処理をしてある。しかし、よほど、熱心な読者でない限り、古い文書に引っ付いているコメントを、読んでくれる人はいないと、思う。

 だけど、この際は、微妙極まりなく、いったんは無視して置いて大丈夫だと、思ったものも、もう一度、きちんとした形で、読者の皆様に、お見せする必要を感じたので、ここで、お返しと言う、私側のコメントを、このブログで、公開したい』

お返し (amemiya syun)
2018-06-09 23:39:57
公的には、自分を死んだことにしているが、実際には、まだ生きて居て、地下潜行をして、あれこれの、謀略の原案を立てている、井上ひさしが、18-6-9の夜に三本立て続けに、この【銀座のうぐいす】という世界に、コメントをよこす。それは、2018-6-9の、夜10時45分から55分の間の10分間の事である。

以前と異なっている特徴は、・・・・時間的に、とても、新しいブログへコメントをよこしている・・・・・という事だ。しかし、この三つの原文とも、鎌倉エージェントがかかわっているモノであり、コメントの書きてが、・・・・・・・・・・これらの事件の裏側が、ばれてしまっていることに対して、・・・・・潜在意識の中で、大きく気にしている・・・・・と、言う事を、明らかにしている。それはどうしてかと言うと、これらの謀略は、彼本人が、案出して、警察の特殊部隊(日大の場合は,関西学院大学へ裏から、あれこれ教唆する問い形であろうが、実行を、させたものであり、それが、ここで、ばれているからであろう。

三本あるが、

時間的に最初なのは、

日大びとよ。怒れ、内田監督に対してではなくて、伊藤玄二郎と、安野智紗夫人に対して  2018-05-23 01:01:57 | 政治

 に対して引っ付いて来た、

はじめまして。 (永福寺跡の新参者)
2018-06-09 22:45:42
鎌倉永福寺近所に新参してから三年、スーパーのレジに並んで、後ろからいきなり、買い物カートぶつけ。しかも、おなじ背中のおなじ場所。計5回はあり、腕が上がらない障害がでました。一年ほどでだいぶ治癒。あのひとらが、雪の下の魔女連ですか?
~~~~~~~~~~~~~~
であり、
次に彼が書いたのは、

雪ノ下住まいの画家にして、柄沢斉と師弟関係を結ぶ大原光孝が、新潟小二殺し、及び引き続くアメフト事案の起因者である  2018-05-23 21:56:23 | 政治

 に対して引っ付いて来た、

たしか本屋さんで (永福寺跡の新参者)
2018-06-09 22:53:12
いちど、鎌倉のほんやさんに、ご著書を見せていらっしゃるのを偶然お見かけしたと思います。なんのことか、固有名詞はわかりかねますが、あの、意地悪団体にはキリキリ腹をたてています。(*゚▽゚*)わあ、ほかにも、立腹なかたがいるんですね
~~~~~~~~~~~~~
であり
次に彼が書いたのは、
後注1に置いたのと同じ文章に、引っ付いてきたものです。年の為にそのリンク先をここでも置くと、

私の友人に、夫の女遊びに苦しむ妻がいて、悶絶死に至ったが、PCを使った執拗ないじめを行ったのが誰かは、榊原節子さんの書物の出版社が、   2018-06-09 00:16:08 | 政治

 に対して引っ付いて来た、

(*゚▽゚*)わあ、先生、ながく耐えてますね (永福寺跡の新参者)
2018-06-09 23:01:49
うちは、薩摩から名古屋、長野と青森て、また、違う分野のたくさんの嫌がらせはなしがありますよ。固有名詞はわかりかねますが、最近安曇野や鎌倉でみる老婆らは、上海デモで黄色カッパがBBCにTweet写メされていましたが、ひどいやつらです
~~~~~~~~~~~~~~
です。

 ~~~~~~~~~~~~~~~

副題4、『どうして、この大切な文章が消えてしまったかと言うと、最近の文章は、古村浩三君と、榊原節子さん二、ついて特化して書いているので、システムエンジニアである古村浩三君が、私のパソコン画面に引っ付いて点検をしていた可能性を感じるし、私の小学生時代に、悩みの多い友達を、パソコンを使って、嬲り殺したのも、井上ひさしのアイデアにのっとって、技術的なポイントについては、古村浩三君が、設置したと、思われるので、二人が、土曜日の、昼間の間に、私が、別の事で、パソコンを開いて居たりこのグーブログを開いて、別の賞を見ている暇に、保存は、アプの、仕組みを応用して、削除して行ったと、考えている・・・・・こういう風にした方がいいと、言う原案は、井上ひさしが考案し、パソコンのシステム支配で、実際に文章を、削除したのは、古村浩三君である様な気がしている。これは、現場を見たわけではないが、ありと、あらゆるポイントから考えて、そういう風に思われて来る』

 今、ワードの保存にも、種々の悪意ある、工作がなされていて、種々の文書が消えているところです。したがって、これは、相当に、私の事を知っている人間でないとできない仕事と言えるでしょう。

 ここで、しばらく、家事他をいたします。税務申告も、今、記帳をしないといけないことがたくさんありますし。吸江に近い形で、ものすごい文章が書けたのは、充分に、間合いを取った上で、徹夜をした事、その後、かように家事等に、労働をして居得る地に、気力が満ちて来て、一基に書けたのでした。だから、心底びっくりしたし、いったん書いたら、微妙なところは、忘れてしまっているので、再現は、難しいですが、トライは、トライするつもりです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題5、『まだ、消滅に気が付かない段階では、余裕綽々で、前報(後注1)の前半や、中ごろ、部分などを整えて居た。その際、ギャルリーユマニテに関するリンク先を点検する必要もあった。あの画廊で、最も大きな問題は、秋山裕徳太子と、コンビを組んで、山口みつ子さんが殺されてしまう重要な動機となった保坂涼子(最近では、航子と名乗っている)さんの個展を二回もすでに、やってあげている事だった。で、ギャルリーユマニテを、考察する時には、必然的に秋山裕徳太子も、考察することになるので、ギャルリーユマニテの点検の際に、思いがけない、文書を見つけるという事になった』・・・・・それが、リンク先を、後注2に置いた、ギャラリーアーチストスペース内における、宮本和雄、と、秋山裕徳太子の目配せの話なのだった。 

 それが、ほぼ10年前から、確信をしている、小学校時代の友達が、CIAエージェントの、パソコンへの侵入で、追い詰められ、殺されたのだと、言う事の傍証づけになったのだった。

 それについて、一応軽く、後注2の中で書いている。その副題1を、ここにコピペで置きたい。それは、2017年の、6月の末に書いているので、ちょうど一年前なのだけれど、真実の、20%も、開示できていないので、ここで、加筆をして、整えていきたいのだ。一応まず、一年前に搔いた文章を置いてみよう。::::::罫線に挟まれた部分です。

::::::::私は、宮本和雄(美術系作家にして、秋山裕徳太子氏と、一緒に、浅草での軽演劇公演への出演者にして、画廊のスタッフでもある)に言いたいことがある。

 宮本和雄さん、あなたは、美術系作家でありながら、一種の収入の糧として、画廊に勤めておりますね。そこで、私をいじめきっております。あなたからの、失礼な態度で嫌な感じを受ける事に、中島三枝子さんと、同じくらいの量、で、こうむり、出あっております。

 私は、それに対して、「あなた、失礼じゃアないの」と、たしなめたり、注意したりすることは、今までありませんでした。そして、後、三年ぐらいは、依然として、無いかもしれません。しかし、私が、何も言わないで甘んじているから、私の事を弱いとか、バカだと、思って居るのだとしたら、それは、大変な間違いですよ。

 あなたが、晶文社発行の、【ブリキ男】に関して、画廊内で、秋山裕徳太子氏と目くばせを交わしただけで、・・・・・ああ、是こそ、私の大切な友人が、自殺とされて居るが、本当は、他殺だったことの証明に当たる・・・・・・と、思った事でした。あなたには、その真相は、まだ、全然わかっていないでしょう。

 秋山裕徳太子氏にも、まだ、その真相に関しては、特に詳細な、内実については、知らせが届いていないであろうと、思います。それほど、深い闇に包まれた殺人・事件があるのです。

 ここで、殺されたとされるのは、山口みつ子さんではありません。私が、63年以上の長さにわたって付き合ってきた小学校時代の、友人です。

 彼女の自宅内に、強盗が押し入ったわけではありません。そうではなくて、じわじわと、二年間にわたって、パソコンのデスクトップ画面を通じて、なぶり殺しにされたのです。じわじわとです。

 今の私が、異様なサイレン音で、じわじわと、なぶり殺しをされようとしているのと、同工異曲です。異様なサイレン音とは、すでに、10年以上にわたって、間歇的に、山ノ下(時には、安野忠彦邸)から聞こえてくるものですが、それは、・・・・・お前の孫に危害を加えるぞ・・・・・または、・・・・・お前の子供たちに危害を加えるぞ・・・・・と、言うわードへい暗喩に当たっています。

 それと、同工異曲なのです。そういう手法で、友達が殺されており、私は、そのことに、すでに、10年以上の、長きにわたって、気が付いているのです。

:::::::::::::::で、是だけでは、私以外の人間には、ちんぷんかんぷんだと、思います。だからここで、丁寧に展開します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題6、『ある日、ギャラリ-アーチストスペースと言う、画廊に入ると、いつも月曜日には、画廊に詰めている秋山裕徳太子氏がそこに居て、しかも、私に氏の著書、【ブリキ男】示した。その出版元を見ると、晶文社と有ったので、すぐさま、秋山裕徳太子が、何故、その本を私に、示したのかが分かった。それは、私が、出版元として、交渉を開始したいと、思っていた出版社なのだった。で、私が、その悪口を既に、いろいろ、書いている、秋山裕徳太子が、自分の陣地として、すでに、取り込んだのだから、・・・・・あんたが交渉しても、もう、駄目だよ。あんたの本はここからは、出版できないよ・・・・・と、言うサインであると、感じた。

 私は、2000年から、非常に知的レベルが高いと、見ている相手を選んで、メルマガを配信して居た。それが、読者たちから、ほめそやされていたので、自信を持ち、紙の本へ、直して出版したいと思っていた。その出版元なのだけれど、12個ぐらいの会社を選び、12個の出版社名をつけたフォルダーとして、パソコンのデスクトップに置いていて、いいものが書けたときには、その文書が、12の出版社のどこに交渉を開始したら、出版が可能かを、考えつつ、分類して、フォルダーに入れて居た。

 ここが、小学校時代の友達の、死の真相を書きにくい最大のポイントだ。敵さんの攻撃があまりにも激しくなってきていて、その12の出版社すべてが、無理になっているみたいなので、それこそ、井上ひさし達が、大笑いして、私を軽蔑するであろう。だからこそ、書きにくいところだった。それに、一般の読者のひとも大笑いをするかもしれないではないか。だから、今、このエピソードを開示すると、自分がみじめになるので、開示したくなかったのだ。 

 その12の出版社のうち、筑摩書房も、山本冬彦さんの、画廊巡りの本を、2006年か、7年ぐらいに出版すると、言う形で、すでに、無理になって居た。PHPが無理になってしまったのは、前報で、書いている、有楽町、吉乃翔での、榊原節子さんを主役に据える、出版祝賀会のいきさつで、駄目になったことを悟って居た。

 で、秋山裕徳太子としては、・・・・・おまえさあ、晶文社も駄目なんだよ・・・・・と、言いたくて、その【ブリキ男】を、私に見せたのだった。そうする様に誰かから、頼まれていたと、推察している。

 私は、ちらっと、その本の出版社名を見て、晶文社だったので、委細をすべて察した。正しく察した。

 しかし、宮本和雄と言う人物は、そこまでのことはわかって居ない。で、彼は、目配せで、こういう風に、注意をしてあげているつもりだったろう。『自分は秋山裕徳太子の味方なんだと、確信して、居ます。で、秋山さんは、常日頃、仰っていたではないですか? ・・・・・雨宮舜と言うのは、困った人間だ。潰さないといけない人間だ・・・・・と。だから、僕だって、彼女を潰す方向で動いていますよ。それなのに、何で、彼女に、この大切な本の情報を教えてしまうのですか? ここには秋山さんの一生が書いてありますよね。彼女がそれを悪い方向で利用したらどうするんですか? 2500円の本代を、得たとしても、反対に、損失は大きいはずですよ。教えるのは止めなさい』と。

 ここなのだけれど、少し、時制を後へ移動をさせて、その後、私が銀座で、注文を出して、その本を買い求め、その内容を、確実に、利用をしていることは、言わないといけない。「たぶん母親は芸者です」とか、「父親と一緒に生活して育ちあがって居ないので、どこか、芯が抜けている」とか、書いている筈だ。それだけを取り上げると、宮本和雄の方が絶対に正しかったと、なる。

 しかし、ここで、ものすごく大切なことがある。CIAに追われている私は、まったくわるい人ではないのだ。私のブログを丁寧に読んでいる人には、それは、わかって居るはずだ。しかも、彼等は、自分達が助かるために、謀略としての数々の事件を起こしている。だから、無関係な、しかも、無辜の人たちが大ぜい殺されている。だから、秋山裕徳太子は、そういう殺人集団の身内となる人間だ。そういうわけで、宮本和雄も、また、そちらの陣営の人なのである。

 しかも、しかもなのだ。この、出版社の、名前を利用した弾圧は、即座に、私の小学校時代の、友人が実質的に他殺であったことを証明するのである。これからそれを書くわけだけど、それを描くと古村浩三君は、非常に困る事となるだろう。そうなると、鎌倉エージェントに、宮本和夫と、古村浩三の、どちらが近いかと言うと、または、どちらが大切かと言うと、秋山裕徳太子ではなくて、古村浩三君だから、秋山裕徳太子も宮本和雄も切り捨てられることとなるだろう。

 鎌倉エージェントとは、自分だけが大切な集団だ。自分に責任追及の刃が及ばない様にするために、他人を道具として使う。このケースでは、宮本和雄は、使われている道具の方であり、しかも、最末端の道具である。秋山裕徳太子は、もうちょっと、上の存在だと、思うけれど、それでも、もし、ギャラリーアーチストスペースが閉鎖されるのだったら、

 秋山裕徳太子は、さんざん、あーちすとすぺーすをりようした挙句、抵抗もせず、鎌倉エージェントの、言うなりになって三人のスタッフと、オーナーの社会的な、実績を潰すのです。・・・・・悪人は悪人と共食いをするという典型がここでも、見られる。

 なお、この章は、ここで終わって置きましょう。小学生時代の、友人が殺されたというのが、何故、晶文社の言う出版社名で、判ったのかのついては、もっと、もっと、詳述をしないといけないからです。

  ある一人の人間をパソコンを利用して殺していくという話なのです。紐でもないし、刃物でもない。猟銃でもない。毒薬でも、麻薬でもない。それで、殺すことができるのですよ。それが、昨日の午前4時から五時までには、書けたのに、消えたのです。しかし、再度書くのは容易ではない事ですから、お待ちいただきたく。 

後注1、

私の友人に、夫の女遊びに苦しむ妻がいて、悶絶死に至ったが、PCを使った執拗ないじめを行ったのが誰かは、榊原節子さんの書物の出版社が、   2018-06-09 00:16:08 | 政治

後注2、

秋山裕徳太子の晶文社刊【ブリキ男】に関しての、宮本和雄氏の目配せから、私の友人へのPCを使ったなぶり殺しが判明した

2017-06-29 08:59:41 | 政治

 後注3、

京橋に60階建てのビルが建つー1 Pen Stationを舞台にした拉致未遂が2014年にあったからこそ、その情報が今までNHKには出なかったのだろう

2017-06-24 02:57:09 | 政治

 

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青春は遠く過ぎ去りのIII + 国展や女流展での怖い思い出とNYでのぼろ服の詩人との切ない思い出△

2018-06-01 03:34:24 | 歌舞伎

 最初に挙げた写真の説明をさせていただきたい。私は、東大勤務時代の写真をスキャンしていると思うのだけれど、パソコンが、18台ぐらい壊されているので、今は、見当たらない。で、ここでは、その二年前の、大学時代の写真を置きたい。教授は湊宏先生ではなくて、欧陽可亮先生だ。写真を撮って居る学生と、全部で、四人だけが、中国語を、学んでいる。教授は王義之の子孫だと、聞いている。お嬢様の肌のろうたけている事、それを見ると、その先祖の話も本当だと、思う。

 この章では、東大時代にも私が4歳年上の、美形の青年に、こちらがそちら様に、惚れていると、そちら様から誤解を受けた話を初出として書いている。とても、恥ずかしい話として、それを語っている。別に誇って、それを言っているわけでは無くて、館野弘雄君が脳梗塞を患っていると、聞いたので、初出として、それも上げている。彼への慰め用の、プレゼントとして、それを上げて置く。

  前歯に、金冠をはめていることがこの写真でもちらっと見えている。ただ、恥多いお話を二つも上げているが、私には、最上級の男性を相手のお見合いも持ち込まれており、それほどに、低レベルの女の子でもなかったとは、思うけれど。下はお見合い用スナップだ。小顔なことは確かであり、八頭身を誇っていたと、は、思うが。

 ところで、ここで、二つの恥多い話をしているからこそ、下の、無事に結婚式に至った写真を披露したい。私達夫婦は同い年であり、主人が大学を転学、転科しているので、収入的にも社会人としても、準備が整って居なくて、こぎつけるまでが、大変だった。

 普段、お化粧を全くしない人間が、私なので、お化粧をすると、きれいに見えると、出席者が、スピーチで、口々に言ってくれた。それと、この写真はアルバムからはがさず、スマホで、再録をしているので、主人が斜めになってしまっているし、主人の顔が、普段通りの美形には、写って居ない。きっと緊張をしているのだろう。当時の、彼の実物は、とても、さわやかな美少年だった。

 初恋の人と結婚をして、万々歳の筈だったが、結婚生活と言うのは、絵にかいた餅ではない。お若い方には、「数十年間は、我慢が必要ですよ」と、は、お伝えしておきたい。だが、もうひとつ、「生きていくためには、必要な手段です」とも、言っておきたい。

************と、言う挿入を冒頭に入れて、この章の、本文に入って行こう。

 これは、前報、と前々報の続きです。思いがけない知らせ・・・・・友人が脳梗塞で倒れて、施設に入って居る・・・・・という情報を聞いて、たじろぎ、そして感慨が深かったという話です。ひろおちゃんと言う同級生は、たった、三人だけが所属しているゼミで一緒で、そして、皇后美智子さまと、同一のソサイエティに所属していると聞いていたので、テニスなど、上得意で、健康的には満点の、男性だと、思い込んでいました。

副題1、『施設に入って居るという言葉が驚きで・・・・・きっと、高級な老人ホームを指すのだろうが、昔、NTT所属の104番担当の女性が母の老人ホームの電話番号を問い合わせている私に対して、何度も、「施設ですね」と、オウム返しに答えたので、非常に嫌な気分になった事を思い出した。可哀想にひろおちゃんは、と、思う』

 脳梗塞を患った人が入る施設とは、どういう物かと思います。75歳以上だから、老人ホームだと思うのですが、それでも、上の二重ガッコ内で書いた昔の、エピソードの、嫌な気分を思い出し施設に入って居るというのが、気の毒でならないのです。母はずいぶんいい老人ホームに入って居て、しかも三人の子供が分担して、毎日誰かが見舞いに来る状況だったので、大変丁寧な扱いを受けていたと、思います。そして、前夜11時まで、私が居た次の朝、大往生という診断で、ほぼ、何も苦しまず、あおむけに寝たまま、事切れて居たそうです。後、一週間で、93歳を迎えるという時期でした。

  ただね。本当の事を言うと、母は、その三か月前から、自分の意志で、ものを食べなくなっていました。匙で、与えようとするなどの、他人からの介助も拒否して居ました。で、家族(=こども)は、本人に問い合わせをせずに、延命措置をおこなわないという決断をしました。で、胃ろう、及び点滴による栄養補給は行わなかったのですが、それでも、三か月延命し、一種のミイラ状になり、やせ細るという形で、亡くなったのです。意志は、普通でしたよ。話と言うか、会話は成立していました。だから、自然に任せて居ても、人間が一人死ぬと言うプロセスは、大変なものです。しかし、飼い猫の老後(垂れ流しになって半年後だったか?な)と、その死を、すでに見て居た、私は、・・・・・猫よりも体重が多い人間が、死に至るまで、どれほどに大変になるか・・・・・は、悟っていたのです。

 施設に入ったと聞いた、ひろおちゃんのその施設が、老人ホームであると仮定して、老人ホームがどういう場所かを語ります。母は、上に言った通り、そんなにいい環境で世話をして貰っているのに、家に帰りたがっていました。老人ホームと自分の家の違いは、モノが置けるかどうかです。家なら手芸の道具、お琴、ギター、そして、パソコン(株の情報を見るために、80過ぎにパソコンの使い方を覚えた)と、母が、長年携わってきた、趣味の道具があります。で、私自身は、母の思いを、聞いているので、老人ホームに入るという設計図は持っておりません。孤独死でも、ごみ屋敷になってもいいから、自分の家で最後まで、頑張りたいと、おもっております。このご近所でも、病院で最期を迎えましたと、言う人は多いですが、老人ホームで最期を迎えましたと言う人は、私が知る限り、ひとりだけです。

 老人ホームの場合ですが、見舞いが多い方が大切にされると思います。母は毎日誰かが見舞いに来ているし、他者へ、奉仕の気持ちが大きかったので、老人ホームでも毎夜、他の人たちの洗濯ものをたたんでいましたので、大切にしてもらえました。ひろおちゃんの、心配をするよりも自分の心配をするべきですが、一つだけ気がかりだったのは、奥様が、軽井沢に転居したという話でした。

 老人ホームが、どこにあるかがわかりませんが、もし東京近辺にあるのだったら、奥様は、軽井沢に居るわけなので、あまり、頻繁には見まいにいけません。そうなると、施設のスタッフが、ひろおちゃんを大切にしてくれるかどうかが、心配になります。また、軽井沢にある施設に入って居るのなら、お嬢さん方が見舞いに行けません。。

 さて、今度は、そのお話をしてくれたフジ子さんへ、入って行きましょう。例の二つの疑問、その知らせは、天使のお知らせだったのか、悪魔からのお知らせだったのかを検討する為です。

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副題2、『私は着席後、たった15分ぐらいで、立つように迫られたのだけれど、それでも、誰が、出席をしているかは判別がついた。ただ、一人だけ、『誰だったかなあ?』と、言う人物がいた。それが、分からなくて、隣の人に聞くと、「フジ子さんよ」と答える。『フジ子さんって誰だったかなあ?』と、疑問の面持ちで居ると、その友達が、「ほら、AFSでアメリカに行った人よ」と答えてくれた。AFSを体験した人は、一学年下がって、あらためて、日本の高校の勉強をする。だから、私は、短い期間しか、同じ学年として過ごしていないし、その上、彼女と同じクラスになったことがないので、まったく疎遠な間柄だった。だから、顔が、判らなかったのだ。ただし、AFSと聞いた、その途端、昔の姿を思い出した。そして、圧倒的に、女っぷり、または、人間っぷりが、上がって居るので、それには驚いた。

 彼女は以前と比べると、二倍ぐらい体重が増えているのではないかと思う程、ふっくらとしていて、他の人が七頭身か、八頭身である中で、只一人、六頭身ぐらいに見えた。でも、白いお洋服、白い肌。白い髪の全体が、不思議な調和を見せて、まるで、雪だるまみたいにかわいかった。そして、もっとはっきり言うと、絵本の中に出て来る優しいおばあちゃんと言う感じだった。

  彼女はもしかしたら、英語を教えたりしているのかな? お化粧っ気のない、白いお顔に、銀縁の満丸い眼鏡をかけて居た。それも、全体の丸っこさと、調和して居て、或る種の独特の美しさを醸し出していた。テレビや映画では見たことのない顔。でも、童話とか、絵本の中には出て来る美しくて優しいおばあちゃん。

  ここで、二日目に加筆をする。敢えて、有名人の中で、似ている人を探してみると、童話作家【魔女の宅急便】の角野栄子さんと似ている。でも、私が、横須賀線新橋駅で、出会った角野さんは、『ああ、やはり、マスコミに出ている人は、こういう顔なのか? 童話作家でも』と、思う程、キツイ表情の人であった。しかし、この5月28日の、フジ子さんは、角野栄子さんより、二回りぐらいふっくらして居て、本当に、優しい顔をしていた。

  私は、フェロモン的に言うと、女っぽい人らしいのだけれど、考え方の上では、まったく女っぽくは無くて、嫉妬心という物を持たないのだ。そして美しいものが大好きだ。で、ぼんやりとフジ子さんに見惚れていたので、彼女がそれに気が付いて、彼女の方から、話しかけて来たのだったろうか?

 それとも好奇心いっぱいで、自由自在な、私が、『こういう幸せそうなお顔は、どういう生活から生み出されるのか?』と思い、それが、不思議で、こちらから、話しかけたのか?

 それが、どっちだったかが、木曜日辺りになってしまったら、どうしても思い出せないのだ。

 だけど、それがどちらかだったかが、この館野弘雄氏の脳梗塞・罹患のニュースが、悪魔の知らせだったのか、天使の知らせだったのかを分ける重要なポイントなので、私は、実は、今、困り切っているのだった。 

 ただ、傍証的に考えていくと、彼女はこの学年のクラス会には、ほとんど出席せず、上の学年の、クラス会に出席する人だから、その日に、急にというか、珍しく、出席していたのは、やはり、私に、ひろおちゃんの、罹病を知らせ、私を、暗示的に、責める役目を担って、この会に、出席をしたと、推察もされるのだった。という事は、80%は、悪魔からのお知らせとなる。

 ただ、フジ子さんの表情の中には悪意という物とか、・き・つ・さ・という物は見られなかった。本当に透明でさわやかだったので、彼女が、敵からの使者だったのか、それとも、ひろおちゃんの罹患を知らせ、『これから、彼について書くときは、それをわきまえて、書いてね』と、教える天使だったのか? 本当は、どちらだったか? それが、今もって、判らない。

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副題3、『全体で、三分間程度の短い会話だったが、話したのは、もっぱら彼女の方だった。で、任務をもって、出席をしたとも考えられるのだけれど、彼女の言葉を逐一たどると、以下の様に成る』

 「私はね。お茶大の付属高校を卒業した後でICUへ行ったのよ」と、言う。まったく知らなかった。私が浪人をしたせいでもあるが、あの小さな学校で、一学年上に、フジ子さんがいたなんて、覚えがなかった。大学時代のフジ子さんは、結構目立たない感じで、暮らしていたと、推察された。塩見和子さんなど、圧倒的に目立っていたのだけれど、フジ子さんは目立たない感じで生きていたのだろう。

 しかし、一学年上だと、聞くと、・・・・・豊田淑子さんと言う女性と、彼女が親しいかどうか?・・・・・を聞きたくなった。豊田嬢は、ICUでは、ジャズクラブのキーボード奏者だったので、舞台姿は覚えているが、それ以上に、懐かしいと思うのは、私とは中学時代の同級生だからなのだ。中学時代には、同級生の女の子は、15人しかいなかったので、特に懐かしい。淑子さんに関しては・・・・・若い日に、マレーシアに行き、日本語教師として一生を終え、そちらで亡くなっている・・・・・と、聞いている。しかし、結婚をされたのか? お子さんがあったのか? そういう事を私は知りたい。と言うのも、淑子さんの家は、1950年代は、本牧の丘の上に在り、お招きを受けて、私は、そこを、訪問をしている。母君は、当時は、最先端の、輸入花であったジャーマンアイリスを育てておられた。今、私もそれを育てているので、あのお庭が懐かしいのだ。母上は、無論、亡くなっているだろうが、兄上が、あの家を継いでいるのだろうか。兄上も亡くなっているとすると、兄上のお子さんが、淑子さんの、状況を知って居るかなあ?

 で、私がすでに、知っている事以上の情報を持っている人が居たら、それを聞きたかった。で、フジ子さんに「あなたは、ICUで、どういう人達と付き合ったの?」と質問をすると、「館野君よ」と、彼女は答える。「ほら、奥さんもICUでしょう。だから、彼とは、今でも、よく行き来しているの」と、答える。私は怪訝な面持ちに成る。ひろおちゃんの、奥さんは、ICU卒ではなかったから。すると、フジ子さんは、私の疑問をすぐさま察知して、「ほら、お兄さんの方よ」と、答える。

 で、納得をする。兄弟は、顔が似て居なかった。そして、『きっと、性格も違う』と、思う。ひろおちゃんの方が複雑で、幅が広い性格だろう。お兄さんの方とは、一度も会話を交わした事が、無いが、私に言わせると、『ひろおちゃんよりは、単純な人だろう』と、なる。

 私は瞬時に、10年ぐらい前に、館野弘雄君と交わした、お嬢さんについての話を思い出した。お嬢さんが、キティちゃんを好きだと、言う話だ。60歳近くなって、クラス会で、隣り合わせの席になった時に語っていた。「いい大人が、あんなものをすきなんですよ。驚きますね」と言っていた。これは、その10年後の今になってみると、まったくおかしくはない。アメリカのセレブとか、女優でさえ、キティちゃんが大好きなのだ。

 しかし私は、それを聞きながら、『もしかしたら、お嬢さんはまだ結婚をしていないのだろう』と感じた。しかし、それを質問をするのは、避けた。むかし、ひどい屈辱を与えられているからこそ、何かを語って、それが、復讐の臭いを放つことを避けたいと思っていた。

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副題4、『ここでも、何度目かのこととして、オネーギンからのアリア【青春は、遠く過ぎ去り】に戻って行きたい』

 ああしかし、似た様な話は、職場でも起きているので、私は、どうも、非自覚的に、常に、フェロモンを発揮しているみたいだ。職場の方の、思い出も、非常にドラマチックで、掌編小説が書けるほどだ。ちょっと触れよう。

 数歳年上の、上司に、家柄も、超ハイで、かつ、能力も高い東大の、助手様がいらした。教授は、そのひとを、後継者にしたいと、思っていらした。何人かいるポスドクの中で、そのひとを抜きんでて、重く用い、ちょっと、早めに、そのひとを、出世させたいと、思っておられた。その後で、院政を敷く為に、お嫁さんを世話したいと、思っておられた。普通だと、お見合い写真を渡して、お見合いをするという形になるが、教授は、もし、それで、不成功だった場合を恐れて、その若いお嬢さんを東大の、臨時職員として採用なさった。大変な美女で、助手さんの方も美形だから、お似合いのカップルだと、思われた。

 ここで、そのお嬢さんの為に、かばって、言えば、・・・・・彼女は結局は別の人で、同じく美形の青年と結婚をした・・・・・と、種明かしを先にしておこう。でないと、彼女がかわいそうなので・・・・・

 そういう状況下にあることは、すべての人が知って居て、二年が過ぎた。昼休みには、お嬢さんの方が、助手様の、研究室を訪問して、なにかのおてつだいをしながら、きゃ、きゃっと、笑い声をあげて居た。

 しかし、私が、勤務をし始めて、二年強の事だったが、突然に、その助手様が、結婚を発表をした。その時には、みんながびっくりをしたと、思う。そして、私達、若い人は、本番の、結婚式にも披露宴にも招かれなかった。でも、私たち、若手は、ご自宅で、2週間後ぐらいに開かれた、うちうちの披露宴には招かれた。 

 人気のある住宅街の、駅から、10分以内の場所に、広いお庭の有る、大正時代に建てられたと、思しき、平屋建てが展開しているお屋敷だった。その離れ風の和室で、箱膳が運ばれてくるという形での、披露宴であり、お嫁さんは、洋服だったと、思う。そう勢、7人ぐらいのお客であり、出席者は、みんな例のお若いお嬢さんの、心中を察して、やや、緊張気味だったと、思う。

 私は、この電光石火にして、驚天動地の結婚で、助手様が選んだ女性とは、どういう人なんだろうと、興味津々で、観察していた。すると、お嫁さんは、中肉中背で、メガネをかけており、お化粧っ気もない人だった。だけど、学問の世界の人ではなくて、親が、学者なのであり、ご本人は、専業主婦で、これから、やって行くというつもりのご結婚らしかった。

 お嫁さんが最初に出席者に紹介をされたが、ほとんど名前ぐらいのご紹介だった。その後で、出席者を、年長から順番にお嫁さんに向かって、名前とか仕事内容について、助手様が、紹介をした。

 その頃の私はまだ、結婚前であって、旧姓、いそべ(礒部)で」通って居た。助手様が、私について説明を始めると、奥様が突然、「あら、あなたが・・・いそべ・・・さんなの。ああ、よかった。あなたで」と、言った。誠実そうで、落ち着いた感じの女性だったが、その時だけは、素っ頓狂な声をあげたと言ってよかった。

 私は、その瞬間に、顔から火の出る様な、恥ずかしさを味わった。『ああ、是って、例のソーピーと、館野君が、演じたプソイド恋愛の、繰り返しだわ』と、思い到って。この時の出席者の中で、この奥様の発言の意味が分かった人が居たかどうかを、私は知らない。その上、その頃の私は、全然にさばけていなかった。単なる、うぶな人だったので、奥様のその台詞に対して、瞬時に、「あら、いやだ。奥様、それって、大いなる失言、ざーますわよ」なんていう種類の、切り返しが出きる筈もなかった。

 ただ、ただ、下を向いてもじもじしているだけだった。

 この時の出席者で、奥様の言葉の意味が分かった人が居たかどうかを知らない。しかし、主人公のお婿さん(助手様)と、私には、意味がきちんと分かった。それを、読者様に教えよう。どうしてそうするかと言うと、館野弘雄君が脳梗塞を患って、施設に入って居ると聞いたからだ。彼へのプレゼントとして、これを語る。

 つまり、このエピソードの裏側の真相は、助手様は、私が助手様に、惚れていると、感じていて、私から去るためと、教授が持ち込んでいる、院政を敷く為の美形のお嬢様との結婚の、二つから逃れるために、急いで、まったく別の世界の人を選んで、結婚を決めたのだった。その困ったちゃん二人の事を、奥様に、事前に語っておられたので、奥様は、その二人の若い女性に対して、興味津々で、待っておられたのだった。

 そして、助手様が、より、厄介に思っておられたのが、私の方だったと、推察された。それは、例のきゃ、きゃっと、はしゃぐ、美形のお嬢様より私の方が年上で、先に紹介をされたので、判った事だった。助手様が、心配していた相手とは、例の美形のお嬢様の方では、なかったのだ。で、奥様は・・・・いそべ・・・・という名前を聞いたとたんに、『あら、この人なら、自分は、まけないわ。全然、大丈夫』と安心をなさったのだった。それが、「ああ、よかった」という発言に繋がって居た。

 もし、美形のお嬢様の方に、助手様が困っていらしたのだったら、先に紹介をされた、いそべという女を見ても、聞いても、奥様はさらっと、見逃して、つぎにしょうかいされる、若くて美形の、女性の方に、意識を集中されて、居たと思う。そしてそちらの女性の美形っぷりには驚いて、・・・・・そのひとには、容貌においては、自分の方は、負けるからと、自覚をされるであろうからこそ、何もおっしゃらなかった・・・・・と、思われる。しかし、助手様は、私の方に、より重点を置き「彼女には、惚れられちゃってねえ。とても困っているのだ。だが、彼女は人柄は、いい」し、「頭もいい。だけど、奥さん業には向かない」とも、伝えておられたので、奥様は、私の、「人柄がよい」という評価の部分に安心して、私に対する警戒心が、まるでなかったのだった。

 その日、未婚の二人の女性は、それぞれに、針の筵に座っていた。教授が、選んだお嬢さんと、実際のお嫁さんの違いがどこにあるかと言うと、卒業大学が違うのだろうと、私には、推察された。お嫁さんは、東京女子大か、津田塾の出身だと、思われた。東大勤務の、お嬢さんの方は、短大卒だったのだ。兄弟姉妹が多いご家庭の、しかも、下の方だから、いい大学に行くという気概がなかったと、思われる。これが、長女とか、長男だと、親が帝大卒なら、子供も偏差値の高い大学に進まないといけないという気分になるが、三番目のお嬢さんとか、四番目のお嬢さんとなると、親の方も、自分も、「いいよ、どこでも、好きなところで」と、言う感じに成るだろう。彼女は、この日、とてもつらかったと、思う。だけど、あっという間に、別の美形の青年と結婚をした。たくましい。記憶をたどれば、彼女は、七人兄弟の、末っ子だった。なるほど、私とは、違う。7つになるまで、ほぼ、一人っ子として育った私にはたくましさが、無かった。

 ともかく、このケースでも、誤解が、50%以上はあると思う。東大内部で、私は常に助手様とは、別の部屋に居て、しかも、その助手様とは、まったく違う仕事をしていた。だから、接触がない。どうして・・惚れている・・と誤解を受けたのだろうと、思うが、ソーピー・館野弘雄・連合軍に辱めを受けて以来、二度目の事だったので、この時は、理由は深くは、詮索しないで、水に流して置いた。一度目の館野君の場合も、二度目の東大での経験でも、こちらとしては、「いわゆる告白なんかしたことがない」のに、そういう風に相手に思われているのだった。恥ずかしい。

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副題5、『国画会での思い出-その1・・・・・女性の、顔の、小さな・生まれながらの障害、そして、心配と、安心』

 この、こちらは、告白なんか、していないのに、相手が『彼女は、自分に惚れている』と、感じ取ったり、奥様の方が、『あの人は、私の主人に惚れている』と、誤解をするケースが、その後、40を過ぎてから、国画会を舞台として、何度も、起きるようになる。

 私は国画会では、不当にいじめられていると感じたし・・・・・(それが、今では、嶋田章三の真実とか、北久里浜の、大詐欺事件という大政治的案件に結びついて行くので、思い過ごしではないのだけれど)、・・・・・・1990年代には、今ほどの、深い真実には気がついて居なかったので・・・・・どうして、そういう風になるのかの、真実を知りたかった。ので、いろいろな人に電話をかけて、情報を探って居た。その中で、そういう、フェロモン系の誤解をする、男の会員がいたり、会員が男で、その奥様が誤解をしたりするケースもあったが、まったく誤解の起こりえない冷静で、静謐なご家庭もあって、その時電話を掛けた相手が、持つ、人間性の、高さとか、低くさとか、を、そのポイントからも学ぶことが多かった。人を見る目を養うのに、大きく役に立った。

 私は、国画会の、洋画部に、1991年から、入選をし始め、2002年まで、出品をしたと、覚えている。1998年からは、版画部にも入選した。で、そこへの出品を、停止した後で、本を作り始めた。その本を、自分が人生で知り合った、人で、人柄がよくて、知的だと、思われる相手に、郵便で、送って居た。または、画廊で渡していた。ところが、編集中から、ハッキングによって、大変な妨害を受ける様に成る。本の内容は、心理学や、哲学、芸術の分野に限っているので、妨害を受けるはずもないのに、妨害を受ける。したがって、今の様な文章を書き始める。

 だから、伊藤玄二郎を中心とする鎌倉エージェントと言うのは、ある意味で、自分で、自分の首を絞めていると、思うのだけれど、トカゲの脳味噌の持ち主なので、まったく反省をしないし、方針転換をしてこない。

 で、何冊目かの時点で、妨害行為の一つとして、郵便が相手に届かないと、言う事を感じたので、自分で、配って歩くことにした。準備段階のハッキング中に、・・・・内容が面白過ぎて、高度だ・・・・と、鎌倉エージェントの、連中が感じ取ったので、郵便が相手に届かないという形での、妨害を受け始めたのだった。それで、配って歩く際に、切符代とか、交通費の節約を、したくて、ある路線のある駅を選ぶと、そこの町に住んで居る小・中・高校・大学・時代の友達も、ピックアップするが、と、同時に、絵の世界での、知り合いもピックアップをして、地図上に、印をつけて、訪問をして渡して歩いた。そういう時期がある。

 そんな時節の、ある日、大学時代の友達の家に続いて、同じ最寄り駅を利用する国画会の会員のお宅を訪問をした。その時の話をしたい。電話を掛けたことがあって、非常に声のきれいな奥様だった。その奥様が、私に、警戒心を持っておられるのを、私は、以前から、感じていた。私も声がいいので、それで、嫌われていると感じていた。同類を人は嫌うのだった。しかし、実際に訪問をして、或ることを発見して、ひどく驚き、それ以来、奥様を許す方向へ移行をした。実は、奥様には、お顔に生まれながらの障害があった。しかし、結婚・相手として、素晴らしい画家(紳士でもあるし、収入も高い人)と結婚をされて居たので、頭が良い方だと、思われた。でも、夫を信頼しつつも、ひそかに、心配し続けておられたのだった。夫を奪う別の女性が出てくることを。それは、奥様の、ご自分の身体的障害からくる、劣等感が生み出した、被害妄想だっただろうが、そうなるのも自然な事だろうと、感じ入った。

 で、私の方は、次の本を、そこへもって行くことは、やめにした。余計な、心配を与えないためだった。反対に、その時の、奥様の方の、表情なのだが、これが、東大勤務時代の、あの、助手様の、お嫁さんと、全く同じだったのだ。実際の私をご覧になった奥様の、表情には、「安心したわ」とか、「この人なら、私の夫が、よろめくはずもない」と、書いてあった。(大笑)

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副題6、『国画会での、思いでーその2・・・・私は国画会内部では、出世できなかったので、一般出品者の作品の合否を決定する審査会場には、出席出来ない。しかし、ある時に、どうしても、1993年度の審査風景を、調査し、確認する必要が出てきた。それで、ある男性会員に電話を掛けたのだ。けれど・・・・・そこで、驚くべき反応に出会って、そこから、NHKを利用した大いなる政治的謀略が生まれてくるのだけれど・・・・・』

 この、・・・・・私が、相手に惚れていると、誤解を受ける話の中で、最も劇的であって、私が憤慨したケースがあり、それを、これから、語りたい。或る日、国画会の会員、W氏に電話を掛けた。それは、1993年か、1994年の、国画会の審査風景を、教えてもらいたかったからだ。私の方は、その時点(=2008年から、2014年間でのどこかの時点でのこと)では、国画会への出品を、停止している。したがって、相手にはこたえる義務はない。

 でも、私の方に、絶対に真実を知りたい事案があった。それは、・・・・・NKさんと言う天才肌の女流画家の作品を、・・・・・国画会が、1993年か、1994年に落選にさせたのは、どういう経緯だったのか?・・・・・という案件だった。

 すると、その時の相手は、「あんなの駄目だよ。だって、新聞沙汰にさえ、成ったのだぜ」と答えた。私は、びっくりした。その新聞報道については、何も知らなかったから。

 私は、文化庁の在外研修生で、パリへ行くことができることが分かって以来、まったく新聞を読んでいなかった。それで新聞沙汰になったという件が何を指すかがわからなかった。

 このNKさんは、普段は、女流展に出品をしていた。会員だったと、思う。しかし、後から知るのだが、薬科大学を卒業して、画壇に入ってきた人なので、いわゆる学閥(ムサビとか、多摩美とか、芸大とか、女子美と言う種類のもの)を持っていなかった。しかし、草間彌生と、一緒に五人展を都美館で、大規模な形で開くというほどの、特別な才能も持っていて、それなりに有名美術評論家から認められていたので、私は、自分が女流展に出品しながら、顔も見たことのないNKさんの作品には、注目をしていた。

 一方NKさんの方も、私のうわさを聞いていて・・・・・(というのも、私は、地味にふるまっているつもりなのだけれど、どうしてか、とても目立つところがあるらしいので、女性たちの間でも、すぐ、注目の的となってしまうのだった。また、絵にも力があったと、思う)・・・・・私には、注目をしていたのだと、思う。で、1990年に、私が女流展に初入選をして、すぐ次の年に、国画会運営の、国展に入選をした事にも気が付いてくれたのだと、推察している。・・・・・女流展より国展の方が上だ・・・・・と、一般的には、評価をされていて、NKさんは、自分が女流展内部での、生きざまに行き詰っていたので、国画会に、活路を見出そうと、考えたのだと、推察している。私の様な、誰も他の人の引きがない一匹狼が、さっささっさと、自由自在な選択をして生きていくのも、『いい方法だわ』と、彼女は考えたのだと、思う。彼女が、その頃、自分の、いきざまに、行き詰っていたというのは、女流展と言う、おんなの世界での、足の引っ張り合いなども、見聞きして、それを、嫌がっていた可能性もある。・・・・・其れと、これは、後から、上條陽子さんに、あれこれを聞いて、知るのだが、離婚をしたそうで、それで、行き詰って来た面もあると、推察している。・・・・・そういうわけで、私は、顔を見たこともないし、話しをした事もないNKさんと、ひそかな心の交流を持っていた。

 ところが、そのNKさんが、画壇から姿を消してしまった。それで、その事に気が付いてから、数年が経ってから、私は、上條陽子さんに、NKさんの現在を電話で質問をしてみた。すると、上條陽子さんは、「あのひとは、ハイジンになったのよ」と教えてくれた。私は、1985年ごろから、1997年まで、鎌倉で俳句会に所属していたので、ハイジンという電話内での、音声に対して、「俳人」を当てはめた。その上で、上條さんに、「へえ、俳句の世界に行ったの?」と、応じた。すると、上條さんが、「違うわよ。入院したのよ、精神病院へ」と、教えてくれた。ものすごく驚いた。

 その理由なのだけれど、私はひそかに、・・・・・1992年の初入選に引き続いて、1993年にもNKさんが一般出品者として、国展に応募して居て、落選をしたのがメインの理由だろうと、推察した。

  後から、離婚をしたと、聞いてそれが、納得されるのだが、NKさんが、国展1993年度に応募した作品は、材料費が、掛かって居ない、しかも、小さめの作品だった。それは、国展で、落選をした同じものを、次の周期で、行われる女流展に出し、そちらでは、審査がないので、合格して、上野の都美館で、展示をされるので、私は実物を見たから、知っているのだけれど、材料費としては、総計2000円程度でできるものだった。NKさんは、離婚をした結果、金銭的に不自由になり、そういう作品を作って出したのだった。ベニヤ製のパネルで、100cmX80cmぐらいのものに、週刊誌を一頁ずつに剥がしたものを、びっしりと貼って居た。

 しかし、これは、別の面から見れば、許されるものだったのだ。いわゆるコンセプチュアルアートという意味で、許されるのだった。草間彌生について、読者の皆様は、明るいポップ調のかぼちゃを、思い浮かべられるだろうが、草間の、1998年までの、全作品・全資料を、アメリカの美大pratt institute の大学院で、研究をした事のある、私は、今の草間は、商業主義にのめり込んでいて、専属画廊の、意のままであろうし、それをまた、楽しんでいるので、前衛芸術家としては、化けの皮がはがれたとも思っている。『まあ、としだから、それも仕方がないですね。老人は、円満になり、角が取れるものだから』と、思っているが、NKさんの方は、前衛芸術家として真っ盛りの時に、突然画壇から、消えてしまったので、研究することが好きな私にとっては、絶対に真相を知りたい研究対象となったのだった。

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副題7、『国画会の思い出ーその3・・・・・さて、私は国画会と縁を切って既に、10年は過ぎていたので、相手から、そちら様の、・・・・・付き合い上の、義務感を感じるであろう、それを利用して教えてもらう事は、出来ない・・・・・と感じている。

 で、誰に質問するかは、難しい問題だった。私は、その時点で、国画会内部に、50人を超える知己を既に、持っていたが、これは、東京の審査会場に出席した人でないと、教えられない情報だったし。頭がいい人だとは、知っている山口千里さんは、まだ、準会員だったし。地方に住んで居る人だと、どんなに人格が高潔でも、審査には、来ないケースが多いので、質問ができない。それと、高齢を理由に審査会場に来ない人もいて、そういう人にも質問ができない。

 その上、私の事を熟知して居る人にも聞きにくい問題だった。私が何の為に、それを知りたがっているかを、微妙に察知してしまうと、思う。で、教えてくれないに決まっている。それで、私としては、相手を『あまり好きではないが、正直な人だなあ』と、思っている男性を選んだ。年上の人だった。

 その人が、正直で、純真な人だと、言う判断は当たっているらしい。私は彼の、「駄目だよ。あいつ(=NK女史)なんか、新聞沙汰になったんだぜ」という答えに怒って、別の女性会員で、非常に親切で、人格も高い人に、愚痴を言ったら、「あら、でも、あの人って、国画会切っての、純真な人なのですけれどね」と言う答えだった。ので、私が、その男性を選んで、質問をしたのは、当たっては、居たのだった。私はできるだけ善人と付き合いたいとは、思っているし。

 どうして彼を選んだかと言うと、一番最初の彼からの質問が、1991年の二次会という宴席における「どうして、ビールをつがないの?」だったから。「私は、非自覚的ながら、フェロモン横溢の人だ」と、この章では自分の事を、語っている。が、私の、もっとも、大きな特徴とは、・・・・常にものを考えている・・・・という事だ。それで、一種の白昼夢の人だと、見えるらしい。それは、そういう傾向を持たない人には、奇妙に感じられて、結果、単なる、なまけものだ、見做される。または、まったくのバカだと、思われる。それが館野君に、拒否されたり、東大での、助手様に、奥さんにするにはふさわしくないと、思われる理由のひとつだったと、思う。奥様に向いている女性とは、常に、旦那様に注目をして居て、そのひとのために、精一杯の、奉仕をする人が好ましいからだ。白昼夢にふけっている様に外部から見える私は、ホテルマンとか、旅館の女将とかとは、正反対の、性格と行動の、人間なのだ。

 その上、私の身近には、お酒を好む人が居なかった。父も飲まないし、夫も飲まないし、唯一の勤務先であった東大では、「帰りに、いっぱいやって帰りましょう」と言う様な文化が無かった。だから、その二次会で、その会員に、「どうしてビールを注がないの、他の人に?」と、言われたときは、鳩が豆鉄砲を食った様に、ただ、ただ驚いた。

 その時点(夜の八時頃)までに、午前中から、8時間ぐらい、上野で、初めて・・・・観客ではないという形で、参加した、国画会が、内包する、諸特徴(諸矛盾)について考え続けていたのだった。『これから先、ここで、やって行かれるだろうか?』と感じて居て、それを、考え続けていたのだった。初日から心配事がいっぱいあった。が・・・・・ビール云々という話で、白昼夢を破られた。

 でも、初めて参入した国画会で、一応だが、注意をしてくれた人だ。だから、印象に残った。それで、例の国画会の裏側にあるもの・・・・・・例の北久里浜の件で、「彼女(=私の事)を絶対に会員にするな」と、嶋田章三さんは、裏から言われていたと推察しているが・・・・・を探りたくて、二、三度、同じ人に、電話を掛けた。すると、電話内でも、思いがけない答えが返ってきた。「あなたねえ。僕を恋人としては、選ばないでください。それからね。もう少し、落ち着いて、おんならしい事をやったらどうお? 例えば、花を飾ったりとか」と。

 非常に驚いた。そして無論内心では、怒ったが、例のごとく、リアルな世界では、喧嘩をしない主義の人が、私だから、黙って受け止めた。が、そういう失礼な応対をする人だから、私としては、・・・・・彼に対しては、貸しがある・・・・・という関係だと、思ったのだ。それで、NKさんの、落選時の審査風景を教えてくれる人として、彼を選んだ。その時に、想定内の答えとしては、コンセプチュアルアートに対して、国画会の会員たちは、どう評価しているのか? 低くだろうが、それでNKさんが落選をしたのかどうか・・・・を、一番に、知りたかった。それから、NKさんには、既に大きな実績がある事を、国画会審査会場では、どういう風に考えたのか? 山寺重子さんは、女流展で、NKさんと、いっしょだから、その事を熟知して居るはずであるが、そういうNKさんの、国画会以外での活躍の模様を、審査会場で、他の審査員に教えたかどうか?をも、二番目の事として、知りたかった。

 その二点を聞きたかったのに、帰って来た答えは、今度も私の想定を超えるものだった。「あんなの、駄目だよ。だって、新聞沙汰になったんだぜ」だったから。是では、審査会場がうんぬんかんぬんと言う段階でもない。それで、新聞沙汰とは、何であるかを知りたくなって、また、上條陽子さんに電話を掛けた。

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副題8、『上條陽子さんは、自身、とても優しい人だと、思うが、NKさんに対しては、厳しかった。それを知った日から、上條さんには、電話をかけて居ない・・・・と、思う』

 上條さんの答えでは、こういう事となる。

 上條さんの、妹さんがNKさんの家の近所に住んで居て、・・・・・事件が発覚をした日は、消防自動車等が、出動して大変だった・・・・と、妹さんは、言うそうだ。消防自動車と聞いたが、救急車が何台も来たという事かもしれない。問題点は、こうだ。・・・・・NKさんは、母親が死んだのに、遺体を放置したまま、葬儀をしなかった。それが、新聞沙汰と言う話になるらしい。

 これは、一般的な事件としては、母親のもらっている遺族年金を引き続いて、もらいたくて、死亡を、秘密にするという話がある。そういう新聞記事に成る。私はNKさんが、母親の遺体を、放棄していた事件がいつ起きたのかを知らないので、新聞の縮刷版を読んだことが無くて、実際のニュース報道の、文章を知らない。

 上條陽子さんがニュアンスとして、NKさんに批判的なのは、そういう・・・・・金銭面で、秘匿した・・・・・と、言う記事が出ていたからかもしれない。また、女流展に出した、総計2000円でできる作品を見て、彼女が金銭的に窮迫していると、考えていた人も多かったと、考えるのも一つの手だ。国画会の男性会員が、にべもない形で、NKさんを切り捨てたのも、そういう報道があったからかもしれない。

 しかし、私の考えは、まったく違うのだった。彼女は、すでに、うつ病にかかって居て、葬儀を行うというほどの、処理能力がなくて、ただ、茫然自失をしていたから、そうなって居たと、考える。その上、彼女がうつ病になってしまった最大の原因が、国画会での落選という屈辱に在ったと、考えるからだ。

 また、その年で、薬学部を出ているとは、実家は、お金持ちの筈で、彼女は豪邸に住んで居ると、推察して居た。皆様は、上野毛の、五島美術館の前にある邸宅をご存じだろうか? 敷地三千坪はあると推察され、うっそうたる林に囲まれている。あそこまで敷地が広くは無くても、敷地が、300坪は有って、中に昭和初期、もしくは大正時代に建てられたと、思しき平屋の、木造建築が経っているという種類の邸宅を、彼女の家として、想像をしていた。私は、そういう邸宅を、6棟知っており、そのすべてにお招きを受けて、上がって、お茶をした事がある。

 それは、60年前から、30年前にかけての事であって、現在では、そのすべては建て直されていると、思うが、そのうちの一つが、うえに挙げた東大就職中の上司(=助手様)の家であり、高浜虚子の鎌倉の旧宅であった。で、私はNKさんの自宅としてそういうものを思い浮かべて、だから、遺体を放置したのだと、考えた。『臭いが、近隣に漂う事もないし、仕方がないから放置しよう』と、ぼんやりと考えていたのだろうと、思って、そういうブログ文も書いた。

 しかし、それは、私の方が間違って居た。彼女は敷地面積が、35坪程度で、建蔽率50%ぐらいの地域で、総二階建てのいわゆる建売住宅に住んで居たのだった。隣の家との間には、植木さえ見えなかった。是では、臭気があたりに漂う。それで、・・・・大騒ぎになった・・・・・というのもうなずけた。

 どうして私がNKさんの家の、実物を知って居るかと言うと、それが、NHK特集に、画面として、出てきたからだった。【NHKスペシャル空き家特集・・・・杉並篇】と言う社会派番組を装った、恐るべき、私いじめの作品だった。2009年の一月か、二月の放映だったと、思っている。その時の司会者(現地訪問者)は、今、(特に最近に)、テレビ東京の人気番組【ジパング】の司会をしている。

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副題9、『ジパング司会者、鎌田某氏、杉並区を舞台とした、NHKスペシャル【空き家特集】北側順一郎、ギャラリーアーチストスペース・・・・・そして国画会会員、某氏』

 これから先は、別の章を立てて語ります。

【蛇足・・・・・というか、ユーリーカ!】

 私ね、今日の文章の中に二つの、語彙があって、それが館野君と、東大の助手様に、「あの人は、僕に惚れて居るのだ」と、思わせた現象を生んだと、判りました。ほかにもあるでしょうが、大きな理由としては、私は・・・・・美しいものを見るのが大好きだ・・・・・と言うものです。館野君って、美智子さまの弟君とそっくりです。それから、東大の助手様は、お雛様みたいなお顔です。

 それが、大きな原因でしょう。ニューヨークでも地下鉄の駅で、ものすごく貧乏だが、育ちは良さそうな青年を見つけて、じっと見つめていたらしいのです。それは、クィーンズと言う場所なのですが、マンハッタン島に入ったら、その青年が下りたので、私もおりて、お茶に彼を誘って、どういう人間であるかを質問をしました。

 思った通りの上流階級出身らしいのです。ただ、エジプト人であり、親元からは、生活費は、仕送りとしては、今は、もらっていないと、見えました。自分ではほとんど稼げない青年だったのです。それで、超貧乏らしいのです。しかし、貧乏だからこそ、たった、1ドル50セントのコーフィーもおごられるのを拒否して水だけを飲んでいるのでした。誇り高いのです。携わっている分野は詩だそうで、私が、「もう、詩集を出したの?」と、聞いたら非常に怒りました。

 「詩集を出していないと、詩人ではないと言うのか?」と、言って怒りました。

 で、修復するために、「私は、あなたが、とても、育ちがいい人だと、思ったから、いろいろ質問をしたかったのよ」と告げました。それで、少し機嫌を直してくれたので、お別れしました。

 ただ、その時の、私側の真実を言うと、彼が、着ているものがミステリー満載だったから、興味を抱いたのです。非常に素材の良いスーツを着ていたのです。夏ものでサマーウールと言う種類の生地でできています。しかも、5センチ角ペイン格子という珍しい、生地でした。白地に、焦げ茶色の細い線でガラス窓風に、格子が入って居て、それだけを見ても、ものすごく上等な生地だと判ります。しかも大柄な、彼のサイズにぴったりでした。つまり、注文仕立てだという事。

 しかし、驚くべきことには、ぼろぼろなのでした。「ほとんど、こじきです」と言う程にボロボロなのでした。しかし、汚れは全くないのです。白地なのに、どこにも汚れがついて居ないのでした。・・・・・という事は、この青年は、三日に一回、コインランドリーで、このスーツを洗っていますね。コインランドリーで洗うから、こういう風にボロボロになったのだわ。・・・・と、推察しました。で、アメリカとは、中古を使う文化ですから、中古品のお店に行けば、これほど、ぼろぼろには、なっては、居ない、Tシャツとかセーターが手に入るでしょう。でも、彼にとって、そういう洋服は、低レベルに見えるのだと、思います。色合いが全然違うから。真っ白な生地のペイン格子とは、もし、ぼろぼろではなかったら、ぜいたくそのものの生地なのです。

 私は、もし彼が怒らなかったら、もっと聞きたいことがありました。たとえば、「あなたって、外交官になるための勉強をしに、アメリカに来たのではないの」とか。「しかし、詩の世界に移動をしたのは、なぜ?」とか。

 そして何よりもそのぼろぼろのスーツを手縫いで治してあげたいと、思いました。しかし、1ドル50セントのコーフィーさえ拒否する彼が、そんな申し出でを受け入れるはずもなくて、黙って見送りました。

 その短い会話の最中に、彼が、「僕は、あなたがずっと、僕のことを見つめていたのには、気がついて居ましたよ」と、言いました。是こそ、館野君や、東大の助手様を見ている時と、同じ眼付なのだと、思いますよ。しかも、同時に頭の中では、高速回転で、ものを考えているのです。・・・・・彼が抱えているアンバランスの、秘密を知りたい。それを知るためには、どういう風に何を質問したら、わかるかしら?・・・・・と、たった、10分程度の間に、激しく、思考を続けているのです。

 つまり、白昼夢の世界に入って居るわけで、従って顔の、表情などとろんとしていると、思いますよ。それが、「彼女は、自分に対しては、激しく惚れて居て、困るなあ」と言う、結果になるのでしょう。

 ただ、ニューヨークに居る時の私は非常に活発です。英語を使っているときは、別人のように活発になります。ですから、地下鉄を下りた彼を即座に追いかけて、地上に出たら、すぐ、近所に在った喫茶店に誘い、お話をし始めたのです。会話をしてみると、私が知的好奇心の塊であり、

 しかも、・・・・・一種の世捨て人になって、社会から疎外感を味わっているだろう、彼を、・・・・・・否定的ではなくて、・・・・・肯定的に、受け止めて、会話をするので、・・・・・最初はうれしかった・・・・・と、思います。

 しかし、詩集と言う語彙が彼を激怒させたのは、それがお金がかかるモノであり、

 また、社交術が必要な世界だからです。パーティに積極的に出て、セレブ階級と付き合ったりして、その過程で、出版界の、誰かと知り合いになるとか、批評家に認められることが必要です。しかし、今の洋服では、そういう場所に出られません。彼は、閉塞状況下に在ったのです。しかし、たった、30分間でも、彼を見つめて、称揚の気配を伝えた、私の存在は、彼にとって、ひとつのなぐさめには、成ったと、思いますが・・・・・生活費の足しと言う意味では何の役にも立たなかったで、それは、切ないですね。特に彼に出会ったのが、1999年の10月か、11月だったのです。もう、冬に入って居ます。それなのに、サマーウールのスーツです。それは、エジプトは暑くて、ニューヨークの冬に使う様なウールを売って居ないからでしょう。それも、見て居て非常に切なかったです。

 なお、このブログの2010年から数え始めた延べ訪問回数は、4684718です。

 6月1日に非公開の文章として書き始め、2日に公開をし始めて、3日までかかって完成をさせた。

                                雨宮舜 (本名 川崎 千恵子)

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切られの与三、七之助と梅枝は、第二の孝夫・玉三郎となるかな? 化学変化があったぞ△

2018-05-15 00:25:03 | 歌舞伎

*1、ここに、この一文への導入として、書いたことは、歌舞伎とは関係がないので、三日目には、削除をいたします。ところで、三日目に、青字で、書いた部分を加筆してあります。それで、完成とさせていただき、そのしるしとして、恒例の△を総タイトル右横につけておきます。

*2、コックーン歌舞伎・第16弾は【与話情浮名横櫛=お富さん】だとは、ずいぶん前から、公表されていました。ところが配役が公表されていないので、私は、梅枝が与三郎をやり、お富さんを七之助がやるのだろうと一度推察をしています。(後注1)

 しかし、一か月ぐらい前に配役が公表をされて、私の想像が、間違っていたことを知りました。与三郎は、七之助で、お富さんが、梅枝だったのです。

 二日目に、少し、挿入します。ここで、こういう風に間違えたのは、二人とも女方ですが、七之助が梅枝を認めて、コンビを組んでみたいと、思ったのが、明治座での、狐・葛の葉での共演だったと、思ったし、そこでは、品の良い美形の梅枝が立ち役として、存在して居たのです。一方で、七之助は、【ほととぎすこじょうのらくげつ】で、落城寸前の豊臣秀頼をやったことは、あって、そちらも美形の立ち役でした。鎧・兜・姿の若殿様で、一瞬 『誰かしら? 誰が演じているの?』と思うほど、意外性の有る、美しさでした。

 でも、江戸市井の若者の役は、梅枝の方が専売特許なのです。 ・・つっころばし・・といわれる、なよやかで、力のない男、しかし美形で、女にもてる江戸時代の、町人の若者です。特に、【髪結新三】の手代・他で、得意な役です。

 しかし、コックーン歌舞伎は、十八世勘三郎が、一生懸命に取り組んでいた事だから、その次男である七之助の方が、主役(与三郎)を、になって、全編、走り回るのは、当然だったのですね。その走り回る(=疾走する)ですが、七之助は、身体能力が高い事で有名なんですって。私もマハーバーラタで、それは、感じました。

 今回の、二人のコンビは、美しくて、かつ面白かったです。二人はカンパニーが違うので、共演することがあまりないのですが、コンビとして、とてもいいのではないかなあと、思いました。その際は、七之助が立ち役に成るわけですが、現在仁左衛門が演じている様な、役を、彼は、将来は、できるのではないかなあ?

 七之助は、女方としては勘九郎を中心として、多士済々とコンビを組むことが多いのですが、梅枝は、松緑、菊之助、坂東亀蔵、などと、組んでいます。七之助は、女方を演じる芝居では、強い女と言う感じが強くて、キャンキャンと突っ走る感じです。しかし、立ち役を演じると、上品な、美形となり、しなやかで、ニュアンスの濃い若者となります。今回は、衣装は、汚い物ばかり着るのですが、一種の貴種流る譚なので、もともとはいいところ(上流武家)のお坊ちゃまと言う設定ですが、それがにじみ出て居ましたし。

 ここで、二日目にもう一度、挿入を入れます。これは、今回の様な脚本で、この与三郎・お富のお話(原作は、与話情浮世横櫛ですが)を見たことのない人にとってはネタバレになってしまうのですが、実は、七之助は、元、若殿様と言う設定だったのです。江戸末期に書かれた原作では、そうなのですが、そこまでが、上演されることは、通常の歌舞伎公演では、ほとんどないので、誰も知らない事だったでしょう。私も、・・与三郎は、大店の、長男だ・・そして、弟に店を継がせたい理由があって、放蕩を繰り返している若者だ・・とばかり思い込んでおりました。ですから、七之助は、あの豊臣秀頼・役の時のような、気品を発揮することができて、ぴったりの、配役だったのです。

 この劇は喜劇ではないのですが、5,6ッ回劇場全体が、笑いさざめいた、時があり、それは、すべて、梅枝のしぐさから来ていました。プログラムによると、梅枝は、この戯曲内では、お富さんを、一種のファムファタール(運命の女、しかも、悪女)と、とらえて演じているそうです。悪女は男をほんろうし、しかも、たらし込むわけです。それをセリフと言うよりも、ちょっとしたしぐさで、梅枝が、表現する時に、お客さんは、思わず笑ってしまうのです。「女としては、それって、ありよ」と思い当たるので、笑ってしまうのです。

 劇場には、七之助のファンが多くて、女のお客様が多いですから。・・・・・

 梅枝は、身を捨てることができるのです。『あの若さで、どうして、それが、できるの?』と、思うくらい、自意識を捨てることができるので、結果として『うまいなあ』と言う事となります。で、一般大衆には、知名度が低くても、プロが尊敬する役者なのだと、思います。

 【あらしのよるに】では、獅童に、一目置かれていると見えましたし、今般は、七之助に、頼りにされているみたいです。

 同じ女形であるにもかかわらず、いろいろなところで、七之助の方が、「女形とはスゴイものだ」と、言って居ますが、それは、梅枝の表現力を高く評価していることを指しているでしょう。

 私は歌舞伎座では、海老蔵と、玉三郎で、この有名な戯曲の二場面を、見ています。こちらの二人も、むろん、美しいのですよ。顔がまず、遺伝的に美しいです。七之助と梅枝の素顔写真と、かれらのそれとを、比べると、海老蔵、玉三郎コンビには劣ります。

 しかし、好きあっている同志としての美は、こちらのカップルの方が上でしたね。無論戯曲や演出の問題もあるでしょう。今般の戯曲は、非常に新しい感じで、補てんをされているそうですし。

 ともかく、七之助と、梅枝は、体がしなやかです。そして、細身です。だから、二人が、べつに腰を密着させるわけでもないし、キスしあうわけでもないのに、漂ってくるのですよ。好き合って居るムードと言うのが。『本当に、好き合っているのだろうね』と言う感じがあるのです。細身でしなやかな体型が、そっくりだし、年齢的にも一歳しか違わないので、カップル形成にぴったりなのです。しかも若さを感じさせるので、更に美しさが増すのです。

 梅枝は、歌舞伎夜話(レクチュアー)で、ファンを相手に、こう言っています。「僕は、娘役には向いていないのです。米吉君とか、梅丸君なんて、見るからに娘役ですよね」って。

 いや、やればできるのですよ。たとえば、【瞼の母】では、玉三郎の娘を演じて居ました。娘に諭されて、いったんは、母であるという名乗りを拒否した玉三郎が、息子・中車を、探しに行くのですが、中車は、すべてをわかった上で、梅枝が、良い結婚をする為に、二人から去って行くという、哀しい筋です。大切に育てられた娘で、まっすぐな気性です。

 一方で、小栗判官ものでは、時蔵の娘として、同じく大切に育てられた挙句、わがまま一杯になってしまい、尾上右近と尾上菊之助が、結婚するのを嫉妬して、菊之助を、呪う役をやっています。で、菊之助は、呪われた結果、足腰が立たなくなってしまうのです。だから、いわゆる演技力が、必要となるわき役(=嫌われる方の役)も、すでに、やってきているのです。で、今回のファムファタール(運命の女、しかし、悪女)役は、満を持して取り組んでいると、思いますが、『きっと、彼なら、うまくできるよ』と、七之助が、まず、思ったのでしょうね。

 梅枝も身体能力が高いのですが、それは、疾走する身体能力ではなくて、自らにため込む力だと、思います。そして、女性とはどういう物かを、研究しつくしていると、思いますよ。彼の細い腰の、たおやかな事、浮世絵の・なかの・おんな・そのものだし、・夢二の表現する女・だとも言えます。180cm前後の身長があって、ああいう女を演じられるのだから、凄い訓練を経ているのです。梅丸も米吉も背は低いです。だから、さして、工夫をしなくても、娘に成れるのですが・・・・・

 私は、きれいなものが大好きだから、本日は、本当に堪能しました。衣装などは、一見すると汚いのですよ。与三郎は、どんどん、落ちていくのです。生活レベルの上では。でも、現代アート風にそれを、見ると、舞台装置とも相まって、統一が取れて居て、とてもきれいなのです。そして、木組みを生かしたシンプルな装置も、秀逸だと、思いました。その装置の組み合わせで、場面転換を図るので、待たされる時間が少なかったのも、見ている方では、集中力が途切れないで、済んだと、思います。

*3、音楽の事と、演出と戯曲の事。

 この三つの項目も、今般の劇(または、パフォーマンス)の成功をもたらしていると思います。あえて言えば、芸達者な、片岡亀蔵の良さが、いかされる場所が無かったかな? 妾宅の場面では、いろいろ、省略をされていましたし。全体が長大なので、よく知られている場面は、却って削ってあります。

 その代りの、・・・与三郎の、人生記録・・・と言う、首尾一貫性の確保があったわけで・・・・・

 また、途中で、気が付いたのですが、いわゆるkiyomotoとか、浄瑠璃という物が一切使われて居なくて、音楽は両袖に、観客に見える形で、陣取っているジャズ陣が演奏しているそうです。私はジャズは苦手な方ですが、あまり、けたたましくないジャズで、それには、好感を持ちました。

 演出と戯曲に関しては、私は、素人なので、論評する言葉を持ち合わせて居ないのですが、歌舞伎座での演目が、最近、細切れにすぎると、思っていた(2017年度は、特にそう思っていた)身からすると、今回の芝居は、一種の通し狂言の形をとって居て、知らない場面が、数多く、あったので、それも面白かったです。それと、何らかの思想性や哲学をもって、演出と、戯曲が組み上げられているので、それも、観客の知的な部分を刺激して、満足度を高めていたと、思います。

 軽薄な様で居て、軽薄ではなくて、シルバー世代や、プラチナ世代にも満足を与えていた模様です。左隣のご夫婦は、私と同年齢か、それ以上だと、思いましたが、初めてコックーン歌舞伎を見るそうです。無論、満足しているお客さんの一人でした。二階だけで、十席程度の空白がありましたし、『おせっかいながら、皆様にも、お勧めしたい』という気持ちになりました。ただし、予約券、もしくは当日券が買えなかった場合ですが、立見席と言うのも、当日に売るそうです。80席ぐらいだとか。ただし、歌舞伎座のシステムとは、相当違う模様です。一幕見と呼ぶ歌舞伎座は、椅子が、80席はあるので、早く行けば、確実に座れます。こちら、BUNKAMURAは、純粋に立ち見だそうです。但し、3時間以上で二階は、3500円と、三階は2500円とは、お安いです。でも、脇で、立つという形なので、みにくい席だそうではありますが、

 まあ、最後に、簡単にまとめると・・相当に・・上・等な・・出し物・・だった・・と言う感じでは、ありました。 

 私は演劇分野を、全部見ているわけでは、無いので、「2018年度で、一番だろう」などと、言うわけにはいかないのですが、予想よりもよかったです。

 流れが緻密で破たんが無かったし、ともかく、全員の一体感がすごいです。だれもが、居場所を得て、生き生きと活躍して居ました。カーテンコールが、あるのも、お客側の、満足感を高めました。14日は、拍手に誘われて、全員が、二回出てきました。

【蛇足、・・・・女形と言うのは、骨から、体を、動かすのだそうです。だから、すさまじい我慢と、記憶のこもった、からだなのだそうです。ほぼ、肩を脱臼せんばかりにして、なで肩にするとか?そこまで、しているのだという事を、国立劇場か、どこかのレクチュアー(萬太郎の解説だったかな?)で知りました。大変に長期の訓練を重ねて出来上がった体形であり、しぐさなのですって。それについて、普段は、女方なのに、今回は、立ち役を任じている七之助が、梅枝に、たいして、一種の尊敬を込めて、簡単にですが、「女形は、すごいなあ。頼りになります」と、語っています。プログラムか、記者会見場での話です】

 なおこのブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は、4647382です。

   2018年5月14~15日に掛けて、これを書く。さらに、16日に青字の部分を加筆する。

                                 雨宮舜(本名、川崎 千恵子)

シアターコクーンの【切られ与三】の配役が未発表なのが、話題になっているが、笹野髙史は実父、扇雀は継母、萬太郎は、異母弟だろう  2018-03-16 16:13:26 | 歌舞伎

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