
X'masが近づき、私もささやかながらX'masの飾り(写真↑)を出しました。
これは10年以上前に本を見ながら自分で編んだ編みぐるみです。
自立しないのでベロンと寝そべってしまうのですが、それがまたユニークでかわいいと自画自賛しております。
みなさん、X'masは毎年どのように過ごされますか?
先日生徒さんとお話していたら、日本のクリスチャンは1パーセントにも満たないのですって!
その方はクリスチャンの方で、今年は土日にX'masイブとX'masがやってくるので準備が大変🎄と、おっしゃっていました。
私の家の周りにも、歩いていけるほとの近くに教会が2件もあったり、
元町にも教会やミッションスクールがあり、クリスチャンはもっとたくさんいるのだろうなと思っていたのですが…とても意外な事実でした。
でも日本人はX'masもお正月も、積極的に楽しみますね。
宗教的な意味より、普段会えない親類や友達と会って食事を囲んだり、演奏や舞台公演を見に行ったりというところでしょうか。
日本には、日常生活と宗教が関係していることはあまりありませんし、
私も無宗教の人間です。
でも世の中にはいろんな宗教、文化がありますね。
ベリーダンスやラテンダンスを始めてから、そんなことも自然と感じるようになりました。
外国の宗教、文化ですから、よくわからないだけに、慎重になり、ちょっと警戒というか、不安になることも正直あります。
以前、ベリーのレストランダンサーをしていた友達も「自分が知らないうちにルールを破っているのではないか?と思うことがあって、ベリーを踊ることが怖くなる時がある」
と言っていました。
ベリーダンスのルーツ、中東地域はイスラム教徒が大変多い地域です。
文化から日常生活まで、イスラムの教義が浸透しており、教義の上では歌やダンスは御法度だそうです。
日常生活の中で歌や踊りを楽しむことは普通にあるそうなのですが、
ダンスの中に、宗教にまつわる言葉や物品を持ち込むことはないそうです。
それは、御法度なのだそうです。
だからベリーダンサーも大変特殊な存在だそうで、一般の人が公の場で肌を出して踊ったり、子供がベリーを踊ったりすることはないとか…
他にも、「ドラムソロ(アラブの太鼓のみで演奏される曲)で踊るときはフロアワーク(床に座ったり寝たりして踊る)をしない」とか。
「アラビア語の女性の名前には時折、宗教的な深い意味合いが含まれていることがあるので、そういう名前や言葉はダンサーネームにしないほうがよい」
とか、
ベリーダンスは本来の形を追究してみると、宗教上のルールやタブーが多いことにたじろぎます。
ベリーダンスの衣装に関しても、いろんなルールがあります。
いっぽうラテンダンスは、アフリカのダンスがルーツと言われており、宗教儀式の中で歌や踊りが行われていたそうです。
サルサのステップや動きの中にも、そうしたことをルーツにしたものがたくさんあります。
そういう古い踊りをルーツに持つ動きの中には、恍惚境を表したものからきた表現や性愛にまつわるものもありますが、決していかがわしいことを表現しようというダンスなのではありません。
でも日本の民族舞踊や盆踊りなどでは、そのような表現はあまりしないので馴染みがありません。だから誤解されないよう、
現代人の私たちにはわからない感覚かもしれないけれど、そうしたことが神聖に扱われていた時代もありましたと、生徒さんには説明を付け加えるように心がけています。
話は少し逸れますが、ベリーダンスも決して「エロス」を表現するためのダンスではありません。
昔ハーレムで王さまをその気にさせるために踊られたのがルーツという説はありますが、
少なくとも現代は他の踊りと同様、音楽の世界や詞の心を表現することには変わらないのです。
「エロス」は、そうしたたくさんある表現のうちの一つに過ぎないと思います。決して、男性をその気にさせるためのダンスではないし、レッスンだって、そういうことはしません。
(結果的にセクシーになり、男性にモテはじめる人はいるかもしれませんが…)
中東圏もラテン圏も、知らない文化や宗教上の考え方がたくさんあります。
逆に、宗教上の考え方やタブーだと信じて守っていたことが、実は言った人の「個人的な意見」に過ぎなかったりする可能性だってあるかもしれず…
日本人の私たちにしたって、「しきたり」と「誰かの個人的な意見」との境目って、実ははっきりしないこと、けっこうありますものね。
なんの気なしにやったこと、着た衣装が、ものすごくルール違反やタブーを犯していたら…と不安になってしまうのも無理からぬことだと思います。
ここにあげたのもホンの1部で、
ダンサーネームの件なんて、私は最近になって知りました。
ですがこうしたことはやはり、現地に行って何年かダンサーとして活動してみたりしないと本当にわからないこと。
また、衣装などはルール通りにしたくても入手困難だったりします。
ダンスの形式も、本場どおりにこだわりすぎたら、それが人間の踊りと言えるでしょうか。
本場のダンスをきっちりコピーするなら、近い未来はAIで事足りてしまうでしょう。
それに「本場では御法度だから」といって、今の日本にたくさんある子供のベリークラスをクローズしてしまえばいいのかと言ったら…ちょっと疑問です。
ルールを守ろう守ろうとすると、なんにも踊れなくなってしまうと思います。
もちろんこれからも、外国の文化やダンス上の宗教的なルールを知っていこうとすること、
尊重し郷に従っていこうとすること
できるだけルールを守ろうとすることは必要だと思います。
私たち日本人だって反対に、知らなかったとはいえ畳に土足であがられたり、
お箸をご飯に突き立てられたら、
なんとなく尊厳を傷つけられた感じがすると思います。
だから、外国の人にもそういうことはしないで欲しい、配慮をして欲しい、と普通に思ったりします。
同時に、外国の宗教や文化も自分たちの宗教や文化と同じように大事にし配慮をしようorしたい、と思ったりもします。
そういうのを、カルチャラル・センシティビティと言うそうてす。
だから、ルールやタブーをきっちり踏襲したダンスをしたい人はそうすればいいし、
そうでない人、それが難しい人は、
カルチャラル・センシティビティを持ちながらダンスをしていけばいいのではないかと思います。
いろんな考え方があって複雑なことですが、X'masという機会に、また、ダンスをきっかけにして、
外国の宗教や文化をホンの少しでも一緒に垣間見ていけたら、と思いこの記事を書きました。
では、楽しいX'mas&お正月を✨
参考文献
☆ベリーダンスジャパン イカロス出版
☆キューバ音楽
八木啓代・吉田憲司著 青土社
☆ベリーダンス・ベリーマッチ
小畑美幸著 イカロス出版
☆lotas hans ビューティーセラピストゆりえのブログ
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🎀私のダンスの動画です🎀
発表会のためだけでなく「練習することで私自身の健康作りができること」をモットーに、振り付け作りをしました。
あなたも見ながらぜひ、一緒に踊ってみてくださいね❤
🌹シャインサルサ~歌謡サルサ(ペア)アイラブ東京
「mambo of the time」Joe cuba sextet
「アイラブ東京」花見桜幸樹
🌹歌謡ベリー 「そして、神戸」
内山田洋&クールファイブ
🌹オリエンタルベリー~ドラムソロ
「enter the rakkasa」
~「dohola drums」

🌹奈津子へのお問い合わせアドレス
amr72530あっとまあくgmail.com
「あっとまあく」を@に変えてお送りください。
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