奥さんからお時間をいただき、お楽しみの時間です。
台風の強風で生き物たちが引っ込んでしまうのではないかという危惧がありましたが、台風がどんどん接近してきている以上、この旅行で行けるとしたらこの夜しかありません。
やんばるのいつものフィールドへのアプローチで、いきなり獲物が!
リュウキュウイノシシの親子です。
今まで何度も見ている被写体ですが、コンデジのカメラ本体のフラッシュを炊いたのではまともに写るはずもなく。
今回は270EXさまさまでした。
森は思いのほか静かでした。
適度に湿っており、はっきり言って最高のコンディション。
一番に出迎えてくれたのはヤンバルヤマナメクジ。
この個体は体長7cmくらいでしょうか。
本土の感覚からは考えられない巨大なナメクジです。
雑魚ですが、やんばるに来たぜ!って気分にさせてくれる大切なキャラです。
進んでいくと、尾根付近でリュウキュウアカガエルが出ていましたが、すべて逃げられました。
EF-S 55-250mm ISであれば狙えたのですが、つまらない写真になることは前回経験済みだったので、狙いませんでした。
ミナミヤモリ?
いいカットを撮る前に逃げられました。
ヤンバルマイマイ。
森はとても静か。
期待通り、ハナサキガエルも出てくれました(^^)
キセルガイです。
オキナワキセルガイか、ツヤギセルガイです。
オキナワキセルガイは基本、本部半島以南に分布するらしいし、殻の先端がまったく欠けていないので、ツヤギセルガイでしょうか。
お尻が光っていたので陸蛍の幼虫だと思われます。
僕のホームページでは初登場です。
少し調べてみると、日本には50種類弱の「ホタル」がいて、その内の20種類ほどが沖縄にいるのだとか!
知らなかった・・・。
今後は蛍も被写体に?!
蛍は琉球大学構内にも大量にいました。
陸蛍は沖縄では非常に身近な存在なんです。
僕の興味を強く引く昆虫は今のところリュウキュウハグロトンボと本土のカブトムシ、クワガタ類くらいでしょうか。
まあ、もちろん、テナガコガネなんかと出会ってしまったら興奮しながらシャッターを切るでしょうが。
この夜も大量のヤンバルクロギリスが出ていましたが、一枚も撮らず。。。
いずれ夢中でシャッターを切る日がくるのでしょうか?
ひさびさの・・・名前がすぐに出て来ない・・・。
ベッコウマイマイです。
沖縄本島と久米島に分布するとのこと。
アラモトサワガニだと思うのですが。
だとしたら絶滅危惧類です。
この沢ではよくみかけます。
ガラスヒバァ。
神経毒をもっているとか?
小さな個体でしたので、ちょっと追いかけてみました。
アップ写真。
毒蛇ですが、咬傷例は知られていないとか。
ハナサキガエル。
なかなかよい写真を撮らせてくれない。
リュウキュウヤマタニシだと思われます。
オカタニシはお尻にふたをつけているのがわかりやすい特徴です。
カタツムリと違い、角は触覚で、目は触覚の根元にあるとか。
アカマタ。
小さな個体だったので、逃げ回ってなかなか撮らせてくれませんでした。
きれいな柄だと思います。
頭部のアップ。
ナミエガエルの若い個体。
伏せた姿になってしまいました。
たいていナミエガエルが動くことで、その存在に気づきます。
なので、なかなか自然な姿を撮れない。
動いてしまう前にこちらから見つけたいのですが、見事な保護色で隠れているので難しいんです。
この夜最大の獲物です。
リュウキュウヤマガメ!
見るのは何年ぶりでしょうか。
フシュー!フシュー!と、すごい鼻息で逃げ回るので、くず写真の山ができあがります。
なんとか撮れたまともな写真がこれ。
かなりお年を召した個体であることは甲羅をみればなんとなくわかります。
さらにこの個体、甲羅になにやらマーキングの跡が。
しかし、本当に久しぶりのリュウキュウヤマガメでした。
実のところ、ここへのアプローチで、リュウキュウヤマガメの比較的若い個体の轢死体をみかけました。
気分的にかなり凹みましたが、もしかしたら個体数は回復傾向にあるのかもしれません。
それを願うばかりです。
ヨシノボリの一種。
沖縄県には淡水性の魚がそんなに多くありません。
リュウキュウアオヘビ。
きれいですよね。
おとなしいヘビなので、アップ、アップ!
充実した楽しい夜でした。
気づいたら朝6時近くになっていました。
沢を出てスカイホテルに行きました。
今回のレンタカーはProboxワゴンです。
フルフラットになるので、快適に寝られました。
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