本日は三日月。
そして、日曜日で、休日。
三日月の地球照を撮影すべく、明るいうちから待ち構えていました。
明るいので、北極星が見えない。
極軸を合わせることができません。
なので、適当に赤道儀を真北に向けました。
長時間露出をするといっても、せいぜい20秒くらいでしょうから、そんなに問題にならないだろうと踏んでいました。
三日月がみえてきました。
早速、地球照の撮影です。
撮影に用いた望遠鏡はSD-80AL、カメラはEOS kiss X3、F12.5、ISO 800、露出時間15秒
撮れたー(^o^)/
でもやはり、極軸が合ってない分だけ、像が流れています。
次回はもう少しなんとかしたい。
極軸を合わせた上で月が出てくるのを待つとなると、やはり、明け方の月になるでしょうか。
それか、前の晩のうちに極軸を合わせ、そのままの状態を維持して、次の月の出を待つか、です。
そんな贅沢な状況は、今の生活では考えにくいですが。
とにかくチャンスを待ちましょう。
で、ここからは次の課題です。
極軸合わせの練習です。
反復法は当たり外れが大き過ぎます。
古典的なドリフト法を試してみることにしました。
意外なほど簡単にまとまりました。
南天を望み、エリダヌス座(初耳)のザウラク(これまた初耳)を十字アイピースの中心にもってきました。
赤経軸を動かしてザウラクの描く直線と十字アイピースの横線を合わせます。
再びザウラクを十字アイピースの中心にもってきます。
3分待って、十字の中心の上と下のどちらにズレているかを確認します。
十字の中心の上にザウラクがいたら、軸は東に向いてますので、少し西に向けてやります。
十字の中心の下にザウラクがいたら、軸が西を向いてますので、少し東に向けてやります。
次に、西天に望遠鏡を向け・・・・。
地味で、手間がかかるように思えますが、意外と簡単にまとまりました。
極軸が整ったところで、適当にリゲルを視野の中心に導入し、3分ほど観察しましたが、視野の中心から、ほとんど動きませんでした。
感動ものでした。
そうそう。
十字アイピースですが、光害のひどい埼玉県南部であっても、十字が見えづらい。
やはり、ケチらず十字アイピースに取り付けるLED光源を購入することにしました。
十字アイピース購入時、十字アイピースの値段が6500円に対し、光源だけで5000近くするので、購入を躊躇してしまったんです。
で、今までは光源を取り付ける穴に懐中電灯を当てて、十字を浮かび上がらせてたんですが、これがなかなか面倒くさいんです。
今回、音(ね)を上げて、購入を決意しました。
さてさて、早速、M82の超新星の撮影です。
今回はどんな写りをするか。
前回よりずいぶんよい写りです。
しかし、やはり空が明る過ぎますね。
M82も天の川の元で撮影してみたいものです。
チャンスが訪れるのを待ちたいと思います。
しかし、超新星がいつまで光っていてくれるかは未知数なので。。。。
お次は、この季節定番のオリオン大星雲。
光害バリバリの埼玉県南部なんで、どんなにがんばってもたかが知れているんですけど。
まあ、こんなものでしょうかね。
ちょっと強引な画像処理をしました。
露出時間は60秒ほどです。
60秒でも若干の流れがありますが、やはり極軸が合っていると、撮影が気持ちよいですね。
光害のひどいこの場所であっても、極軸合わせの練習くらいはできます。
地道に技術を磨き、チャンスを待ちたいと思います。
ブログ拝見しました。
埼玉南部とありましたので、(私も埼玉南部でして苦労していましたので)、思わずメッセージ入れさせていただきました。
かなり私は初心者で先日やっとオリオン大星雲の撮影に成功した程度です。
これからは、ちょくちょく見させていただきます!よろしくお願い致します!
赤道儀を手に入れて1年経ちますが、未だに極軸合わせで四苦八苦してますから。
仕事やら家事やら子育てやらで、思うように時間が作れず、なかなか上達しません(; ̄ェ ̄)
でも、楽しみがあると、気持ちの張りになって、いいですよね(=゜ω゜)ノ
お互いコツコツ楽しんで行きましょう!