山梨の巨大ニュートン(焦点距離2475mm、口径46cm)、ピント合わせがシビアです。
シンチレーションがひどい時はピントの山が非常にわかりにくい。
バーティノフマスク、欲しいなぁと思ってましたが、直径50cmのバーティノフマスクはおそらく市販されていない。
自作することにしました。
最初はネット販売されているバーティノフマスクを拡大印刷して作成しようかと思ってましたが、こんなホームページを見つけました。
Bahtinov Mask Drawings Generator
https://satakagi.github.io/tribahtinovWebApps/Bahtinov.html
素材は手芸用のバッグ用底板を使用しました。
プラスチックとしては加工しやすかったので。
印刷はA3プリンターで、A3用紙4枚に分けて印刷しました。
それをバッグ用底板にセロハンテープで貼り付けて、カッターで切ってゆきます。
印刷から切り出し完了まで4時間かかってしまいました。
無茶と思いながらも、山梨に向かいます。
オートパイロットのおかげで運転が楽ちんになりました。
バーティノフマスクをつけると、ピント合わせに迷いがなくなります。
今まではピントの山の前後を何度も往復して、最後にはエイヤッ!で決めてました。
これで、ピントが合っているのか、気分がモヤモヤすることがなくなります。
ただし、気をつけないと、バーティノフマスクを外すのを忘れますね。
撮影してみて、「あ、やってしまった」と。
その時にバーティノフマスクは地上3mにあるので、外すのも楽ではありません (^_^;)
この夜のGPV予報は霞がかかる感じで、すっきりしない夜空の予報でした。
でも、ピント合わせくらいはできるでしょう?と来てみたわけですが、来た以上は多少なりとも撮影したくなります。
まずは去りゆくC2022/E3
メトカーフコンポジット
M42、オリオン大星雲
最後にEOS 60DaによるM81 1枚撮り
ISO 3200, 180秒露出
本当はコンポジット合成できるように多数撮影する予定でしたが、この後曇ってしまいました。
EOS 60Da、1枚撮りでは厳しいですね。
でも、オートガイドが安定してます。
歩留まりほぼ100%(^^)
次の機会が楽しみです。
私も昔はダイヤルゲージで接眼部の繰り出し量を見ながら数コマ試写してピントを決めてました。
バーテイノフマスクを使うようになってからはライブビューで即ピント出しができて助かってます。
バーティノフマスク、一度慣れると無しではいられませんね。
GINJI -250FNと、購入後まだ使ってないBKP130用も作る予定です。