天体観測小屋の塗装をしてから4年が経過しました。
建物自体は築40年くらいです。
僕の宝物ですから、大切にしたい。
来年、再塗装予定でしたが、1年前倒ししました。
というのも、この夏、過去最高に暑い夏でした。
小屋にはエアコンがないので、非常に暑かった。
エアコンを入れればいいんでね?という話もありますが、壁の構造がどういうものだかわからないので、躊躇してます。
屋根の遮熱塗料を調べえてみると、屋根の表面温度を4-18℃、室内気温を最大2℃下げてくれると。
2℃室内温度が下がると体感でわかると思います。
夏に塗りたかったのですが、間違いなく熱中症になるので、やめておきました。
やっと暑さが緩んできた10月になって作業を始めました。
雨の日に現地入りし、雨水を利用しながら、風呂桶掃除用のスポンジで汚れを洗い落としました。
翌朝から塗装作業をしようかと思ったら、10時を過ぎてもまだ朝露が乾かない。
11時になってやっと作業開始。
この屋根、40cmおきに梁が飛び出ているし、スライディングルーフのレールもある。
屋根に出ている梁の両側とレールの前後はハケで手塗りしなければなりません。
これが結構手間です。
四つん這いになってやるので腰と膝にきます。
それが終わればあとはローラーで塗ってゆけばいいので楽ちん。
下塗り剤があることは知ってましたが、面倒臭いので、最初から本塗りしました。
1回塗りではまだ下が透けて見えるので、乾き次第、2回目を塗り、塗料に余裕があったので、最終的に3回塗りしました。
説明書には夏場で乾燥に1時間、冬は2時間かけろとある。
塗り重ねる場合は4時間、あけろと書いてある。
しかし、1日でやっているのでそんなに待ってられません。
塗ると30分もあれば乾燥しているように見えます。
1日で、立て続けに3回塗ったのでした。
説明書に「結露する季節は15時までに塗り終えてください」とありますが、終わったのは17時頃だったでしょうか。
ところが、次の週に見てみると、塗料が流れた跡が認められます。
よく見ると、塗装が剥げて、古い塗装が露出しています。
つまり、失敗だったということです。
指定された乾燥時間を待たずに上塗りし、結露する季節であるにも関わらず、乾燥前に夜露が降りてくる時刻に塗り終わった。
正解は、例え下の古い塗装が透けて見えても、1回だけ塗って、この日はしっかり乾燥させることだったようです。
手に豆ができたほど頑張った労力は徒労に終わったということです。
仕切り直しです。
今度は添付文書通りにやろう。
今度は気合を入れて、下塗りもしよう。
というわけで、下塗り剤も買いました。
しっかり乾燥させるとなると、1日に1回しか塗れません。
最低でも2日間連続で塗装作業をする必要があります。
まずは下塗りで1日目を終了。
翌日見ると、下塗り剤、しっかり定着していました。
本塗り1回目。
塗装面の凹凸部は、4年前に塗った塗料が固まったものです。
この日も、1回塗っただけで撤収しました。
次の週末に来たときも、塗装の流れや剥がれはまったくなく、よく定着しているように見えました。
本塗装、2回目を施工。
あと1回塗れるだけの塗料がありますが、屋根はもうよしとして、残りで外壁の錆びが出てきたところを塗ろうと思ってます。
流石に四方の壁を全て塗るのは無理かもしれませんが、一番日差しを喰らう西側の壁だけでも真っ白に塗れば、日差しが少しでも反射されて、室内気温が少し下がることを期待しています。
さて、来年の夏は少しは過ごしやすくなるのでしょうか。
楽しみです。
こう言う屋根と言うのは定期的に塗り替えが必要なんでしょうが、
傷んだらやるでは完全でない可能性ありますネ。(^0^8
以前、北海道に居た時はトタン屋根でしたので、屋根塗装は
ほぼ一年毎にやってまして、それが我が家の恒例行事でした。(^0^;
何せ、雪が降るので痛みが早く、数年で穴が開きます。
それと雪解け頃にはそれが凍結してトタンの隙間を広げて
雨漏りの原因を作りました。(~ ~;
今の建築はどうやっているのか?と思いますが、多分、
専用の屋根材(高い?)貼っていると思うと、北国の
住居は価格が高い。。壁も厚いし床も丈夫!
※高所作業となりますので、十分に安全対策して下さいネ。(^0^v