月齢22.8
一枚目はEOS kiss X3にて撮影。二枚目はPowershot s95で撮影。
両者を見比べてみて思うのは、差がほとんどないこと。
撮影条件はというと、EOS kissの方がISO 400 シャッター速度 1/160。
対するs95はISO 100 シャッター速度 1/160。
つまり、s95の方が余裕がある。
撮影の実際だが、EOS kiss X3は、直接焦点撮影で、モニタが下に来るので、モニタを下から覗(のぞ)き込むのが大変。
s95は天頂ミラーを介しているので姿勢が楽チン。
EOS kiss X3はモニタが優秀で×5と×10で拡大できるので、ピントがモニタで確認しやすい反面、よく見える分、ピント合わせがシビアで神経を使う。
対するs95は、モニタの中央部分だけ小さな枠内で拡大されるだけなので、正直、モニタでピントがしっかり合っているのかどうかの確認はしづらい。
なので、s95でのピント合わせはちょっと適当。
また、ピントの合っている幅が、s95の方が狭いため、迷いが少ない。
まとめると、s95での撮影の方が楽なのだ。
にもかかわらず、画質はほぼ同じ(ではないかと思う)。
ここのところ、EOS kiss X3ばかりで月を撮影していた。
けど、この結果を得ると・・・ちょっと考えてしまう。
最近、土星が未明によく見える。
どんどん太陽から離れている(日の出までの時間に余裕ができてきている)ので、観測好機と言える。
久々に撮ってみた。
s95で撮影。
ISO 3200 シャッター速度 1/20。
14枚コンポジット。
画面内からけっこうな速さで外れて行く土星が、なぜこんなによく写っているのかちょっと不思議。
でも、もう少し大きく撮りたいな。
赤道儀が届けば・・・ふふふ。
どのような天体望遠鏡をしようしているのでしょうか、
またどのように接続しているのでしょうか?
教えていただけると嬉しいです。
望遠鏡はスコープタウンのSD-80ALです。
経緯台とセットで4万3千円くらいです。
直接焦点撮影については、SD-80ALの接眼部にビクセンの36.4→42T ADというアダプターを取り付け、それにEOS用のTリングをつけてEOS kiss X3に接続しています。
コリメート撮影については、テレスコ工作工房が受注生産している「セレストロンお気軽撮影ズームアイピースS95用セット」を使用しています。
参考になればと思います(^^)