2021/02/19にBaader 7nm Hαフィルターの記事を書きました。
2021/02/23に月明かりの中で撮影して自爆して以来、Hαフィルターの出番なし。
宝の持ち腐れ。
ナローバンド撮影は、自宅でベランダから撮影できることが最大の武器なのに、なぜ撮影しないのか。
(言い訳その1) 新月期、遠出が可能であれば山梨に行ってる。
(言い訳その2) 月が明るい時期はHαフィルターを用いてもまともな撮影は無理。
(言い訳その3) 家にいても曇った場合は沈黙するしかない。
(言い訳その4) 職場からの呼び出しもある。
(言い訳その5) 山梨に行っている分、週末に家でやるべきことが溜まっている。
(言い訳その6) 休日家にいれば基本的に走る。走ってしまうと疲れてしまって、夜、デリケートな操作をする気力が残らない。
突き詰めれば体力の問題かな、と思います。
この日は、3連休なのに待機当番で遠出ができないというストレスがエネルギー源となりました (^-^;)
(毎度ですが、撮影さえできれば言い訳は何でもいいんです。)
毎度、日のあるうちに準備しようと思うのですが、結局暗くなってからの準備になりました。
それでもこの夜は、我が家の西向きのベランダでオリオン座が見えるようになるのは22時過ぎ。
心に余裕をもって準備できました。
望遠鏡はGINJI-250FN
カメラはEOS Ra
ガイドスコープはF4 口径50mm
ガイドカメラはASI 290MM
真っ先に躓いたのがピント合わせ。
EOS Raのライブビューで、星、見えねぇじゃん。
その時点で我が家のベランダから見える一番明るい星はアルデバラン。
こんな感じ。
やっとこさ十字が見える。
ピント合わせができる星が見つからないと大変なことです。
ピントもあったところで、まずはお決まりのオリオン大星雲M42
新鮮な写りっぷり。
オリオン大星雲の中心部分だけ、露出を低めにした画像を重ねています。
合計でJPEG 2枚の合成
前回撮影に失敗したままだった馬頭星雲と燃える木。
しかし、根本的には前回の写りとあまり変わってないような。。。
バラ星雲。
JPEG 1枚撮り。
露出時間10分間、ISO12800
星が若干流れました。
この夜は悪夢の再現でした。
オートガイドがうまくいかない。
PHD2の設定で写りが変わる。
振り返ってみると、結局同じ轍を踏んでいたような気がします。
ガイドスコープをGINJI-250FNのファインダー台座に固定したのですが、ファインダー台座は小さいですし、固定ネジは1本のみ。
ガイドスコープの固定が甘かったのではないだろうか。
リベンジを、と思ったのですが、次の日は曇ってしまいました。。。
というわけで、今回の写真はいずれもコンポジット合成してません。
1枚撮りの画質です。
しかも、いつもみたいにJPEG保存してました。
モノクロでグラデーション重視ならRAW保存の方がよかったのかもしれません。
次回、オートガイドが安定したら、今度はコンポジット合成してみます。
そしたら、画像全体にあるムラムラが消えて、美しいグラデーションになるかな?
おー!なかなかに良い写り。。いんや、(^0^)好みの
写りです。
一発撮りでやると、明るい部分が潰れないので、好印象
だと思っております。
ナローバンドでやると特に色が出ないので、ますます
良い結果に感じます。(^0^v
白黒写真もなかなか味がありますよね。
今回は1枚撮りですが、8枚くらいコンポジットすればかなり良くなりそうな予感がしてます。
今後が楽しみです。