猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2017/05/06 月 BLANCA 130EDTで撮影。

2017-05-13 11:37:46 | 天体望遠鏡

GWもお終いです。
久しぶりに月が撮りたい。
最近、体力が落ちてきたために、経緯台での月撮影をしなくなりました。
経緯台での月撮影はピント出しにえらい集中力を要するんです。
Nagamitsu 60maxiの焦点距離は1200mm。
EOS 60DaはAPS-Cなので、1920mm相当の画角になります。
EOS 60Daのライブビューで10倍に拡大して、ピント合わせ操作をすると、画面がグラングランに揺れまくって、ピントがなかなかうまくいかない。
一生懸命撮って、部屋のパソコンで見るとガッカリ、みたいなことが続いてしまったのです。
バリアングルモニタではなく、ノートパソコンをカメラのモニタ代わりに使えばいいのかもしれませんが。

そうだな。。。。
次の機会が訪れたら、ノートパソコンを使って月撮影をしてみようか。

今回はGW中であり、時間を捻出できるので、EQ6を使って撮影できます。
ミッションは、BLANCA 130EDTで月を撮影することです。

BLANCA 130EDTの焦点距離は910mm。
EOS 60Daで撮影したのでは、1456mm相当の画角にしかならず、月としては小さく写る。


これではあまり面白くない。
そこで、久しぶりにPENTAX Q7を持ち出しました。

モザイク撮影して、つなぎ合わせてみました。
ソフトでのモザイク合成がなぜかうまくいかず、仕方がないので、手動でつなぎ合わせました。
だから、一枚一枚の写真の境界が微妙にズレて見えているはずです。
ですが、実のところ、よほどこだわって見てみないと僕にはズレを見つけられないくらいのレベルです。
つまり、つなぎ合わせられるくらいに歪みが少ない写りだということです。
PENTAX Q7ですから、レンズの一番美味しいところしか使っていないということはありますが、BLANCA 130EDTの光学性能の高さをうかがわせます。




コペルニクスクレーターを撮り比べてみました。
右がPENTAX Q7、左がEOS 60Da。


ここまで差が出るとは思いませんでした。
画素密度の問題ですので、当たり前といえばそうなのかもしれません。
でも、コンデジ圧勝ではないですか。
普通ではありえない結果です。
まあ、月か惑星くらいでしか、こんなことは起こりませんが。
PENTAX Q7、まだまだこれからも活躍する場面がありそうです。

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2 コメント

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★コンデジ圧勝!とは★ ((^0^)コメト)
2017-05-13 22:40:29
月も良い光学系と組み合わせると素晴らしい結果が出るようで。。(^0^)
必ずしも一発撮りでは甘いとは限らない好例かと存じます。
早い天文現象(流星、ISS等)にはこれしかないので、コンデジを有効に使いたいと思います。
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Unknown (猫五郎)
2017-05-21 12:39:59
そうなんですよ(^-^)
明るい月だからこその結果なんでしょうけど。
ペンタクックスQその他、豆粒センサーのコンデジがどんどん駆逐されて市場から消えているのがちょっと残念です。
返信する

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