青い空とわたし

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最果ての地へ2

2012年10月09日 22時28分46秒 | 青い空の日は旅立(全般)
10月9日(火)

朝の9時からこんなのを食べてて、いいのかなあ。

 
うに、いくら、かに、ほたて 三色丼


(decoには) 黙っていよう(笑)


【続きはあとで】


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朝7時起床。きょうもいい天気です。
日本の Land's End めぐりをつづけましょう。



▲ 朝、稚内市内で先ず行ったスポットがここ。1931年に造られたドーム型の防波堤。この先にある湾に停泊する旧樺太就航船を大波から守る目的だったとか。




▲ 470mもあるよ。長く巨大ですねー。最果ての地を災害から守るという国策執念を感じる。現在のは1981年に大改修されています。

次に行ったのは、稚内の後ろの小山にある稚内公園です。ここには最果てモニュメントがいくつかあるのですが、一番紹介されるのはこれ。



高さ8mの氷雪の門。女性像の肩越しに樺太サハリンを望むことができるのがミソ。
今日は、晴れているので島影が見えました。


時計を見ると、朝9時を過ぎています。「じゃあ、あの店は開店になったな・・」とつぶやきながら、10分弱で稚内市内から行ける昨日のノシャップ岬へ向かいました。

お目当てはこの店、樺太食堂です。簡素な(笑い)造りの店ですねー。



実は、昨日もこの店にきたのですが午後4時過ぎでしたから、当然「本日閉店」になっていました。無敵のうに丼がキャッチフレーズで、ライダーに人気とかの店です。

今日は、まだ朝の9時半だから食材無くならずやってましたよ。



先客が二人ほどいました。この野球帽を被ったおじさんが主人。どこから、ときかれて埼玉と答えます。「ああ埼玉なら私は以前、浦和に住んでいて名前は大宮です。」漫才みたいな受け答え。
「この前、行田と熊谷からもお客さん来られました。」と店内にベタベタ張ってある来店者の感想色紙を指差します。




まあ、左右横壁、天井にも所狭しと、檄文みたいな感想文が張ってあるのです。



主人もお客さんも熱意溢れる店です(笑)。メニューも出されました。



左の人気No1「うにだけうに丼」に本当はしたかったのですが、お値段4410円は、ちと手がでない。
ということで、左の「生うに三色丼」3150円にしたのです。それが、冒頭紹介の丼です。(千円台のメニューも有りますが、丼のサイズがぐんと小さくなります)

うには、とろとろで、美味しかった。高いけれどもっと食べたくなる。やはり黙っていよう。

ムラサキウニの漁は9月30日までで、冷凍してあるのがあと10枚しか残っていなくて、明日・明後日には店を閉めるとか。



さあ、満足したところで、更に最果てのところ宗谷岬へ行こう。

再度、日本最北端をなぞるように国道238を走ります。中途で889へ右折して、宗谷丘陵へ向かいます。

まもなく、宗谷岬ウインドファームと呼ばれるところへ。



▲ 風車ローターが丘陵に57基設置されています。これで稚内市の7割の電力が賄われるということです。


宗谷丘陵は周氷河地層と呼ばれ、2万年前の氷河期の末期に丸い地層ができたということです。
この、ぽこぽこ丸く盛り上がった地層が原型のまま残っているのは、この宗谷丘陵だけです。




▼ 宗谷丘陵を過ぎて、宗谷岬に来ました。ここで、有名なのは、このモニュメントですね。
「日本最北端の地」の碑。北極星をかたどっています。




最北端の視察を終えた後、Soraは道北の東側、太平洋に面した海岸線を一気に南下しました。

枝幸(えさし)、紋別(もんべつ)を過ぎて、湧別(ゆうべつ)にある道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に来ました。



この道の駅は、温泉を併設しています。

ゆっくりお風呂にはいったあと、館内の食事どころで夕食です。



▲ 「湧別牛ステーキ定食」1000円。
地元、湧別産の野菜と牛肉(150g)です。1000円は割安だと思います。地元牛を使っているからでしょう。和風おろしソースも良かった。牛肉は弾力があって、私は歯はいいほうなので、クチャクチャやっていると、むしろおいしいのです。

ひさしぶりのステーキを楽しみました。


今回の旅行のテーマは「Eat & Watch 北海道」ですが、今日は食べるのがメインだったかな。