青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

羅臼から摩周湖へ

2012年10月11日 19時08分33秒 | 青い空の日は旅立(全般)
10月11日(木)

朝6時起床。晴れています。じゃあ早めに行動しよう。

今日はまず、このウトロの地から知床横断道路を通って羅臼(らうす)へ行きます。

知床峠に到着。



▲ 標高738m。知床横断道路の最高地点です。羅臼岳が目の前ですが、頂上付近は雲が
かぶっています。気温6度、風も強いです。



▲ 知床峠からは、国後島も良く見えます。それもそのはず、地図上では知床半島と国後島は
非常に隣接しています。



▲ 国後島の島影が今日も、海の向こうに広がっています。

知床半島の東側の羅臼の町へ下りてきました。ここから、知床半島の海岸線に沿って、知床公園羅臼線87を更に北へ半島の先端へ進んでみます。

特段、何か有るというわけでもないのですが、先端を確かめたいだけです。

それでも、先端の地には二つの海に面した海中露天風呂があります。



▲ セセキ温泉。この掘っ立て小屋(脱衣場)の前に、温泉があります。



▲ 波打ち際に岩で囲まれた処が、海中露天風呂です。下からぶくぶくと温泉が湧き出て
います。今は海水水位が上がってきていて、海水の流入で温度は低め。

今年は、9月15日で終了していました。

更に、先端に進んだところには相泊温泉(あいどまり)がありました。



▲ ここも9月30日で終了していました。シーズンの時には、この長方形の浴槽のうえに
建物が建てられるようです。ここは海水の流入がないので、お湯は熱いくらいでした。

このあたり一帯は、昆布浜と呼ばれています。地元漁師さんが昆布漁で冷えた体を温めるため
に造ったものです。

まだ、オープンしていれば私も入ってみるつもりで、いたのに・・。


クルマが、これ以上は行けないという地点まで来ました。



ここからは、山の中を歩いていくことになります。



▲ 行き止まりは、相泊(あいどまり)という地名でした。

じゃあ、戻るか。


羅臼に10時過ぎに再度戻りました。

道の駅・らうすに併設されている羅臼食堂へ入ります。ここで、何か食べようと朝食を抜いて
いるので、もう腹ペコです。1Fと2Fありますが、見晴らしのいい、2Fに上がりました。

お客さんは、だれもおらず。まあね、シーズンはずれの平日の朝だからね。ヒマ人だけだ。

色んなサカナ料理がありましたが、シーズンの鮭にしました。



▲ なまら鮭丼1700円。羅臼産の鮭節をご飯にまぶし、焼き・刺身・いくらと鮭三昧のどんぶり
です。「なまら」ってなんですか、と店員さんに聞いてみると、「ほんとに、とても」という
意味だということでした。「今日はなまら寒い」と使うと。

ま、鮭尽くし丼というような意味でしょう。ミソ汁にも鮭のあらが入っていました。

シャケは好きな魚ですから。かつお節ならぬ、鮭節がユニークですね。ご飯にまぜて、味が
濃い目で美味しかった。




▲ テーブル横の窓からは、羅臼の海が見えて、食事後もぼんやり眺めていましたよ。



隣にはもうひとつ、羅臼漁業協同組合の直営店もあって、そこでお土産を少し買いました。

羅臼昆布。これ当然ですね。それに先ほどの鮭節のパック。会社用の羅臼昆布せんべい。
どういう味か知りませんが。



ところで、森繁久弥・作詞作曲の「知床旅情」はここ羅臼(らうす)を歌った歌です。

知床(しれとこ)の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥(はる)か国後(くなしり)に 白夜(びゃくや)は明ける


よし、じゃあ Soraも丘にのぼろう、ということで、羅臼国後展望塔へ行きました。




▲ すぐ向こうに国後島が見える海から、漁船が数隻羅臼港へ戻ってくるところでした。


別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いかもめを


ラウスの村(町)も見えました。




さあ、私も羅臼を出発しよう。

ミルクロードと呼ばれる国道272号を走ります。真っ直ぐな道が特徴です。
道内有数の酪農地帯を走る道です。



▲ なかでも、中標津町の開陽台近くの北19号道路は、二輪ライダーに人気があるようです。

開陽台へ到着しました。




▲ 開陽台は中標津町(なかしべつ)町営開陽台牧場の高台に位置する展望台。根釧原野
を360度見渡せます。



▲ こんな風景が周りを取り巻いて、地球は丸いと実感できるスポットでした。
(手前はHarmonyを停めた駐車場)


摩周湖へ向かいます。

途中、養老牛(ようろううし)地区を通るとき見える「牛」マーク。




さあ、摩周湖へ着きました。



▲ 摩周湖は陥没湖ですから、周囲の高台から覗き込むことしかできません。通常は
第一、第三展望台から覗くでしょう。今回は裏摩周湖展望台から。ここは、メインの
周遊道路から外れているからあまり人がきません。



展望台に登ってみます。摩周湖が見えるでしょうか?



見えました。曇り空ですが、雲が比較的高かった ので見えるような気がしてましたが。
しかし、紅葉はダメですね。


さあ、今日のねぐらへ急ぎましょう。



▲ 道の駅・摩周温泉で今日は車中泊です。

ではまたあした。