つっかです。
先日、箱根と小田原に行ってきました。
嫁さんと行った事がない場所で、
せっかくなら温泉があって、
近場…。
条件的にはぴったりです。
あまり天気が良くなかったのですが、
それはそれで、旅としては面白いかなとも思えます。
箱根と小田原って、見どころがたくさんあります。
出発前に絞り込むのが大変でしたが、
芸術系は捨てて、スタンダードに旧跡中心にしました。
で、まず向かったのが、
箱根の関所。
ちょうど、出発の前日にブラタモリでやっていたので、
事前学習もバッチリでした。
30年ほど前、
歴史の教科書で読んだ「出女と入り鉄砲」の現場はここか!
何かあれば刺されるわけですね。
悪いことしていなくても、
現代の税関を通るときは緊張するのに、
武器まであったら、一般人には恐怖だっただろうなぁ…。
昔、ある遊女が江戸へ向かうのにこの関所を通った時、
めちゃくちゃ緊張していたら、
あっさりと通れたらしいのです。
で、「遊女だから人扱いされなかった」と思ったらしく、
よほど悲しかったんでしょうね。
その悲しみの書が残っていて、それが展示されていました。
厳しいければ厳しいで嫌なんでしょうけれど、
複雑な女心といったところなんでしょうか。
正解は、出女ではなく入女なので、
江戸へ向かう分には入りやすいってだけなんですけれど…。
まぁ、当時はそれくらい厳しい関所だと人々から思われていたんでしょうね。