こんばんわ。
アップルビデオ高津店 オイルの臭さについてバンドメンバーの賛同をあまり得られずいまひとつ納得のいかないブルームです。
これまで入ってた夏用の硬めのオイルを
柔らかい冬用のに入れ替えたエストレヤ。
ところが!初めて使う銘柄のオイルが臭かった!
オイルの匂いって案外重要な部分だと気づき、
いい匂いがすると評判のちょっと高いオイルを取り寄せました。
まさか2日連続でオイル交換することになろうとは…
で、届いたのがこちら。モチュール5100。
これまた初めて使う銘柄。
こんなパッケデザインしてるけど、
カワサキ製品ではありません。
あと、俺ずっとこのモチュールってのを
モータル(死の、って意味。正しくはmortal)だと勘違いしてました。
乗り物のオイルメーカーにしては攻めてるなぁ~って思ってたけど
誰かに話したりしなくてよかったよ…こっぱずかしい。
多分モートゥルコマンドー・GUIっていうタイトルの漫画があったせい。
で、性能も良くていい匂いがするこの死のオイル、
実はフタの開け方が難解だとも聞きますが
…これどうやって開けるの?(赤い部分は回りません)
ベロの部分を引っ張り上げて
外周とつながってる薄いとこを千切り、
ベロごと内側だけを回すとフタが開きました。
この時点でほんのりと香ってきます。
中ブタを開けると、きましたよ!ウワサのいい匂い!
なんていうか、食器用洗剤系?
とにかく、エンジンオイルの概念を覆す、
画期的なフレグランスなのであります。
開け難い&注ぎにくいと聞きますが、
オイルジョッキを使うから関係ない。
オイル量はフィルター交換なしの時で1.8リットル、
1本目は全量だばーっとジョッキに投入。
2本目はとりあえずジョッキのゲージ0.75リットルまで移してエンジンへ。
その後はエンジン回して止めて数分おいて、
エンジン側のレベルゲージを見て量を調整します。
多すぎても少なすぎてもダメなのです。
2本目は大体200ミリほど残りますが
エンジン内のオイルは走ってるうちに減ることもあります。
(わずかながらガソリンと一緒に燃焼されたり
シリンダーヘッドとかから漏れたり。まぁ、カワサキ車だし)
なので、たまにつぎ足す用として保管しておき
次回オイル交換時に廃油と一緒に捨てることにします。
古いオイルが抜けきったあとに投入し、
そのまま流す感じで。
さて、入れ替えて走ってみたところ、
シフトチェンジは非常にスムーズ。
プラシーボかも知れんけど、レスポンスも良くなった。
そして、走行後にほんのりと香るいい匂い。
これは良いオイルに出会えたと思います。
今回入れた10W-40の他に15W-50もあるので
来年の夏にでも使ってみる予定です。
そして、交換して数日後に発覚。
キャップのとこが伸びてノズルが出てくる!
なんて機能的なボトルなんだ!
まぁ、ジョッキ使うから関係ないけど。
あとそれから、一番最初に言ってた鉱物油云々の話。
古い空冷エンジンには鉱物油が良いって聞きますが、
所謂ヴィンテージ車でもない限りは、合成油を忌避する必要も無いかと。
あれはそもそも鉱物油しかなかった時代のバイクに使われてる
ガスケットとかパッキンに対して良くない場合があるってのと、
内部パーツのクリアランスが大きいので、オイルの粒子も大きい方がいい
みたいなことだったと思います。
エストレヤも初期型が25年前ですが、
さすがに部分合成油すら駄目なんてことはないです。
そもそもメーカー純正オイルが部分合成油なわけで。