林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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ブルースマンへの道! その44

2020年05月18日 07時44分08秒 | ブルースマンへの道

なんか、もう、夏になってきてません?

東京は、コロナで自粛のまま、梅雨に突入していくんでしょうかな~。

 

さてそんな中、おいらは、ドロドロのブルースを演奏したくなりまして。

ロバート・ジョンソンのCDに合わせて、ギターを演奏しようと思い立った、というところまでが前回。

 

というわけで、いつものようにCDをMDにダビングしつつ、合う音を探していきます。

さすがにおいらも、この作業をたくさんやることによって、それなりに耳が鍛えられまして。

だいたいの曲は、曲が終わるまでに、どのキーなのか分かるようになっております。

なので、かなり自信をもって、ロバート・ジョンソンの曲と向かい合えたわけですね。

 

んで、集中して曲のキーを探しますが・・・

これが、どんなに頑張っても、しっくりくるキーを探せない曲が多発するのでした(号泣)

 

どゆこと??

 

何となくわかった曲でも、とかB♭とか、変わったキーばかり・・・

それも、微妙にチューニングがずれていて、FとF#の中間くらいだったりとか・・・

ロバートジョンソンは、微妙なチューニングで演奏していたってことかな・・・

 

当時は、ちゃんとしたチューナーが無かったのかもしれないしな~。

 

そうだとしても、B♭とBの中間とかも多いので、カポタストを使っていたとしか思えない・・・

なんでそんな、面倒くさいことやってるんだろう??

曲のキーに自分の歌が合わなかったのかな~。

 

なんだかもう、頭の中に「?」が多発しております。

しばらく頑張って、だいたいの曲のキーをそれなりに探したけども・・・

いっしょに演奏していて、ぜんぜん気持ち良くないっす(泣)

だって、チューニングがずれてるんだもん(遠い目)

 

思い切って、チューナーを頼らず、全部の弦を少しゆるめてみたら、けっこうぴったり合ったけども・・・

 

どゆこと??

 

しばらく苦戦して、やっと原因に思い当たりましたわ。

 

 

そういえば数年前に、おいらはこのことをブログに書いていたのです。

それは店長の「職場の同僚の旦那さん」という関係の方から、CDをいただいた時の記事です。

 

そうか~、当時は「戦前ブルース」にすごくハマっていた時期だったので、よく考えてみれば常識だったんですが。

飽きっぽい性格のおいらは、しばらく「戦前ブルース」を聴いておりませんで、すっかり忘れておりました(ぼう然)

 

そう、戦前のブルースは、録音機器の関係で、

ほとんどすべての音源が、早回し

の状態で出回っているんでしたね・・・

 

なるほど!!

だからチューニングが微妙だし、カポタストを使わないと演奏できないキーになっているんだ・・・

 

いやあ、数年前に通った道を、記憶を無くして、もう一度辿るとは(とほほ)

 

よって、ロバート・ジョンソンとのセッションは諦めました(遠い目)

まあ、義理の息子さんとセッションできるだけで、幸せなんですから!!

 

 

 

 

というわけで、最後に一言・・・

 

どこのレコード会社でもいいからさ~!!

回転数をちゃんと直した音源を発売してくれよ~、絶対買うから~(泣)

 

 



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