林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

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折り畳みカホン作成 その2

2018年11月02日 08時00分00秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY駄楽器職人ブルームです。

自宅での演奏用として使ってた薄型カホン。
これが体積が小さいので持ち運びが非常に楽なのです。
普段持ち運んでる通常サイズのカホンと比べて雲泥の差。
そこで、最近は市販品にも増えてきた「折り畳み式カホン」を
ウチの工房でも作ってみようじゃないですか。


前回の記事にも書きましたが、いきなり重大なミス発生。

工具を滑らせてザクっとやってしまいました。

木パテを盛って削ってみたところ…



若干黄色いけど、これで問題なくね?



では次に打面の加工。
前作同様に航空ベニヤって呼ばれるシナ共芯ベニヤ2.5㎜厚を使用します。
ところが、渋谷のハンズまで買いに行ったら売ってませんでした。
取り扱いをやめたらしく、0.5mmとかの薄いのしか残ってません。
しょうがないので2.5㎜厚のラワンベニヤを買ってカットしました。
突き板を貼るのでシナベニヤでもラワンベニヤでも大差ないし
そもそも2.5㎜厚はラワンしか売ってないのです。

実は航空ベニヤを打面に使うことを前提に設計してまして、
・航空ベニヤは横幅が300㎜のしか売ってない。
・したがって、カホンの横幅も300㎜になる。
(今回は側板を折りたたむ構造なので前後幅も制限される)
…っていう感じで、自然とカホンのサイズが限定されます。
折り畳み型なので、本当はもう少し大きくしたかったのに。
航空ベニヤが売ってないことが分かってたら
いくらでも大きな箱が作れたのですよ…。
シナやラワンのベニヤは大きなサイズも売ってるので。


気を取り直して、届いた突板を貼ります。

ウォルナット杢目。いかにも「木」って感じ。

専用ボンドを塗って、アイロンで圧着。

ウチのアイロンはほぼこの作業専用です。
クッキングシートもこの作業にしか使ったことが無い。

つづく



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