さてさて、みなさまお元気ですかな?
エアコンの設定温度は25度のつぁんでございますっ!
そう前回、ミック・ジャガー様とフレディ・マーキュリー様について語っていたら、紙数が尽きてしまい。
やむなく後編に突入しているところでございますわ。
とにかくおいらが言いたいのは、
ヴォーカルはマイクに向かって必死に歌え!!
ということなんですが、もちろんこれは、おいらの私見です。
もちろん、走り回ったり、踊りまわったり、客をあおったりというのも、ヴォーカルの大切な要素だけども。
マイクに向かって、目をつむって歌うヴォーカルが好きだということですな。
そういう意味で、おいらが好きなヴォーカルといえば、
ヴァン・モリソン御大
はい、目をつむって集中して歌ってますね!!
もはや説明不要、おいらの心の師匠、最も尊敬するヴォーカリストでございまする。
そして、パールジャムのエディ・ヴェダー様
この真剣な感じがたまらない!!
この人は低音が好きなんだな~。
何とも言えない、素晴らしい深みのある声をしているんですわ。
そして今回取り上げる、ジェフ・バックリー
この方は、あまり日本では知られていないのではないかと。
この人について取り上げるときには、欠かしてはいけない問題があるのですよ。
それは、
裏声問題!!
ここでみなさんに質問です。
ロックのヴォーカルが裏声で歌うことについて、どう思いますか??
ちなみにオアシスのヴォーカルとして有名なリアム・ギャラガー様は、
裏声で歌う奴なんて、女々しくていけねえぜ!!
とおっしゃっています(爆笑)
おいらが毎年参加しているホット・ロッキン・ナイトでは、セッションタイムというのを、やっておりまして。
たくさんのバンドから、それぞれのパートをシャッフルして、いきなり演奏させるというのがあったんですよ。
おいらは数年前、なんと、ビージーズの曲を演奏させられまして(爆笑)
はい、
こちらの方々ですね。
曲はサタデー・ナイト・フィーバーで有名な「ステインアライヴ」
これが、なんと、最初から最後まで裏声なんですよ・・・(苦笑)
とんでもない演奏になったことは言うまでもない。
その時にも思ったんだけども、裏声ってどうなの??
おいらの考え方的には、裏声は飛び道具、というかイロモノであって、メイン・ウェポンではない!!
いや、もちろん、ロックにおいては、ですよ??
クラシックとかだと、そうではないのだろうけども。
そう、この考え方になった理由は、おいらが大好きなブルースにおいては、ほとんど裏声は使われないんですよ。
もちろん、裏声をここぞというときに使って、曲を盛り上げるのは、ぜんぜんアリだと思うんだけども。
裏声が無いと成立しない曲というのは、ロックの楽曲としていかがなものかなと。
そんな中、このジェフ・バックリーという人の裏声は、とんでもないんですわ。
そもそも地の声が美しいのに、裏声はそれに輪をかけて美しい!!
それを縦横無尽に駆使して繰り広げるヴォーカルは、もはや万華鏡のようですぜ。
なもんで、おいらは裏声を使いまくることについて、厳しい意見を持っているけども。
ジェフ・バックリーの裏声は例外!!(爆笑)
ということにしておきましょうか。
この人の裏声は、ずっと聞いていたいです(笑)
もちろん、ジェフ様も、ここぞというところでしか裏声を使わないので、おいらの美意識にも一致します。
(まあ、普通のロック・ヴォーカルよりは、多用してるかもしれん)
つうことで、聴いてみましょうか、ジェフバックリーの曲を!!
Jeff Buckley - Grace (Official Video)
3分くらいまでは、じわじわと盛り上げていき。
注目は、3分15秒過ぎあたりからの、裏声のスキャット。
ここでまず軽くノックアウトされます。
そのあと、今度は、地声のものすごいハイトーンで絶叫するところ。
見事に曲を爆発させていますな~!!
いやあ、何度聞いても血が熱くなるな~!!
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