林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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我が心のキラー・チューン その15 ヴォーカル編 後編

2017年07月17日 05時44分46秒 | キラー・チューンを探す旅


さてさて、みなさまお元気ですかな?
エアコンの設定温度は25度つぁんでございますっ!


そう前回ミック・ジャガー様フレディ・マーキュリー様について語っていたら、紙数が尽きてしまい。
やむなく後編に突入しているところでございますわ。


とにかくおいらが言いたいのは、

ヴォーカルはマイクに向かって必死に歌え!!

ということなんですが、もちろんこれは、おいらの私見です。


もちろん、走り回ったり、踊りまわったり、客をあおったりというのも、ヴォーカルの大切な要素だけども。
マイクに向かって、目をつむって歌うヴォーカルが好きだということですな。




そういう意味で、おいらが好きなヴォーカルといえば、



ヴァン・モリソン御大

はい、目をつむって集中して歌ってますね!!

もはや説明不要、おいらの心の師匠、最も尊敬するヴォーカリストでございまする。


そして、パールジャムのエディ・ヴェダー様

この真剣な感じがたまらない!!

この人は低音が好きなんだな~。
何とも言えない、素晴らしい深みのある声をしているんですわ。


そして今回取り上げる、ジェフ・バックリー

この方は、あまり日本では知られていないのではないかと。


この人について取り上げるときには、欠かしてはいけない問題があるのですよ。


それは、

裏声問題!!





ここでみなさんに質問です。


ロックのヴォーカルが裏声で歌うことについて、どう思いますか??





ちなみにオアシスのヴォーカルとして有名なリアム・ギャラガー様は、

裏声で歌う奴なんて、女々しくていけねえぜ!!

とおっしゃっています(爆笑)




おいらが毎年参加しているホット・ロッキン・ナイトでは、セッションタイムというのを、やっておりまして。
たくさんのバンドから、それぞれのパートをシャッフルして、いきなり演奏させるというのがあったんですよ。

おいらは数年前、なんと、ビージーズの曲を演奏させられまして(爆笑)


はい、

こちらの方々ですね。

曲はサタデー・ナイト・フィーバーで有名な「ステインアライヴ」


これが、なんと、最初から最後まで裏声なんですよ・・・(苦笑)


とんでもない演奏になったことは言うまでもない。



その時にも思ったんだけども、裏声ってどうなの??


おいらの考え方的には、裏声は飛び道具、というかイロモノであって、メイン・ウェポンではない!!
いや、もちろん、ロックにおいては、ですよ??
クラシックとかだと、そうではないのだろうけども。

そう、この考え方になった理由は、おいらが大好きなブルースにおいては、ほとんど裏声は使われないんですよ。

もちろん、裏声をここぞというときに使って、曲を盛り上げるのは、ぜんぜんアリだと思うんだけども。

裏声が無いと成立しない曲というのは、ロックの楽曲としていかがなものかなと。



そんな中、このジェフ・バックリーという人の裏声は、とんでもないんですわ。
そもそも地の声が美しいのに、裏声はそれに輪をかけて美しい!!

それを縦横無尽に駆使して繰り広げるヴォーカルは、もはや万華鏡のようですぜ。
なもんで、おいらは裏声を使いまくることについて、厳しい意見を持っているけども。

ジェフ・バックリーの裏声は例外!!(爆笑)

ということにしておきましょうか。
この人の裏声は、ずっと聞いていたいです(笑)

もちろん、ジェフ様も、ここぞというところでしか裏声を使わないので、おいらの美意識にも一致します。
(まあ、普通のロック・ヴォーカルよりは、多用してるかもしれん)



つうことで、聴いてみましょうか、ジェフバックリーの曲を!!


Jeff Buckley - Grace (Official Video)


3分くらいまでは、じわじわと盛り上げていき。
注目は、3分15秒過ぎあたりからの、裏声のスキャット。
ここでまず軽くノックアウトされます。
そのあと、今度は、地声のものすごいハイトーンで絶叫するところ。
見事に曲を爆発させていますな~!!

いやあ、何度聞いても血が熱くなるな~!!



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