こんばんわ。
アップルビデオ高津店 ものぐさライダー・ブルームです。
実はエストレヤの低速ギアって使いにくいです。
特に1・2速の頭打ちが早すぎて街乗りに不向きなのです。
そこで、フロントスプロケットを純正から1丁大きいのにして
ギア比を小さくしてしまう定番カスタムをやってみるぜ。
しかし、クランクケースに引っかかって1丁大きいスプロケが入らんぜ。
…っていうのが、前回のお話。
しょうがないのでクランクケースカバーを開けます。
そのまま開けるとオイルだば~、なので
池の水じゃないけどエンジンオイルを全部抜きます。
さすがに2ヶ月前に換えたばっかのちょい高級オイル、
当然捨てずに再利用します。
ところがウチにはバットがない。
バットって云っても野球でボールを打つための棍棒ではなく、
蝙蝠でもなく、北斗の拳のケンシロウの小さな相棒でもなく、
調理などに使う大きめな四角い受け皿のバットです。
実はこれだけスペルがbatじゃなくてvatなんですね。
はい、ひとつ勉強になりました~。ほんと役に立つブログですね~。
で、そのヴァットがないので、お風呂で使ってる洗面器で代用します。
抜き終えたら左クランクケースカバーのネジ9本を緩め、
ちょっとだけ持ち上げて素早くスプロケを差し込む。
早業のおかげでほとんど漏れずに取り付け出来ました。
あとはネジを締めて、オイルを再投入し、
チェーンの張りを調整すれば完了。
さて、走行テスト。
純正だと1速で20キロ、2速で40キロ、3速55キロ、4速70キロ、
ってのが結構ぶん回しての最高速。
当然ここまで引っ張ると不快な振動がでますので
大体マイナス5キロくらいでシフトチェンジする感じです。
これがフロントを1T大きくした結果、
各ギアの最高速は大体10キロくらい伸びました。
上が伸びても下はほとんど変わってないので
各ギアでの速度域が広がった感じです。
これでシフトチェンジ回数が大幅に減ります。
なんて云いますか、これ純正って設定ミスじゃね?って思えるほど
交換後の方が乗りやすいバイクになりました。
最後に洗面器を洗います。当然風呂に入る時に使うので。
で、台所洗剤のような匂いのモチュールオイルに
本家台所洗剤が加わって、非常にカオスな香りです。
(左上のもやっとしてるのはコトさんの後頭部)
あと、洗面器からオイルジョッキへ移し替えるのは
予想以上に大変な作業でした。
一旦大き目のポリビーカーに移し、
それを凹ませてフチを尖らせながらジョッキへ移すので
非常に無駄が多いです。
やっぱヴァットのひとつくらいは用意しておくべきですね。
おしまい。
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