生家の本棚にこんな冊子がありました。著者は未だに不明です。
この冊子に書かれた現場を訪ねています。
16.八つに切られた龍
世田山の南にある世田山医王院梅檀寺(世田薬師)に建築・彫刻家で有名な左甚五郎の作といわれる龍があります。
昔、この龍が夜ごと寺をぬけだし、孫兵ヱ作にある蛇池(医王池)まで下りて来ては水を飲みました。
〈筆者〉池の向こうの特徴的な山が医王山です。
医王院はその左手の山の麓にあります。
冬はよいとしても、夏になって田に水がいる時に、龍に水を飲み干されるので大変困り、ある時、この龍を八つに切って、「かすがい」でとめてしまいました。
それから、龍が水を飲んで困るという話は聞かなくなりました。
今でも、この龍は八つに切られたまま医王院に残っています。
〈筆者〉
名工左甚五郎の龍って、これでしょうか?
他に見当たりません・・・。
この冊子に書かれた現場を訪ねています。
16.八つに切られた龍
世田山の南にある世田山医王院梅檀寺(世田薬師)に建築・彫刻家で有名な左甚五郎の作といわれる龍があります。
昔、この龍が夜ごと寺をぬけだし、孫兵ヱ作にある蛇池(医王池)まで下りて来ては水を飲みました。
〈筆者〉池の向こうの特徴的な山が医王山です。
医王院はその左手の山の麓にあります。
冬はよいとしても、夏になって田に水がいる時に、龍に水を飲み干されるので大変困り、ある時、この龍を八つに切って、「かすがい」でとめてしまいました。
それから、龍が水を飲んで困るという話は聞かなくなりました。
今でも、この龍は八つに切られたまま医王院に残っています。
〈筆者〉
名工左甚五郎の龍って、これでしょうか?
他に見当たりません・・・。