荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

2018年漕ぎ初め

2018年01月08日 | 散文
神社でお祓いを受けた後、艇庫にやって来ました。
今年の漕ぎ初めです。
この駅は、テムズ川に架かる駅に倣って、全面ガラス張りのホームに改装中ですが一向に景色が変わりません。
同じ工事中写真を撮り続けています。


漕ぎ納め同様、約2km先のふれあい橋が目的地ですが、皆橋まで行きません。
練習熱心ではありません。


来月初めに、旧中川、北十間川、横十間川、小名木川を回る約10kmのカヌーマラソン大会が開催されます。
帰りに行き違った隣のクラブは、今日も大会コースでタイムを取って練習しています。

我がクラブはまだコースをノンストップで漕ぎ終えていません。
練習の機会はあと3回しかありませんが、この後、新年会です。
ダメだねこりゃ。
この緩いクラブ活動が私に合っています。
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相撲部屋の正月風景/2018年ー6

2018年01月08日 | 散文
深川にやって来ました。

「大嶽部屋」
「大鵬道場」の看板を掲げる玄関前です。
昨年、この部屋で嬉しい事がありました。
大鵬の孫、貴闘力の3男がこの部屋に入門したのです。


この建物は元大横綱大鵬が建てたものです。

移動する時に勝手口が開いて、故大鵬に体格と体型と顔がそっくりな女性が出て来てました。
なるほど。

移動先は道路案内板です。


この裏の店が元貴闘力の営む焼肉屋です。

彼は野球賭博で相撲協会を解雇され社会から弾圧されました。
当然です。
その彼が、東日本大震災の時、いち早くトラックに食料を満載して被災地に向かい炊き出しを行った事を、殆ど報道しませんでした。

人を評価する時には、偏った視点だけでなく総合的な見地で判断しなければなりません。
そして、得た罪に対する公的制裁を受け罪を償った人に対して、いつまでも後ろ指を指したり陰口をたたいてはいけません。

この度の相撲界の傷害事件に接して、人が人を評価する難しさを思います。

店頭には深川祭の神輿連合渡御の順番表が掲示されています。

報道によると、富岡八幡宮初詣の人出が前年比8割減、僅か3万人との事です。
3万人の参拝者と同様、当分参拝者が回復しないであろう氏神様に対する彼の誠実さを感じます。
この人は、人として優しいのだと思います。

近隣では深川七福神巡りの「布袋尊」を祀る深川稲荷神社が賑わっています。


そこには大横綱大鵬の名前が朱文字で残されています。

深川の人は待っています。
大嶽部屋に入門した彼の孫が出世して、「大鵬」の四股名を名乗ったりしたら、もう!


「錣山部屋」
すぐ近くに元関脇寺尾の部屋があります。
いつもの正月飾りの玄関前ですが、最近は大きな車が出入りして慌ただしです。


玄関先が狭いです。

彼は年末の傷害事件の後、時津風一門から脱退しました。


「時津風部屋」
両国に来ました。
寺尾に離脱された時津風部屋です。
いつも静かな玄関前ではありますが、今年は正月飾りがありません。
おそらく昨年2月に急死した、この部屋出身の間垣親方(元小結時天空)の喪中だと思います。


この部屋にもおめでたい事があります。
豊山が数年振りに幕内に復帰するのです。

豊山の活躍を期待しています。

以上、昨年話題になった相撲部屋の正月風景を訪ねました。
14日から1月場所が始まります。
栄枯盛衰は勝負稼業の常です。
負けたからといって腐らず、怪我をしないよう、良い相撲を期待しています。
長い間、本シリーズにお付き合いを頂きましてありがとうございました。

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