荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「紙うさぎロペ」に出て来そうな店との再会

2018年01月11日 | 散文
会社人だった頃、朝のTV番組で見るとは無しに「紙うさぎロペ」を見ていました。
古い商店が登場するのが印象的でした。
まだやっているのでしょうか?
朝寝の素晴らしさを取得して以降、あの時間に起きている事はありません。
何が素晴らしいか?
おそらく、「今日も生産活動しなければならない」との呪縛から逃れ得た事だと思います。

さて、南大塚の丘の上に来ました。
記憶の底にある風景に出逢いました。
この公園を覚えています。


色鮮やかな滑り台がある公園に入って行って、


振り返ったら、あの店です。

10数年前にここから坂を下りて、今朝書いた記事の八百屋と教会に行き当たったのです。

今日は逆のコースを来た様です。
あの時は何処からここに来たのでしょう?
店沿いの路地を行ってみようと思います。




多分、前回ここに来た道とは違うと思います。

別にそれでも良いのです。

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南大塚の路地で

2018年01月11日 | 散文
偶然、10年くらい前に行き当たった路地に出会いました。
この八百屋と教会が並んだ風景を良く覚えています。


八百屋は当時と変わっていません。
顧客が増えたようでも、減ったようでもありません。


教会も変わった様子はありません。
写真を撮ろうとしたら、カラスがやって来たくらいです。


前回の道を行ってみようとペダルを踏み始めたけど、前回迷い込んだ道など覚えている訳がありません。
お寺の塀沿いに行ってみます。


坂道を行きます。


店があります。


この路地が面白そうですが、自転車で上がるのは大変そうです。


袋小路が好い感じです。


知らない道を行く時のワクワク・ドキドキが好きです。






学校がありました。


ここは何処でしょう?


交差点があったら、基本小さい道を選びます。


こんな石碑に出逢いました。

丁度女子高生が通り掛かりました。
「これって、誰ですか?何をした人ですか?」
「知りません」
そうです。知らない人から声掛けられても返事してはいけないのです。

傍にこんな建物がありました。

石碑の人の子孫の土地と建物だと思います。

散策は続きます。


帰宅後、田村直臣を調べました。
安政5年に生まれて昭和9年に亡くなった牧師です。
与力の家に生まれて、海軍兵学校、亀井塾、築地大学に学んだ後、東京一致神学校を卒業し、明治7年に日本基督一致教会で牧師の按手礼を受けました。
植村正久、内村鑑三、松村介石と共に「キリスト教会の四村」と呼ばれた人物でした。

基本、信心深くありませんが、冒頭の八百屋と教会を再発見した事が、今日の一期一会のように思います。

コメント (2)
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