荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「立花大正民家園」の庭園七福神

2023年03月05日 | 散文

旧小山家を退出しました。2つ目の玄関前を通って庭に向います。

 

布袋尊が有りました。そうです!ここの庭には七福神が有ると思います。

 

大黒天と恵比寿です。

 

庭から邸宅を眺めます。改めて、大きな硝子戸です。たっぷり光を取り入れられます。

 

庭を散策します。

 

枯れた池です。...枯山水庭園でしょうか?浅いのでそうかも知れません。

 

池から弁財天を眺めます。

 

そして、池の向こうに寿老人です。

 

池端には狸も有りました。界隈というか、東京の墨田・江東地区には狸伝説が残っています。現在も狸を見る事があります。身近な存在です。

 

区の職員でしょうか?広い庭を手入れしていました。

 

戻ります。

 

海抜−2mの、旧中川の土手です。ちょっともやった春の空気です。

 初めての「大正立花民家園」は楽しかったですが、こういったものは一度行ったらもう...です。

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「立花大正民家園」旧小山家主人居室

2023年03月05日 | 散文

主人の居室に戻りました。

 

 

煙草盆です。

 

引き出しも有ります。こちら側に座って、正面の板敷きに向かって、客に応接していたのでしょうね。

 

右手には、1つ目の玄関脇の格子戸です。来客の気配が分かります。

 

部屋を見上げます。

 

家紋です。何とかに「剣片喰」という紋所でしょうか?

 

部屋の一角です。

 

 

仏壇だと思います。

 

神棚です。15束有ります。1束25両として375両でしょうか?...金メッキでしょうか?薄暗い部屋で輝いています。

 

畳の一部に板間が有ります。

 

開けてみます。暗くて見えませんが、内部は広いようです。

 

煙草盆から振り向くと、この景色です。

・・部屋を出て、庭を散策しようと思います。

この話、続きます。

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「立花大正民家園」の旧小山家内部

2023年03月05日 | 散文

玄関を入ると沓脱ぎが有って、広い板張りの部屋が有りました。先ずは右へ行きます。

 

台所です。床は使い込まれたそのままです。

 

台所続きの部屋に廊下が付いています。この戸の向こうは何だろう?

 

風呂です。湯船と水風呂のようです。

 

台所続きの部屋に戻ります。

 

突っ切って玄関脇の部屋に来ました。奥に「主人居室」とあります。主人はここに座って、来客対応や家業の切り盛りを行っていたのでしょう。興味ありますが、奥の光が当たる部屋の方が気になります。右手の赤い色が興味をそそります。時節柄(2月末の訪問です)あれではないでしょうか?

 

日か当たる明るい部屋に入りました。やっぱり雛人形です。しかも3基も有ります。いや、多分もっと有って、代表的な物を展示しているのだと思います。

 

雛壇の上には、沢山の弓矢が飾られています。端午の節句用ですね。立派な物のようですが、これも1部の物だけの展示だと思います。

 

2間続きの広間です。ここにも雛飾りと雛の掛け軸が有ります。

 

2つの広間の間の透かし彫りは、富士山です。民家らしく派手さはありませんが、田舎家に無い上品さがあります。

 

大きな硝子戸から入ってくる明かりで雛飾りが映えます。

 

広い庭から沢山の明かりが入って来ます。よく見ると、硝子が歪んでいます。建設当時の硝子です。

 

自然光の中で掛け軸を見ます。

 

廊下との間の明り取りです。

 

ここにも富士山です。三保の松原でしょうか?

 

廊下の行き当たりに戸が有りました。

 

開けると、机が収納されています。傷防止の為でしょうか?畳で抑えられています。抑えているのは、三叉の桜の枝です。

 

そして、壁に切り込みが有って、ここに雨戸が収納されていました。

 

廊下の反対側の行き当たりの戸の中はトイレでした。

 

手入れされた庭が望める明るく暖かい縁側です。

 

歪んだ硝子を通した陽射しは、柔らかいような気がします。ここに座って、庭を眺めながら瞑想したいです。ゆっくり時間が流れています。

 

2つ目の玄関側に押し入れが有ります。

 

お〜!沢山の弓矢が入っていました。やっぱりね。

 

庭を見ます。

 

明り取りの障子の桟がシンプルで上品です。住人のセンスが伺えます。

さて、主人居室も気になっています。

この話、続きます。

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