卒業の季節です。昨日の「天声人語」の書き出しは、「ユーミンは名曲『卒業写真』で歌った。〈人ごみに流されて変わってゆく私を/あなたはときどき遠くでしかって〉。あなたとは誰だろう。かつては憧れの異性のことだと思って聴いた。でも、いまは、18歳の自分だと思う。」との文章でした。新たに加わった女性筆者の文章かと思います。なるほど。ストンと腑に落ちて、1日中くちずさんでいました。
さて、そんな中、気温が上がって、青空が広がっている東京下町です。神社の一角に在るそれほど広くない梅園です。
近年稀に見る寒梅日です。
広くない梅園は、梅の木が集中して密度高いです。どこを見ても見頃です。
「香梅園」に入ります。
小さな梅園です。皆上を観ています。私も見上げます。
境内に出ます。
余りの景観に、あまり残っていない後ろ髪を引かれています。