白鬚橋の坂を西に下り降りた所に石碑が有ります。
石碑の角を1本南に入った路地に、平賀源内の墓所が在ります。
鉄門の左右に築地塀を巡らして、ちょとしたお屋敷の様相です。
鉄の扉に錠前は掛かっていませんが、閂が掛かっています。この閂を外して入ります。
ここでいつも注意しています。入って鉄門を閉めてしまうと、誰かが「閂を掛けないで帰ったな」と掛けてしまう恐れがあります。しっかり造られているお屋敷風で、且つここしか出入り口が無いので、出ることができなくなってしまいます。従って、いつも扉を開けたまま入ります。
庭園の東屋風の建物が墓所です。
平賀源内の墓です。家族と従者もここに葬られています。
もう木瓜の花が咲きました。
いつも手入れが行き届いています。誰かがお世話しているのでしょう。
松平頼寿伯爵の追悼碑です。
振り返ると、鮮やかな墓前です。
さて、退出します。
開けたままの鉄扉です。その先、向かいの家のドアが目に止まりました。ちょっと好いです。
クリスマスのリースです。江戸時代の人の墓所前にメリークリスマスです。違和感はありません。
エレキテルを発明した人だもの。