最後の文字に掛かりました。
書道家の息が荒いです。
格闘技ですね。
おっ!?書道家が満足げです。終わったのか?
弟子が筆と墨を置いて、その前にある小さな墨と筆に手を伸ばしました。見づらいけど、その横にある赤い四角は落款か?
書道家が小さな(といっても、普通の大きさ)筆を持って場所を決めます。
書き始めました。
「令和」のようです。この大きさならここからでも読めますね。
「三年」ですね。
「一月三日」です。そして署名のようです。
弟子が持って来た大きな落款に朱肉を付けています。
体重を乗せて押します。
意外に朱肉の色が薄いです。
満足顔です。書道家が書いている間中尺八を吹いていた人もお疲れ様でした。アナウンサーが再登場しました。
それにしても、なんて書いているあるのだろう?
書道家が説明します。「心・想・事・成」だそうです。つまり、「心で想うことで、事が成る」との意味のようです。
正面に回って見ます。
なるほど、言われればそのように見えます。
でも見づらい・・・
階段を上がって見下ろしました。おお~!
穏やかな正月の陽射しに照らされて美しいです。さすがはプロの技です。
心で想います。「人類がコロナウイルスを克服しますように・・・」