富岡八幡宮裏には、松尾芭蕉命を祀る「花本社」(行ってみてください。驚きますよ)等多くの見所がありますが、今日は新聞に従って巡っているので割愛します。 やって来たのは「横綱力士碑」です。早春の陽射しに佇んでいます。
新聞記事を紹介します。
説明板を読みます。「この力士碑は、横綱の顕彰と相撲の歴史を伝えるため、江戸時代最後の横綱第十二代陣幕久五郎が中心となり、明治三十三年に建てられました。 古くから庶民に親しまれてきた相撲は、江戸時代には幕府公認の勧進相撲(寺社修復などを目的に実施)へと発展し、大坂・京・江戸で興行として開催されました。
幕府が初めて江戸での勧進相撲を認めたのは、貞亨元年(1684)の富岡八幡宮境内でした。その後、明和年間(1764~71)には、春・秋二場所のうち一場所がこの地で開催され、亨和元年(1801)までに本場所三十一回を数えました。その意味で、富岡八幡宮は江戸勧進相撲の発祥の地といえます。 偉容を誇る横綱力士碑は、同時期に建てられた陣幕・不知火顕微彰碑や周辺の石像物(魚がし石柱、土台下玉垣は大正末ごろ)とともに、相撲と地域のつながりを示す貴重な文化財です。 平成十六年二月 江東区教育委員会」
そしてここには「超五十連勝力士碑」があります。
歴代の50連勝以上を達成した力士の名前とその記録が刻まれています。でも、千代の富士が最後です。未だに白鵬の63連勝が記録されていません。これって、引退してから刻むのでしょうか?
左に不知火、右に陣幕彰碑があって、その奥に、左右に魚がし石柱を配した「横綱力士碑」があります。
明治二十八年三月吉日の建立です。
その左右に、歴代横綱名を刻んだ石碑があります。
新しい部分です。次に刻まれる名前は誰でしょうか?私の押しは朝乃山です。
こちらは初代から始まっています。ビッシリと七十二代まで刻まれています。
そして更に、今後刻印する石碑が用意されています。 両国では三月場所が始まっています。気持ちが高ぶります。
この話、続きます。