荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

京成立石駅前ギャラリー

2024年10月15日 | 散文

京成立石駅前再開発工事が静かに進んでいます。駅前商店街の路地も壊されて、臨時通路が現れました。殺風景な景色です。

そこに一群の水彩画(印刷)が掲げられました。懐かしくも、もう戻らない立石の風景の多くがそこにありました。

一つずつ観て行きます。

今でも仲店入り口に在る商店です。

堀切菖蒲園でしょうか?曳舟川親水公園の菖蒲でしょうか?どちらも立石駅の近所です。

呑んべ横丁に在ったあの店です。

鰹節屋です。鰹節の専門店を他に知りません。

この店を見た記憶がありますが、場所を思い出せません。まだ現役だと思います。

呑んべ横丁の看板です。

京成立石駅です。今は半分くらい取り壊されています。

絵画の回廊を出ると、工事中の駅前踏み切りです。

 

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京成立石駅前再開発工事の今

2024年10月14日 | 散文

暫く来なかったらこんな看板が現れていました。

北側で工事中だった仮設の線路前に遮断機が付けられました。確かに、ずいぶん長くなっています。

今までの線路を電車が行きます。

長い踏切を渡ります。前後には安全確保の誘導員が立っていて、「はい、これ以上は横断できません」と声を掛けています。

踏切前から見る、「呑んべ横丁」が在った界隈です。背後の茶色のマンションも無くなりました。

<まだ半分残った吞んべ横丁があった風景>

長い踏切になりましたが、まだこちらの線路は使われていません。この仮設線路を使いながら駅舎が壊されるのでしょうか?

現在の駅舎です。もうすぐ見られなくなります。

長い踏切を南側から眺めます。正面の商店街が取り壊し中です。

新しい仮歩道です。

こんな立派な駅前になる予定です。

普通の街になるんです。

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煙突解体の手順

2024年10月14日 | 散文

「砂町水再生センター」の解体のTV番組があった後も気になって覗いています。ずいぶん低くなりました。煙突から煙が上がっているを見てやって来ました。煙突の上部に薄くたなびいているのが見えるでしょうか? ちょっと見辛いですね。

近くへ行きます。よく見えます。火の無いところに煙を立てています。何だろう?前回も1度見たことがあります。

この場所からは、「チュイーン」という音が聞こえます。

前回見たTV番組を思い出しました。あれは、コンクリートの煙突を切っている音です。そして、煙じゃなくて、たなびいているのはコンクリートの削りカス、粉塵です。それが風に靡いているのです。

いつもの場所に移動しました。切った煙突が落ちないように、クレーンで吊っています。

煙突の上を飛行機が飛びます。

見始めてからだいぶん時間が経っています。

コンクリート工場の門前です。いつもの観測地点です。何度も来ていますが、文句も言われず眺めさせて貰っています。

煙が止まりました。作業員の動きが慌ただしくなります。そして暫くすると、

音もなく切り取った煙突の一部が外されました。

降ろし始めました。その逐一を眺めます。

コンクリートミキサーが工場を出ていきます。工場地帯なので色々多くのトラックが行き交います。

煙突の一部が下りて来ます。

近くへ行きます。

こうして降ろされました。

位置を変えます。煙突のテッペンに切り取られた様子が良く見えます。

こうして繰り返し繰り返しして、少しずつ解体していきます。

解体の手順を眺めました。

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最近天気がヘンです。葛西臨海公園で、

2024年10月13日 | 散文

葛西臨海公園の海岸の向こうは千葉県です。見えるのは「夢の国」です。

東西の渚の向こうにゲートブリッジです。

水上バスの発着所です。

トンビが舞います。

水族館です。

巡回バスが横切ります。

水上バスの発着所へ行きます。

遠くにゲートブリッジです。

誰も居ません。

やっと来た秋です。

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初秋(?)のニコライ堂

2024年10月12日 | 散文

曇り空の神田駿河台です。ニコライ堂が在る風景を眺めます。

坂を下りながら景色の変化を楽しみます。

隣のビルにちょっと青空です。

そして、ちょっと紅葉です。

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「聖橋」から、

2024年10月11日 | 散文

聖橋から神田川を覗いています。正面奥には総武線の鉄橋が見えます。眼下に丸ノ内線がやって来ました。

総武線が鉄橋に向かいます。

少し静寂がありました。

中央線が御茶ノ水駅にやって来ました。

中央線が出発したら、赤い丸ノ内線が登場です。

丸ノ内線の上りが来て重なりました。

いつもながら見飽きません。

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家ついて行って・・/タカラ湯再放送

2024年10月10日 | 散文

テレビ東京の長寿番組「家ついて行っていいですか」が大好きです。街で捕まえた人々の人生が哀愁を帯びかつホッコリします。人生の応援番組です。

先日気になっていた放送が再放送されました。北千住の「タカラ湯」を利用するおばちゃんの話です。私が何度も紹介してきた銭湯です。玄関わきに「わ」と「ぬ」の木札が有ります。

スタッフが湯上がりのおばちゃんを捕まえました。家について行きます。顔がはっきり映っていない映像をピックアップして話を続けます。

おばちゃんは「帝京科学大学」傍に住んでいます。

家は荒川土手脇の都営住宅です。

家に入ります。おばちゃんはある事をスタッフに隠していました。人生ドラマが明かされます。

・・・私、当初の放送前に、このおばちゃんに逢ったことがあるんです。風貌も言動も印象深い人でした。私にお節介を焼いてくれた、次の記事の人です。

タカラ湯の「ふれあい 遊湯う」 - 荒川三歩 (goo.ne.jp)

逢ったのは5年前です。今でもタカラ湯の前を通る度に思い出します。今も元気にしているんだろうか? また逢えたらいいなあ・・・。

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「金魚坂」が無くなっていた。

2024年10月09日 | 散文

いつもの散策コースです。菊坂から金魚坂へ行こうとしてやって来たら、更地になって工事用ネットが張り巡らされています!

ネット脇に、こんな案内板が有ります。

金魚坂を行きます。坂の中ほどに、金魚を飼う水槽が並んだ庭への入り口が有りました。何にも無くなって、その代わり、右側に見慣れた看板が有ります。

2枚の看板が懐かしい気持ちになります。

以前から有ったカラータイルも移転しています。

新しい喫茶店です。元は坂の頂上に在りました。

眺めます。

この虎も以前の喫茶室の店頭に有ったものです。店が残って良かったと思うものの、なんだかやっぱり悲しいです。

眺めていたら、狭い坂を恰幅の良いおじさんがやって来ました。どうやら常連客です。曰く、「去年末に金魚販売を廃業して、喫茶店をここにオープンした」そうです。

坂の頂上です。ここが入り口で、右側に喫茶室が存りました。

坂下に向かって眺めます。喫茶室の向こう、土地の7割がたは金魚の水槽でした。こうして改めて見ると、けっこうな坂です。

何の跡形も有りません。

金魚坂を見下ろします。

創業350年の金魚屋でした。この坂の「金魚坂」って名前は、後世まで残るのだろうか?

在りし日の「金魚坂」の記事はこちら

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炭団坂から菊坂下の路地へ

2024年10月08日 | 散文

石段を下ります。数年前に改修された坂です。ずいぶん綺麗で、明るくなった坂です。

正面に新しい民家が竣工間近です。

ここに門を構えた古民家が在りました。

その時分から気になっていた民家です。

菊坂下の路地に有る井戸です。ずっと前から使われていません。

私にとっては、これが変わらない姿です。

炭団坂に続く路地です。新しい家屋が建って、彼岸花とリコリスが咲いています。

綺麗です。菊坂下の新しい景色です。先日変な話を聞きました。赤い彼岸花と黄色いリコリスを交配すると、白い彼岸花ができるって? ホントかなあ?

炭団坂を振り返ります。この景色も変わりました。

菊坂下へ向かいます。

このアートも街に馴染みました。こうして景色が継続されて行きます。

入り口が広くなった樋口一葉の井戸に繋がる路地です。石畳の左側が拡張されました。

まだこの景色には慣れていません。

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鎧坂界隈

2024年10月07日 | 散文

樋口一葉の井戸が有る路地から石段を上ったところです。あの門を潜ります。

そこは鎧坂です。以前はこの坂を自転車で上がっていたのになあ、と思いながら歩いています。

金田一京助・春彦旧居跡の案内板です。先ほど樋口一葉の井戸が変わっていたことで動揺しています。変わらない風景に安心しています。

ところが、通行止めです。驚きました。やっぱり時々来ないとダメですね。以前、木造の三軒長屋が解体された袋小路の路地です。入りたいけど入れません。しかたありません。工事が落ち着いたら覗こうと思います。

そして、こんな校舎が出来上がっていました。鐙坂の頂上近くです。工事しているのは知っていましたが、こんなに速く時は流れています。

本郷4丁目は変わらないと思っていました。とんでもないです。景気が良くなって工事が増えているのでしょうか?

見下ろす菊坂下の甍の波です。谷底の街です。向こうは本郷台地の丘の上です。

後ろのマンションにある説明板です。坪内逍遥旧居跡は知らないけど、常盤会は知っていました。平成の世まで、愛媛県の育英施設でした。NHKで再放送中の「坂の上の雲」に登場する、正岡子規と秋山真之が暮らした場所です。

そうだよなあ、本郷4丁目だって変わるんだよなあ!

在りし日の三軒長屋の記事はこちら

 

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樋口一葉の井戸が新しくなっていた。

2024年10月07日 | 散文

樋口一葉が使った井戸のある路地です。入り口が広くなったのですが、ここから撮れば今までと変わらない風景です。

あれっ!? 井戸の蓋とポンプが新品になっている! 先日、池之端の井戸が新しくなっていました。東京で井戸の更新が流行っているのだろうか?

ポンプの色が約10年ぶりに元に戻っている! 誰かが塗った紺色にやっと馴染んだ昨今でした。

<以前、紺色に塗ったポンプ>

背後の風景は変わりません。

石段の上に行きます。

振り返る景色は変わってない、と思います。

樋口一葉が井戸端会議をしたであろう井戸の周辺も変わったように見えません。

どうだろう?・・・変わってないと思います。

見上げる左右の、木造三階建の風景は変わっていません。

この界隈は変わらないと思い込んでいたので、井戸が変わっていて動揺している私です。

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「昔せんべい大黒屋」の在る風景

2024年10月06日 | 散文

台東区と文京区の境の路地の交差点です。

谷中と根津の境でもあります

老舗の手焼きせんべい屋です。

店舗脇です。炭を仕入れたのでしょう。その他の材料も置かれています。

手焼きの証です。

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本日限定「生メロン三昧」

2024年10月06日 | 散文

谷中のかき氷屋です。今日は真夏日だから、と言うわけではありません。2つ並んだ店で、年中かき氷をやっています。

本日限定「生メロン三昧」です。

こちらも。

北海道高級メロン2100円です。

2100円でも売れるんだねえ? ご飯が食べられない子供もいる社会です。

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羽二重団子の衣替え

2024年10月05日 | 散文

羽二重団子です。真夏日なのでどうだろう?とやって来ました。

正岡子規も愛した団子です。

あっ!暖簾が変わりました。

メニューからかき氷が消えました。潔いです。真夏日でもかき氷を止めて、衣替えをしました。

<夏の装い>

流石は団子の老舗店です。

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池之端の井戸の秋

2024年10月05日 | 散文

バスケットゴールが落とす影が真夏です。

当然です。10月になっても真夏日の、記録的な東京です。

いつもの尺八の師匠さんの家です。陽射しが濃いです。

でも、着実に季節は巡っています。

「いつでも採って食べて良いよ」って言って貰ったけど食べたことはありません。

いつものように枝の下を行きます。

池之端の井戸です。

あれ! 井戸が新しくなりました。

井戸の向こうの路地です。この路地は「厩小路」です。江戸時代には左右に厩が在りました。正面の壁の右に急坂が在ります。「駆け落ち坂」です。坂上に妾宅が多く在って、坂を恋人と駆け下って逃げていった路地だそうです。

路地を振り返ります。そんな昔話を尺八の師匠の父が教えてくれました。あれっきり逢っていません。

路地にこんなものがありました。

ここの路地の店舗が廃業しました。記録的な真夏日の、10月の景色です。

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