アオビユ、所かまわず芽を出し、生長し、食材となり、雑草となる。写真は、似たものどうしの赤シソの中に芽を出し、競い、凌駕するアオビユ。
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写真のアオビユは、我が家の菜園に勝手に生える1年草。細君曰く、「なんーの手入れも要らない」野菜。
我が家では、アオビユを7月初旬から毎朝食べていた。この時期、葉物野菜がなく、雑草から食材となる。葉をもいで、油で軽く炒める。
しかし、7月下旬になると、写真のように緑色の小さい花が穂状につき、柔かくて手ごろな大きさの葉は少なく、食材に向かない。また、蔓紫・ツルムラサキやモロヘイヤにとって替わられる。
その結果、再び雑草視され、細君に除去される。除去せず放置すると、写真よりもっと花穂は長くなり、茎の径も5~7cmとなり、草丈は2m以上になる。とにかく、熱帯アメリカ原産の繁殖力旺盛な帰化植物で、除去しても翌年には思わぬ所から芽を出す。
学名:Amaranthus lividus L. ひゆ科 別名:穂長犬びゆ・ホナガイヌビユ。「犬」には役に立たないとの意味が込められている。
参考・引用文献等:当ブログ2011年2011年6月14日版・6月中旬、立ち毛野菜15種
執筆:有馬洋太郎 撮影者:妻 撮影年月日:2011年7月26日 撮影地:埼玉県久喜市