写真1 畜産環境対策事業で設えられた堆肥置き場。近くの電線に30数羽のカラス。
写真2 電線に18羽のカラス。1羽だけ方向を違えてとまる。警戒のため?
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カラスは群れる。人間も利権嗅覚に優れ群がる。利権に絡むと勤しみ群がり、ときにカラスの鳴き声以上の大声で話し、周りへの迷惑とは露聊かも思わない。大声に驚き、カラスはギャーと逃げる。ときに蚊の羽音より小さく話し、もっと公明盛大に話せと蚊がチクリ、一刺し。
それはさておき、群れるカラスに戻そう。農村でカラスが群れる所は堆肥置き場、開放型畜舎など。写真は群馬県太田市の石田川左岸の堆肥置き場と、その周りのカラス。
今、お昼前、堆肥置き場での採餌は済んだのであろう、電線でしばしの休み。
筆者が歩き近づいたので一斉にギャーと逃げる。本格的に逃げるのでなく、様子見の逃げ方。筆者が通り過ぎると再び集まり、群れていた。
「ほとぼりが冷めた頃」の喩えを想起。都合の悪くなった人間、ほとぼりの冷めた頃を見計らい、また蠢き始める。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年7月17日 撮影地:群馬県太田市