

写真1 梢近くの枝で採餌のコゲラ。13:11:42
写真2 巣に飛び下りてきたコゲラ。写真1と同一個体かは不明。13:15:00


写真3 巣穴撮影開始後1回目の顔出し。13:26:38
写真4 3回目の顔出し。13:51:06


写真5 6回目の顔出しで巣を飛び出し、帰巣。帰巣後24秒。14:38:32。14:39頃巣に入る
写真6 入巣後1回目の顔出し。14:44:46

写真7 コゲラが営巣・抱卵する平地林

春から初夏、平地林や梅園、樹木の多い公園などにコゲラ
ギィー、ギィーの鳴き交わし声
カタカタカタ、コトコトコト、樹皮や幹を突く音
この時季、コゲラは営巣・抱卵・子育てに多忙
その一端を見撮
処は私の農村歩きの定路、栃木県下野市の平地林
高木の梢近くの枝から、ふだんと違う甘い声色のギィー、ギィー
つがいで鳴き交わしている(写真1・つがいの1羽13:11:42)
足を止め注視
上半分が折れた丈の低い枯木に飛び下りて来た(写真2・13:15:00)
手を伸ばすと届く高さに複数の穴
おそらく去年、一昨年の巣穴であろう
コゲラ1羽が飛び去る
巣穴のある枯木を注視
風はないのに少し揺れている、なぜ?
巣穴からコゲラが鳴き声なく顔を出す(写真3・13:26:38)
しばしキョロキョロ(1分余)、巣穴に消える
この一連の行為を、その後6回繰り返す
この間、つがいの一方が巣穴に来たのは1回
私を警戒していたのであろうか
顔出しコゲラは6回目に巣穴から飛び出す(14:37)
1分も経ずして戻り(14:38:08)、巣穴に入る(14:39頃)
その後も巣穴からの顔出しを2回行う
2回目(14:52:32)を最後に私は離れる
約100分間の観察と撮影
本日以降、抱卵と子育ての邪魔をしないよう私は立ち寄らなかった
無事に巣立ったであろう
引用・参考文献等:弊ブログ2011年03月20日・同年05月30日・2012年05月22日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:年05月05日 撮影地:栃木県下野市