おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

田島ヶ原のジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) <野の草花70>

2012年06月30日 06時00分20秒 | 植物

写真1 長い筒状の距をもつ花。ムラサキケマンに似る。


写真2 花柄基部の苞(葉)は、切れ込みがなく、丸みをおびる全縁。


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 写真のジロボウエンゴサクは、サクラソウ自生地のさいたま市田島ヶ原に咲く。サクラソウを守る会の人たちが丁寧に手入れし守っている。
 本種は草丈10~20cmの林下や草原に生える多年草。
 和名は、江戸時代、紀州でスミレを太郎坊、本種を次郎坊と呼び、子供たちが両種の花(距)を絡らませ引っ張り合い、どちらが先に切れるかを競い遊んだことによる。「延胡索」は本種の仲間(漢方薬名)の中国名。
 学名:Corydalis decumbens ケシ科
 
 引用・参考文献等:http://www.geocities.jp/
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月07日 撮影地:さいたま市
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